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セミ本番7月31日 |
自動車免許の更新に行ってきた。
手稲の運転免許試験場の前に事故で壊れた車が置いてある。事故の恐ろしさを伝えるための展示だが、ずっと前から同じ車だ。風雪に耐え幾星霜。事故よりも雨風雪で壊れた部分が多いような気がする。
運転免許試験場は緑に囲まれているから勿論として、市民活動促進センターでもセミが鳴いていた。ミンミンゼミ。こんなところでも、と思ったが、隣に植物園があるからかな。
中教審の答申。「ゆとり教育」による教科書の中身削減に、「学力が低下する」と学力だけは充分そうな人たちから非難があがった。あっという間に方向転換。教育指導要領にない分野も教科書に載せていいという。
文部科学省ったってこんな程度。行き当たりばったりの行動を「改革」と呼んで騒いでいるだけだ。セミがうるさいのは今だけだが、改革好きの人たちはいつまでたっても黙りやしない。7年とはいわないから、ちょっとは我慢して見てなよ、まったく。
夏の思い出7月30日 |
夏の思い出が書いてあるので、便乗する。
夏の虫採りは、ぼくもよくやった。近所の防風林に行って、朽ち木を壊してクワガタ採りが一番面白かった。木が半分スポンジ状になっているのを、釘抜きでほじくり返して中に潜んでいる虫を探し出す。雄を見つけたときはうれしかった。
虫採り以上に楽しかったのは、木登りだ。近所の原っぱの木に登ってみんなで話しをするのは楽しかった。一番高い所で座りやすい木の枝で涼むのは最高だった。
夏が来れば思いだす7月29日 |
ところで、みなさん、「私立探偵濱マイク」は観てますか。
という前振りは一切無視して、今日も暑かった。セミとキリギリスが待ちかねたように大声で鳴いていた。それにしても、あのアブラゼミというのは芸のないセミだね。ずーっと単調に「ジ〜〜〜〜〜〜〜」と鳴いてるだけ。
キリギリス捕るのうまかったんですよ。今でもたいていの人には負けない自信がある。でも、太陽に負けるからな。すぐ。秒殺。
夏といえば夏休み。夏休みといえば宿題。訪問先で宿題帳を見ていたら、自分が漢字が苦手だったことを思いだした。中学生くらいまで。まともに漢字が書けるようになったのは、高校に入って、かっこつけて小難しい文章を書くようになってからだ。なんだか、やたらに漢字を使っていたはず。「はず」も「筈」と書いてたな。「やたら」は「矢鱈」。
このエピソードから言おうと思えばいろいろ言えるが、まあそれは止めておこう。とりあえず、今日は小学5年生の漢字を書けたので良かった。
私事ながら7月28日 |
今日ではなく土曜日なのだが、妹が結婚した。
結婚式のパンフレットに寄せた父親の気持ちが面白かった。なんでも、心底かわいいと思えたのは3歳までだったそうだ。それから後は、かわいげのない子だと思っていたという。よくこんなことをさらっと書いたものだとびっくりした。結婚式といえば、どれだけ愛情を注いだかのエピソードなんかでじーんとさせる文章を狙うのが定石かと思うが、このあたりのヒネクれ度合いがぼくにも遺伝している気がした。
一夜明けて今日は久しぶりに「暑いなぁ」とため息が出てしまう天気。相馬氏が弱っていなければよいが。
今日はおやすみ7月27日 |
朝と昼を兼ね、冷凍していたカレーを食べる。
夜はカレーを作って食べる。
アメリカで56歳の男性が、50年近くファーストフードを食べ続けたせいで肥満&病気になった、とマクドナルドやケンタッキーなど4社を訴えたらしい。
まあ、私がカレーの食べ過ぎで病気になっても、誰を訴えるということもない。こういうのを自業自得というわけだから。
無駄に技術を使った7月26日 |
今日は千葉県から友人が訪ねてきた。
以前の日記にも、インターネット経由で友人達と麻雀を楽しんだことを書いたが、その内の一人だ。今日はうちのパソコンからまたみんなと会話を楽しんだ。今回は、デジカメを使って映像を流しながら楽しんだ。ぼくがタバスコ入りカレーふりかけごはんを食べているところや、ネコと格闘しているところなどを送信した。まさか、こんな映像が流されているとは、ソフトを作った人も予想しなかっただろうなあ。
