| ２００２年６月 |
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| 断髪式６月３０日 |
今日は山田、相馬別れて講演会を聞きに行った。相馬は不登校についての講演会、山田はアドラー心理学の講演会。
で、ぼくは講演会後に髪を切りに行った。夏向けに思い切って短くした。これがどれくらい短くしたかというと、飼い猫が飼い主だとわからなくて怒るくらい短くした。次に会う人は、怒らないようにしてくださいね。
| 酒気帯び順延６月２９日 |
昨日のことだが、大谷地東小学校の教育実践発表会に参加してきた。「漂流教室」でも取り入れている、ポートフォリオ評価を軸にした授業を行っているという。
授業はなかなか面白かった。そのまま分科会にも参加したが、討議でも興味深い意見が出た。しかし、どうも気になることがある。
コミュニケーション能力、自己評価、他者評価、生きる力。出てくる言葉はどれもこれも心のこと、精神面の話ばかりで、身体がちっともでてこない。
小学生が一番自分の変化を実感するのは、身体の成長だと思う。また、身体の接触から生まれるコミュニケーションだってある。それなのに、それらがすっかり置き去りだ。
それはいかん、こんな案はどうだ、そんな話を書こうと思っていた。ところが、今日は酒を飲んでしまって、酩酊状態でどうしようもない。
ま、またそのうち書きます。お休み。
| A biginning is invisible６月２８日 |
今日は忙しかった。
スタッフを訪問先に送ってから、病院の方とお話、道立精神保健福祉センターに挨拶、リサイクルショップにパンフレットを置いてもらい、会報第２号の作成。その後、NPO法人の評価についての講演会（これは相馬氏に出席してもらう）の打ち上げに参加。さらに、車のバッテリーが上がった友人の所で充電する。
それにしても、人とのつながりは面白い。今日は、国体のレスリングで２位だった人や三重県の人、マンガの評論をしている人なんかと知り合えた。いつの日か役立つだろうなんて損得勘定抜きに、その瞬間、気楽に話すことができる幸せさ。明日も新しい人と僕は出会います。
これを見ている人とも、いつの日かお会いできるといいなぁ。何しろ、もうすぐ２４００ヒットです。たまには、メールを下さいね。
| 広告塔６月２７日 |
道の教育委員会に会報を届けに行ったら、「漂流教室さんに連絡しようと思ってたんです」とのこと。
実は、道教委が８月５日から１８日までの１４日間の予定で、不登校や引きこもりなど悩み多き子どもたちを対象にしたキャンプを計画している。それに先立ち、キャンプを手伝うボランティア養成の講習会を開くことになっている。
この講習会がなかなか魅力的だったので、「大学生など」と書かれているにも関わらず、「参加しちゃダメですか？」とズウズウしく質問しに行ったことがある。「考えときます」と言われて帰ったのだが、どうやら参加ＯＫらしい。いや、それだけじゃないみたいだぞ。
担当の方曰く、「参加者少ないんですよね。特に男性」。わかりました。宣伝しましょう。「で、子どもの参加も」。わかりました。それも宣伝しましょう。「マスコミの取材もそのうち入りますから」。協力・漂流教室と言っといて下さい、お願いします。持ちつ持たれつということで。ひっひっひ。
さすがにそれは叶わなかったが、このキャンプ、１３泊１４日で１万３０００円という破格の参加費。いかだ下りやソロキャンプなど、企画も盛りだくさん。今回はモデル事業だが、今後、本格的に行う計画らしい。
お申し込み・お問い合わせは、北海道教育委員会生涯学習課・北のフロンティアキャンプ係。電話011-231-4111（内線35-522）。サイト紹介しようと思ったら、道庁のページに全然情報上がってないよ。載せた方がいいと思います。トップページにどかんとね。