生きにくい7月25日 |
非常にやりきれない。
各紙朝刊1面を飾る記事。自殺者が4年連続で3万人を超えた。動機の内訳−健康問題15131人、経済・生活問題6845人、家庭問題2668人、勤務問題1756人、男女問題743人、学校問題227人。
健康問題とはアレだろう。老人、障害者、病人の自殺。いわゆる社会的弱者の自殺、ということだ。
ところが、新聞では2番目の動機である経済生活問題での自殺を主に取り上げている。長引く不況にひっかけたいのだろう。青少年の自殺も大きく扱われやすい。だが、老人の自殺が多い社会という事実は、あまり論じられることがない。
それはそのまま、老人や障害者がないがしろにされているという事実を示す。メディアが既に無視を決めこんでいるのだ。報道されないことは大したことではない、と見られる。そして、ますます老人や障害者は無視される。
世の中はないものから成る、とは山本夏彦の言葉だったか。報道されない健康問題での自殺に隠されているものがある。不況や経済の問題ではない。この国は、基本的に、弱い立場の人は生きにくい国である、ということなのだ。仮に経済再生がなったとしても、それでは老人の自殺は止まないだろう。無視されているから死ぬのだ。社会からイラナイとはじかれているから自殺するのだ。
つくづくやりきれない。
初心忘るるべからず7月24日 |
と、ビール日和のことを昨日は書いているのだが、今日も曇り時々雨の一日。まったく、どうなっているんでしょうね。このままなら、冷夏になるかも。
さて、今日の勉強会は札幌医大で行われている児童心理の研究会に参加。スクールカウンセラーの方の発表を聞いた。ぼくが話しの中で大いにうなずいたのは、「保護者に対する個別カウンセリングは、間接的に子どもの問題を治療することになるという自覚をもつべきである」という一節。親の会に出席してよく聞く「親が変わると子どもも変わった」という言葉を裏付けるような文句だった。
漂流教室は、「開設の辞」にもあるように、親御さん達、先生達と一緒に子どもが変わるまで待つくらいしかできないのだなぁ、それでもみなさんが苦しい思いをするのが少しでも楽になればいいなぁ、と再度実感したのでした。
ビヤガーデン7月23日 |
昨日から大通ビヤガーデンが始まった。どうも天気に恵まれてないが、そのうちビール日和だってくるだろう。さて、今のうちにどこに行こうか考えておこうっと。
てなわけで、あれこれ調べて場所を決めた。大通1丁目。テレビ塔下。小樽ビールが出店している。
この10月、札幌でDPI(障害者インターナショナル)の世界大会がある。それにしては、札幌市で障害者用になにか対策をした、という話を聞かない。なるほど、さすが180万都市札幌。ばっちり全市でバリアフリー。いまさら慌てて、エレベーターだの低床バスだの用意する必要なんかないってことなんだね。さすが。余裕だ。
というような状況じゃないことは、ちょっと街を歩けばわかる。で、大通1丁目の小樽ビール。売上をDPIのために使うらしい。ビールを飲んで、ついでにいいことをした気持ちになろうという姑息な考えで、そこに行くことに決めました。いつにしようかな。
豊かな食生活7月22日 |
ん?予定は話したけど、夢は話してないぞ。
さて、今日は久しぶりにご飯を作った。献立は以下の通り。
麦飯・みそ汁(シメジ・もやし・豆腐)・キュウリともやしの酢の物・キャベツのおかかマヨネーズ和え・アサリと豆腐の汁物・鶏肉とピーマンの中華風炒め物
うまい。自分で自分をほめてあげたい。
今日もどこかで7月21日 |
トポスの例会に参加。その後、スタッフ志望の方との面談。私はトポスの2次会に参加して、山田が面談に行けばいいと思ったのだが、「2人で会うほうが絶対いいと思うんだよ〜」と、例会の席上で世にも哀れな声で嘆かれては、さすがに行かないわけにはいかない。