興味のある方、言って頂ければ資料差し上げます。また、講習会は、現在フリースクールでボランティアとして働いている人の参加も受けつけているそうです。演習なんかもあって面白そうだよ。
| おいしいぞ６月２６日 |
昨日、今日と大快晴である。そんな中、会報を届けに西へ東へ走り回っている。そんな中、「楽しいモグラ倶楽部」という喫茶店にて休憩をとった。
ここは、不登校だった子どもを持つお母さんが開いた喫茶店だ。ケーキが美味しい。とても美味しいので感嘆の声をあげると、原価が価格の七割だと教えてくれた。それはすごい。おいしいはずだよ。
ということで、みなさん、ここがつぶれることのないように行って食べてください。北１９西４です。
| 我を忘れる６月２５日 |
昨日の話。
訪問先の子に付き合って、近くの公園に行く。公園といっても、宿泊施設なんかもある、けっこう立派なところだ。あまり人の手が入っていない森が広がる。
あの倒木にはクワガタがいそうだなー、などと考えていたら止まらなくなってきた。木に登る。沢を辿る。茂みを探る。
ヒヨドリだ、セグロセキレイだ、エゾハルゼミだ。あ。トンボだ。シオカラトンボのように見えるが、どうだろう。サンショウウオの幼生まで見つけてしまった。子どもそっちのけで大興奮。
私は山のそばで、春には春の、夏には夏の、秋には秋の虫や動物を捕まえて育った。ニホンザリガニまでいたのだ。今は絶滅の危機にあるんじゃなかったかな。とにかく、そんな血が騒いだのだ。ああ、ダメだ。止まらない。もう止まらない。夏はここにクワガタを取りに来よう。ノコギリクワガタ取れるかな。
| 最短記録だな６月２４日 |
わはは。「山田の日記、どんどん短くなっていくな」とこないだ心配していたのは、君だったのにな。最短記録更新じゃ。
さて、漂流教室の会報ができました。今後は毎週一回発行していく予定です。もし、読みたいという方がいらっしゃれば、連絡を頂ければ月一回まとめてお送りしたいと思います。お待ちしております。
| 何もしてねえ６月２３日 |
今まで寝てました。また寝ます。
| ついている？ついていない？６月２２日 |
親の会に出席するために、南区民センターへ。駐車場に車を入れて、止める場所を探すがすべて埋まっている。管理人は、満車の表示もださなけりゃ、誘導するワケでもなく詰め所にてのんびりしている。おいおい、と思いながらいっぺん駐車場から出た途端、一台同時に出車したので、喜んで入り口に車を回す。あとは右折で入ればいいだけと思った瞬間、対向車線の車が先に入り場所をとられる。ああああ、もうすぐ親の会も始まるよ、ついてないなぁと思いつつ出車すると、また同時に出る車がある。「やったぁ」思わず声に出してまた車を入り口に回すと、先ほどと同様、対向車線から車が…。
結局、駐車するまで同じ事を３回繰り返しました。最後はハンドルを両手で殴りつけていました。はい。
| アタタタタタタタタタタター６月２１日 |
朝から雨。こういう日にはブラック・サバスの陰鬱な曲がよく似合う、とダークにきめて運転していたのだが、ふと、この曲「北斗の拳」に似てる、と気づいてしまってからは、すっかりアタタタタタタな気持ちになってしまった。
今日は訪問先の子のリクエストで、体育館で汗を流す。ランダムに点滅するランプにタッチして反射神経と敏捷さを測定する機械がある。うわたー。北斗百烈拳。アタタタタ気分のままにトライしたが全然ダメ。後はランニングマシーンでひたすら走る。
午前中にたっぷり運動したおかげで、昼からは眠い眠い。しかし、会報の作成、発送作業で寝るヒマなし。結局１９時過ぎまでかかった。今日は夏至だったらしいけどホントかな。全然、実感ないのだが。
| 新聞記事から一ヶ月６月２０日 |
子どもと関わることは、すべて教育となるらしい。
「子どもがサッカー選手からもらったサイン」「頭の刈り方」「慣用句の使い方」などなど。毎日毎日出てくる「教育関係」の記事。
何かが起こったときにどう行動すればいいかわかってないから、何も起こらないように少しでも危険性のあることは子どもから切り離し、どう行動するか自分がわかるようにしたいから、少しでも共通点を探そうとする。大人達は、どうしても自分が安心したいらしい。一体、誰を教え育てているんだろうか。
さて、本日で新聞記事になってから一ヶ月。また一ヶ月、何が起こるか、楽しみだ。最近疲れていたが、少し前向きになれたぞ。よし。
| ボブ・ディランか６月１９日 |
「漂流教室」では、週１回、メンタルフレンドの勉強会を開いている。最初の頃は手探り状態だったが、最近、やっと軌道に乗り出した。
私は話を聞くより自分が話しているほうが好きだし、真面目に会話するよりまぜっかえすほうが好きだし、面倒な話や長い話は苦手もいいところだ。メンタルフレンドに向かないこと甚だしいのだが、ひとつだけ、これは他の人より勝っているのでは、というものがある。
私は、相談された悩みを、答を出さないまま抱えていられる。問題を忘れたり、転嫁したりするわけじゃない。ああでもない、こうでもないと考えつづけていられる、それで普通に暮らしていけるということだ。河合隼雄言うところの「ともに悩む」状態を保っていられるのだ。
こうしたほうがいい。こうしてはいけない。あなたの好きなようにすればいい。それはどれも答を差し出した状態だ。メンタルフレンドは答を見つけてやる仕事ではない。答を一緒に探す仕事だ。
もちろん、見つからないことだってある。友よ、答は風に吹かれている。こともある。それでも、そのまま悩みを抱えていられる。これだな。これは自信ある。
勉強会の後、わらび座（↓）の人とお話。札幌公演があるそうです。
| 名詞による６月１８日 |
布団。もみじ。ラジオ。市民活動促進センター。伊東さん。うどん。ドラえもん。うどん。月謝。遊戯王。日本。ワールドカップ。相馬氏。会議。くさかるさん。新保さん。孫さん。森田さん。牛丼大盛り。韓国。
| 犬は吠えず車は進む６月１７日 |
以前から感じていたのだが、野良犬が本当にいなくなった。私が子どもの頃は、ダンボールに入れられた捨て犬が普通にいたり、野良犬に追っかけられたりした。学校に犬が入ってくることもよくあったな。給食のパンをこっそりあげたりしたものだ。
おまけに散歩に連れられている犬を見ると、どれもこれも血統書つきで、私の家で飼っているような、混じり気なしの雑種なんてどこを見てもいない。
カウンセリング能力がどの先生にも求められたり、「個性」だの「人間関係」だのがやたらに教育で重視されるのは、野良犬が減ったり血統書つきの犬ばかりなことと根は同じなのだと思うのだが、犬に喩えると怒り出す人も多いので、これ以上は言わない。（落語「もと犬」の枕みたいだね）
猫はまだいい。車を走らせていると、見かけるのは雑種ばかりだ。その代わり、轢かれていることも多いけれど。
| 夢十夜６月１６日 |
こんな夢を見た。
自分は外車を盗み、誰かを轢き殺した。理由はわからぬが、一時の腹立ちでやってしまった。逃げなくていけない。しかし、車で逃げれば早晩検問で捕まるし、置いていっても指紋が残っているだろうから捕まる。どうすればいいのか、曇り空の下、車内で途方に暮れていた。
目覚めてから布団の中で、夢での心持ちを反芻した。起きている時にたまに感じる今後への漠然とした不安が、それに似ているなと気づいた。
| 逆を行け６月１５日 |
本屋でカウンセリングの本を買った。
しかし、カウンセリングは本当に流行りのようで、特に学校の先生向けの本が随分出ている。必要とされてるのだな、とは思うけれど、あんまり先生にはそういうことをして欲しくない気がする。
学校の先生にカウンセリングの能力が必要になった、というわけではなく、カウンセリングの代わりをしていた人間関係が減ってきているというのが真相だと思う。それなら、新たにそういう人を見つければいいので、教師がその機能を担う必要は無い。もちろん、話を聞くのが上手い先生というのはいる。それはそれとして、そうじゃない人もいて普通だと思うのだ。