待ち合わせはファミレス。会う前にトイレで用を足し、ついでに汗をかいた顔を洗うと、拭いたタオルに青い斑点がポツポツと。
赤ならどこからか血が出たのだろう、と思う。だが青。青い液体がどこから出るか。赤い血は流れていない身体なのか。デビルマンなのか。誰も知らない知られちゃいけない、なのか。
スタッフ志望の方は、現在、心理療法士の勉強をしているという。ぜひともスタッフになっていただきたい人材だが、どこからかにじみ出た青い液体に、話もすっかりうわのそら。俺は誰だ誰だ誰だ。俺はデビルデビルマーンデビールマーン。そんなことで頭がいっぱい。すみません。
それにしても、訊かれてもいないのに突然夢を語るのはどうかと思うな、山田くん。デビルビーム出すぞ。
偶然の7月20日 |
車に妹を乗せて走っていた。赤信号で隣の車を見たら、なんと以前に面談したスタッフ志望の人だった。しかも、この人とは、相馬氏とたまたま入ったレストランでも出会ったこともある。つまり、この180万人がひしめく札幌の中で偶然に二回も出会っているのだ。やはり、これは運命だ。
ということで、スタッフ志望の人でまだ書類を送ってきていない人、届くのをお待ちしています。
挑戦7月19日 |
東京都立大学が、2004年度から、大学入学資格のない人でも入学できる制度を導入するそうだ。資格は18歳以上。事前登録が必要で、大学側の指定した授業を5ヶ月間受講した後、そのときの成績や面接で入学の合否を決めるという。
導入されるのは法学部、理学部化学科、生物学科。各学科で10名程度に入学を認める。
その試みはいい。だが、制度の名前が気に入らない。「チャレンジ入試」。入試はどれもチャレンジだ。ま、せいぜい頑張ってよ君たち。普通の子より遅れてるんだからさ。やるだけやってみたら。どうせ無駄だと思うけど。そんな感じが見え隠れする。
というのは、やっぱり私がひねくれているからだろうか。うーん。でもなー。と考えて、やっとわかった。この「チャレンジ」は大学側の英断に対してに違いない。頑張ったんだ大学も。そういう意味だろう。そうだ、そう決めた。
今日は夜も蒸し蒸ししている。明日は雨かな。明日は海の日、土用の丑の日。
麺7月18日 |
最近、外食ばかりだ。それもラーメンに偏っている。以前、三重県に住んでいたときは、「ラーメン不毛の地」だったのでその反動が一年以上続いているのだ。
「継続は力なり」というのが僕の出身高校の校訓だったが、こんなところで実践しているとは。しかも、なんの力になっているのかはわからない。しかし、こうなったら、覚悟を決めて食べ続けたい。麺の総延長が三重県に届くまで。
次回、どれくらい食べればいいのか、常連のラーメン屋に聞いておきます。
ひねもすひねくれ7月17日 |
私はひねくれているので、みんなが気に入って使っているのに、ひとり気に入らないでいる言葉がたくさんある。
例えば、昨今耳にやかましい「生きる力」。もう、これを見ただけ聞いただけで、すっかり相手を信用したくなくなる。会報にもちょこっと書いたが、どんなサバイバルな世界に子どもを連れて行こうというのか。どうも、あとは知らないかんね、君たち勝手に生きていきなさい、と大人が子どもを放り出してしまったような感じを受ける。
子どもの「生きる力」を育てるより先に、子どもの「生きる環境」を整えろよ、と思う。だいたい、「生きる力」に「学ぶ力」、「考える力」に「問題を見つける力」って、なんだそりゃ。チカラ、チカラって脳みそで重量挙げでもしようってのか。
それから「共育」もしくは「協育」。「共に育つ」「協力して育てる」。言いたいことはわかる。でも、言葉遊びじゃん、そんなの。じゃあ、俺だって作っちゃうぞ。
強く育てる−強育
競って育てる−競育
脅して育てる−脅育
叫んで育てる−叫育
狂って育てる−狂育
成長とは驚き−驚育
子育ては自分を映す鏡−鏡育
郷に入っては郷に従って育てる−郷育