先生でも親でも、そうやって、みんながみんな子どもの気持ちをわかってやれるような人になるのって気持ち悪くないだろうか。世の中とんでもない人も普通にいて、ああとんでもないやつがいるな、気をつけよう、でひとつ学習する。それでいいと思うのだけど。
世の中の流れが「子どもの気持ちを尊重」に偏るなら、その逆に進もうかと思う。なにより大事なのは「雑多」ということだと思うから。機能が減るのは、例えそれがマイナスのイメージを持つ機能でも、良くないことに思う。もっとも、今現在まかり通っているのは、「子どもの（子どもに限った話じゃない、実は）気持ちを尊重するようなふりで上手く誘導しよう」というものだから、当分その心配はなさそうだ。
| 何事もほどほどに６月１４日 |
ワールドカップ、北海道神宮祭、よさこいと街は騒がしく浮かれた日々が続いている。まだ初夏だというのに、こんなに熱くなって、夏本番は腑抜けたような心の人が増えるに違いない。みなさんも「祭りの後」の虚脱感、経験がありますよね。あれが、全道的に蔓延すると考えてみてください。ただでさえ、不況のさなかで人心が疲弊しているのに、空しさが追い打ちをかける。
などと、日本−チュニジア戦の途中でうたた寝しつつ考えてみました。
| 日本を印度に６月１３日 |
鼻はよくないんじゃないかなあ。どうも変な病気を想像しちゃうぞ。
毎日車であちらこちらと飛びまわっていると、美味しそうなお店を見かけることも多い。
特に私は、毎朝、朝食にカレーを５杯平らげることなど朝飯前のカレー好きである。今日もカレーを食べた。「♪君も猫もみんな みんな好きだよカレーライスが」。遠藤賢二の名曲「カレーライス」を口ずさみながら車を走らせる。そのうち、このサイトにカレーミシュランのページを作ろうか。そっちが本業になったりして。
ただ、とにかくカレーは高い。食事に占めるカレーの割合が上がるに連れ、エンゲル係数もぐいぐい上がっていく。そこが難点だ。早くカレーをたらふく食える身になりたい。辛い（カライ）です、サンタマリア。
また１件、説明訪問が入った。数は減ったが、それでも問い合わせの電話の絶えることはない。喜んでいいのかどうか、複雑なままでいる。毎週行っている訪問事例の検討会も、だんだん中身が濃くなってきた。勉強会参加者も増えそうだ。とにかく、相談を受けたところには力になれるようにと研鑽の日々を送る。カレーを食べながら。
| ごめんネコ６月１２日 |
体が資本の漂流教室。今までの所、僕には特に不調な点は出ていなかったが、今日、とうとう不安な点が出てきた。鼻の穴の回りがただれたようになり、血がにじんだようになり、皮が剥けてきたのだ。一体どうしたことだろう。何か悪い病気の前触れだろうか。不安がよぎる。
一生懸命、自らを安心させようとして考えた。きっと、これは僕が寝ている間にネコがざらざらの舌で鼻の回りをなめ回したに違いない。きっとそうだ。誰がなんと言おうと、ネコがわめこうと、そうに決定。
ということを打っていたら、ネコが手にかみついてきました。いててて。
| 手抜きじゃありません６月１１日 |
なるほど。私も無言の行で言語に頼らないコミュニケーションを図ってみよう。
伝わったか。
伝わらなかった人のために要約すると、今日は原稿書きに没頭していて、部分日食を見ることができなかった、ということを訴えたわけです。
| 言葉と車６月１０日 |
本日より新たな一週間。今日もスタッフ志望の方と面談をした。その方は、幼児教育を勉強している。
幼児には言葉が通じない。当然、コミュニケーションは言葉を使わない。なのに、周囲はいらだつことも無く、むしろ微笑みつつ過ごしている。
ところが、子どもが成長して言葉を使えるようになると、途端に周囲はこの能力を失っていく。「なにがあったの？」「どうして学校に行かないの？」「がんばって行ってごらん」等々。これに子どもが答えられないといらだち、悲しみ、嘆く。「ああ、どうしてこうなったのだろう」と。