繰り返すが、言ってることはわからないじゃないのだ。でも、こういった言葉遊びって、その単語を使うだけで、なにかいいこと、立派なことを言ったような錯覚を起こしがちになる。それがイヤ。ダジャレや言葉遊びで使うなら、まだいいけれど。こんなの、「夜露死苦」とたいして変わりやしないんだから。センスがさ。
本日、「うぉんつ」の取材を受けた。私としても一生懸命質問に答えたのだが、このようにどうにも根がひねくれもので、とても記事にしづらい結果になってしまった。記者さん、ごめんなさい。
名伯楽に会う7月16日 |
とうとう皮膚科へ行って参りました。しかし、お医者さんは鼻を見ると病気の説明は一切なしに、「これこれの薬を出します」「なになにの薬を出します」と言うのみ。
鼻の皮が剥けるのは大したことではなく、簡単になおるようなもので、お医者が名医だから一目見ただけでそれがわかったのだ、と自分に暗示をかけることにした。いやあ、すばらしいお医者に当たってよかったよかった。
もう夏7月15日 |
いや、蒸しますね。
こう蒸すと、やっぱりビールが呑みたくなる。つめたく冷えたのをグビっと。呑みたくなる、なんて書いてるが、実はもう呑んでます。1缶だけね。1缶。
いつの間にか7月も半ば。大通のビヤガーデンが開くのももうすぐだ。早い。忙しい日の中に体調の良し悪しも誤魔化しているが、そろそろ何か出てきそう。暑いし。台風だし。
ご自愛を。
晴れのち雨7月14日 |
スタッフ志望の人を送るので車を走らせたが、昨日とはうってかわって大雨。
だのに、車はずいぶんと出ていて、渋滞になっていた。
晴耕雨読という言葉はどこへ行ったのか、と疑問が頭をよぎった日曜日でした。
貯蓄と消費7月13日 |
今日は暑かった。「アヂアヂ」と言いながら、親の会「ナナカマドの会」に参加。
暑さのせいもあるだろう。この間、体重計に乗ったらまた1kg減っていた。
と書くと、まるでずいぶん細くなったようだが、これまでが少しウエィトオーバーだっただけ。そうですね。大体3年前と同じくらいの体重になりました。痩せた、とも言えるが、元に戻っただけ、とも言える。
3年前というと、前の職に就いたのがその頃だ。この4月までいた職場である。見方によっては、前職で蓄えた脂肪を今の職1ヵ月で使いきった、とも言える。これが脂肪だからいいが、貯金だったならどうか。前職で蓄えた貯金を今の職1ヵ月で使いきった。目も当てられない事態である。
貯金なんてしてなくて良かった、とつくづく思いました。
お誘い7月12日 |
以前にも書いたが、鼻のまわりの皮がべろべろと剥ける状況がひどくなっている。
ひりひりするようになってきた。手をやると、皮膚からじくじくと汁がにじんでくる。近い内に病院へ行こう。
さて、先日行われたボランティアスタッフ研修会の模様は会報に出ているのだが、ぼくは終了後参加者の一人とお茶をしながらながながと語り合った。この方、大変面白い方で、「今度、飲みましょう」と話しがまとまった。
そこで思ったのだが、相馬氏も入れて三人というのではさみしい。ぼくらと飲みたいという方、他にいらっしゃいませんか?希望の方は、メールください。夏になってきたので、大通りのビアガーデンなんかいいかも。
内緒7月11日 |
「北のフロンティアキャンプ」スタッフ養成講習会に参加。
説明「子どもの生きる力をはぐくむプログラムのあり方」
講話「子ども長期滞在村の事件簿」
講義「不登校と子どもの心」
演習「コミュニケーショントレーニングの実際」
と、10時から17時近くまで密な時間を過ごしたのだが、それぞれどんなことをしたのかは内緒。会報に書こう。
講習会から帰って来たときまでは、書く気マンマンだったのだ。それなのに、ここが開かない。アクセスできない。その間に心変わりしました。じゃ。
だれか教えて7月10日 |
勉強会の日である。本日は、メンタルフレンドのロールプレイをしてみた。録音をして聞き返すのだが、いつも会議や勉強会に使っている市民活動促進センターは、いろいろな人が来ていて声が響いている。どうにも話している声が聞き取りづらい。テープに録音して聞き返すのだが、そこにも周囲の声がばんばん入ってくる。
どこか、いい会議室を知っている人はいませんか?