言葉は便利なだけにホントに恐ろしい。車と同じで、あれば使ってしまい、他の手段が煩わしくなってしまう。言葉もずいぶん似たところがある。
僕も言葉に頼っていることが多い。たまには無言の行でもして、言葉に頼らないコミュニケーション能力を鍛えてみよう。
| お待ち申し上げ候６月９日 |
ついさっき、サッカーワールドカップ、日本ｖｓロシアの試合が終わった。１−０で日本の勝ち。私はロシアを応援してたので、ちょっとがっかりだ。だって、暑い中頑張ってたじゃないか。暑さに弱い同士、妙な連帯を感じる。残念だったな、タワリーシチ。
子どもの数も増えてきたので、スタッフの増員を考えた。以前から、ボランティアスタッフ募集のチラシを大学などに張り出していた。７日付の北海道新聞夕刊にも告知が載った。お蔭で何件か問い合わせがきた。そのうちの３人と会って活動の説明をする。ついこの間までは、他のフリースクールの人達に「大変だよ」と脅かされていたのが、気がつけばこっちが脅かす側になっている。世の中、移り変わって行くものだ。そんな感慨は置いといて、来てくれるかしら。失敗したかもしれない。
来てね。
| また日付をまたいでしまった６月８日 |
本日はスタッフ希望の人とたくさん連絡を取った日だった。みなさん、ありがとう。これでまたよりよいサービスができるようになればと思う。
ところで、新聞記事へのリンクは切れました。ごめんなさい。HPの更新よろしく>相馬氏
| 頭はクラクラ目はグルグル６月７日 |
私はひどく暑さに弱い。おまけに軽い日光アレルギーだ。あんまり太陽の光にあたると、皮膚が真っ赤に腫れる。夏でも長袖シャツを手放せない。そんなわけだから、ここ数日の天気はちょっと辛い。それでも、訪問先の子ども達を連れて、北大祭に行ってきた。
お祭りは楽しい。しかし、日光は辛い。頭が痛い。子ども達も一緒でさらに楽しい。しかし、暑さがキツイ。目が回る。子ども達の楽しんでるようすがまた嬉しい。楽しいｖｓ辛いは、３対２で楽しいが勝った。もっとも、家に帰ったとたんダウンしたが。
で、ついさっき、やっと回復した。テレビをつけると、イングランドが１-０でアルゼンチンを降したもよう。よし、これからススキノでフーリガンの暴れるようすを見てくるか。夜は涼しく、とても元気。
| 暑かったですね６月６日 |
今日は短めに。
国道１２号を走っていて見つけた表示。
「豊幌はみんぐ町」
ん、んん、ん、んん、んん、んん、んんん、んんん、んん（太陽と戦慄PART II）
楽しさからはかけ離れた曲を「はみんぐ」。
| 日韓友好６月５日 |
午前中は札幌市役所で久し振りの営業活動。その後、自由が丘学園で「フリースクール等ネットワーク」の冊子を製本。夕方からは週１回の勉強会。合間をぬって訪問報告書作成。訪問のない日はない日で忙しい。昨日に引き続き空はピーカン。日光の苦手な私にはちょっと厳しい。
ところで、世間では明けても暮れてもサッカーワールドカップ。予選開催地札幌にいながら、ワールドカップの思い出が、街中に溢れた警官ばかりじゃ面白くない（それにしたって多すぎる。ジェラルミンの盾を持った警官もいたが、朝の１０時から地下街で暴れるサッカーファンがいるものか）。
てなわけで、韓国料理を食べに行った。マッコリ飲んでビビンバ食って、キムチも頼もう。
「店主、キムチをくれ」
「キムチ、大根か白菜か」
「白菜だ」
「おー、両方あげるよ」
まさに「逆ブレードランナー」。もちろん、「勘弁してくださいよー」などと言うわけもなく、謹んで２つともいただきました。韓国料理は美味しいね。チャルモゴスムニダ。
| ねここねこ６月４日 |
本日はネコをつれて訪問先へ行った。
ネコという生き物は車が苦手なもので、うちのネコもご多分にもれず「ニャー」ではなく「ワー」という声を上げながら車内をぐるぐると動き回っていた。どうやら回りの車におびえているらしかった。