15×2の夜7月9日 |
札幌の北の端にあいの里という地区がある。教育大と新興住宅地の町だ。
もうそんなことはしないが、以前は、なにかムシャクシャしたりイラついたりしたときは、よく車で街をすっ飛ばした。盗んだバイクで走り出す、ようなことはしなかったが、あてもなく闇雲に走りまわった。そんなとき、知らず知らずあいの里に出てしまうことがよくあった。どうやってたどり着いたのか、そこからどうやって帰ったのかいつもわからない。
そのあいの里に知り合いのやっている店がある。今日、訪問の帰りにブラリと寄ってみた。
そうしたら、帰り道でやっぱり迷った。さっき帰ってきたが、相変わらず、どこをどう走ってきたのかさっぱりわからない。行く先もわからぬまま、暗い夜のとばりの中を駆け抜けてきたわけだが、別に自由になれた気はしなかった15×2の夜。
難しい文だなぁ。7月8日 |
先週半ばから、問い合わせが少し増えてきた。で、理由を想像してみた。
1)修学旅行・中体連などの学校行事が終わり、「行事には出たのに、なぜ学校には出ないのか」という思い
2)一学期の終わりが近づいてきて、「この後どうなるのか不安だ」という思い
の二つがあるのではないだろうか。
1)については、「行事=授業、では無い」ということにつきると思う。学校では学習の一つとして行事を行うことになっているだろうが、本人たちにとってはあくまで行事でしかない。登校→授業→下校というサイクルを外れる出来事は、その逸脱故に学習ではなくなる。学習とは反復による記憶・行動の強化という性質を通常持つからだ。たとえば、毎週修学旅行をすれば、それは学習になるだろう。そうなれば「修学旅行不参加児」ができるのではないか。サイクルの一つとなっている部活動で、サボる子どもがいることも同じだ。しかし、学習と教育は違う。育ちは、一回の出来事でもあり得る。そして、学習は教育に包含される。行事に参加したことで思い出作り・発見・感動を味わうことは教育ではあるが、学習のもつ反復性は無い。それでも、教育であるのだから、それを喜ぶだけでよいのではないか。
2)については、親や学校に不安があるのを素直に受け止めたい。その上で、子どもは「ぼく/わたしはこのあとどうなっちゃうんだろ」といつも不安な想像をしているのではないかと考えたい。三者に不安があるのをわかっていながら、漂流教室は子どもの思いを一番に尊重する。すみません。だから、子どもが「ぼく/わたしは大丈夫だよ」と言う場合は、子どもと会うことにはならない。その場合は次に不安な人と会っていくことになる。つまり、親や先生とだ。相馬氏が「先生の悩みを聞きたい」と言っているのはそういうことだろう(違ったら、訂正しておいてね)。
電池切れ7月7日 |
夕方、出かけようと思ったら車が動かない。
どうやら、バッテリーが上がったらしい。朝方、土砂降りの中運転するのにライトを点けて、そのまま消し忘れたのだ。急遽、山田を呼んで、充電してもらう。
幸いエンジンはかかるようになったが、随分とかぼそい音だ。前は振動がビリビリ身体に伝わったのに、今は動いているのかどうか耳を澄まさないとわからない。うーん、知らない間に流行りの低騒音自動車になったんだね、ってそんな冗談言ってる場合じゃないよ。
とりあえず、なんとか動いている感じだが、このまま回復してくれるか。それとも、万全を期して取り替えた方がいいか。明日の朝は動くだろうか。なんだか時限爆弾を抱えているようで少し楽しい。
飛んで飛んで飛んで…7月6日 |
ようやくお湿りが来ました。ほんと、ホッとしてます。
この雨、台風によるものだそうです。北海道にいると、台風の脅威にさらされることはほとんどないのですが、僕は三重県にいたときの台風を思いだしてしまいます。
3年前でしたか、東海地方を襲った巨大な台風が僕の台風初体験でした。その時は名古屋や三重県に大停電が起こり、国宝の三重塔を破壊されたりしました。強風が路上のものや看板をぴゅんびゅん飛ばしていました。僕はマンションの部屋から外の様子を見ていたのですが、5階立ての近所のマンションより上を青いゴミ箱が右から左へぴゅーと飛んでいく様には、正直びっくりしました。「今、外に出てジャンプすれば、僕も飛んでいけるのではないか?」とちょっとウキウキしたりもしたのですが、実行するだけの勇気はありませんでした。
もし北海道に台風が来たら、今度は飛行を試してみたいと思っています。カモン台風!