帰り道では行きほどおびえなくなった。後部座席後ろの棚にライオン座りをしていた。すると、後続の車を運転している方がネコを発見したらしく、かなりの至近距離で僕の車の後ろにぴったりと付いてきた。こちらが車線を変更するとそれに合わせて来る。よほどネコが好きらしく、パックミラーで見ると、聞こえるわけもないのに車内からネコに話しかけているようだ。まったく、僕も含めてネコ好きには、ネコを見かけると理性が飛ぶ人が多い。当の本ネコはそんな人を見て「あんたも好きね」といわんばかりの大あくびして寝ていることの方が多いのにね。
| 汚れつちまつた６月３日 |
今朝、私、目を覚ましますと、朝ご飯もそこそこに車に飛び乗りました。１３００ｃｃエンジンを吹かしながら、さあ、今日のご機嫌なナンバーは何にしようかなと、車内を掻き回しておりますと、見なれないＭＤが一枚置いてありました。
おやおや一体何が入っているのかと、早速外付けのカシオＭＤプレーヤーにセットしたところ、カーステレオから大音量で流れてきたのは、鳥肌実ファーストアルバム、「鳥肌黙示録」でございました。
「今朝、私、目を覚ましますと、枕元に夏みかんが３つ置いてありました」。
これはいけない。こんなものを聴いていては、子どもたちに会う前に汚れてしまう。慌てた私は、傍らにあったＭＤを引っ掴み、鼻息も荒く中身を代えたのですが、それは、
・・・岡村靖幸でございました。
これじゃおんなじだよ！
汚れつちまつた悲しみに今日は雷雨が降りそそいだ。
| 新型６月２日 |
長年愛用してきた僕の携帯、受信がうまくいかなくなってきた。何回かに一回はかかるようなのだが、どうも調子が悪い。完全に壊れると機種変更もできないので、早めに変えることにした。
今まで使っていたのはi-modeの初代機種で、モノクロ２階調・着信音は単音・変換は「会」という字にたどり着くまでに「貝・回・甲斐・怪・下位…」と何かのストーリーが浮かぶような字を出してくれるのだった（どんなストーリーかは各自ご想像ください）。
今回、503iSにしたところ、画面はカラーだし、着信音は和音だし、変換は頭イイし、折り畳めるし、アンテナはないし、愛猫を壁紙にできるしと楽しさ一杯だ。
ところが、唯一、困ったことがある。前の携帯に登録していた電話番号とメールアドレスが移行できなかったのだ。こんなこともあるだろうと、前の携帯に入っていたものはメモしておいたのだが、１００件近くをぷちぷちと入力するのは正直ホネだった。
入力していると「この人に電話したのはいつだったかな」とか「あ、この人とはコンビニでばったり会って電話番号おしえてもらったんだっけ」とか、色々な思い出が出てくる。しかし、現によくかける人は１０人くらいだ。いつかけることになるか、かかってくるかわからないが、「備えあれば憂いなし」と某国の首相のようなことを言いつつ携帯をいじる日曜の午後だった。
| 早いもので６月１日 |
もう６月。なんだかんだと忙しいが、まだまだ試行錯誤の日々。漂流中なことには変わらない。漂流の資本は３つ。身体、自動車、携帯電話。昨日は私が身体を壊したが、今日は山田のケータイが壊れた。ということは、明日は車か？ それは勘弁して欲しい。
ところで、今はゲームボーイなぞをしている。「ドラゴンクエストモンスターズ」。訪問先の子どもが貸してくれた。山田は「遊戯王」を勧められて研鑽中。これからもこういうことはよくあるだろう。ゲーム一式、なんとか経費で落とせないかな。遊んでるんじゃないぞ。これも仕事。
ワールドカップのラジオ放送を聞くともなしに聞いていたら、アイルランドに「キルバーン」という選手がいるらしい。知らず知らず「キルバーン。モンスターにいたかな」などと考えてしまっている。あれ？ はまってるのか？ 明日は休みだ。丸一日ゲーム三昧だな。
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