痩身法7月5日 |
いや、実際昨日は参った。
ハッと気づいたときにはもう遅い。頭はガンガン、目はクラクラ(なんか、こんなこと前にも書いた気がするな)。動悸激しく、呼吸も苦しい。あげくに吐いて、さすがに会議を早く切り上げてもらった。家に着くやいなや、氷枕抱えて倒れこんだ。
それにしても、いつのまにか暑さにやられている。車の運転をしている間は気が張っているからだろうか。この間、体重計に乗ったら、この1ヶ月で4kg落ちている。「漂流教室」に子どもが来なかったら先生の愚痴を聞くところにしようと思っていたが、ダイエットの本を書くほうがいいかもしれない。
体力消耗7月4日 |
暑かった。とにかく、暑かった。車で移動するので、それも倍増だ。相馬氏は、事例検討の途中で力つき、いつもより一時間ほど早く切り上げた。
で、ぼくは大丈夫だなぁと慢心してビールを飲んだら、寝てしまった。気づくと日記も書かずに朝でした。しっかりと疲れているのだった。あらあら。
やぶへび7月3日 |
小学生の子ども宅に訪問する機会が増えたので、自分のそれくらいの頃を思い出そうと、一体どんな小学生だったのか、母親に訊いてみた。
「契太は昔からみんなで一緒になにかやるのが嫌で、いっつも一人で勝手なことをしてた。1、2年生のときの担任は協調性を大事にする先生だったから、それで契太のことが気に入らなかったんじゃないか。あんたは本当に小さい頃から協調性がない。先生の言うことも聞かないし、私はずっと肩身が狭かった。どこかに行こうって誘えばいっつも、行かない、って返事するし。屁理屈は言うし・・・」。
こんな話が延々と。はいはい。わかったわかった。ふう。とんだやぶへびだ。どうも、今なら即、問題児になるような子どもだったみたいです。ま、なんとかなるもんだな。
むしむし大行進7月2日 |
最近暑いので、窓を開けて寝た。すると、蚊が入ってきたらしい。額と腕を激しくかまれた。額の跡が一番大きく、自分で思わず顔を書いて「人面瘡」と言って人を驚かしてやろうかと思うくらいだ。
皆様も、虫には気を付けてください。
どんでん返し7月1日 |
7月は渋滞に巻き込まれて始まった。2kmの道を抜けるのに1時間かかった。
渋滞がイライラするのは、渋滞してる理由がわからないからだ。しかも、どこまで続いているかもわからない。ここまで考えて、これって不登校に似てるなと気がついた。どうして学校に行かないのかはっきりした理由がわからない。いつまで休み続けるのかもわからない。親は悩み、イライラする。
しかし、いつまでも渋滞が続く、ということはない。ある地点を過ぎると、突然すいすいと流れ出す。どうして詰まっていたのか、結局はっきりしたことはわからないままだが、とにかく動き出す。ときには、ひょいと脇道にそれるだけで、嘘のようにすいていたりもする。うーん。ますます不登校のようだ。
というように、思わせぶりな喩え話というのはすぐ出来る。だから、私はそういう話も、そういう話をよくする人も、これっぽちも相手にしない。
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