2003年4月

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長月4月30日 
 投稿者:相馬  03/05/01 Thu 00:08:46

4月最後の日。久し振りに、北区の親の会「北途待夢」に参加。その前に銀行に寄ったのだが、とにかくもう、すごい混雑だった。振込みだの払戻しだの。月末にゴールデンウィークだものね。

2月3月は駆け抜けるように過ぎてしまったけど、4月は長かった。この違いは何なんだろう。やっと終わった。そんな感じがする。「長月」といえば9月のことだけど、どうかな、4月の方がふさわしいんじゃないかな。


今帰宅4月29日 
 投稿者:山田  03/04/30 Wed 03:54:17

GWです。今日は横浜から久しぶりに来た友人と苫小牧に今春引っ越した友人の下へ行き、先ほど帰ってきたところです。夜中の国道にパトカーがたくさん出ていました。ご苦労様です。


思考中4月28日 
 投稿者:相馬  03/04/29 Tue 00:20:22

日中戦争時「百人斬り」を行ったという虚偽の報道をされ名誉を傷つけられた、として、旧日本軍少尉2人の遺族が朝日、毎日両新聞社を名誉毀損で提訴したらいい。記事を読んでからずっと、あれやこれやといろんな考えが浮かんできて、ほかのことが考えられない。何か日誌に書こうと思ったことがあったのだが忘れてしまった。とりあえず、桜前線北海道上陸だそうです。さっきのニュースでやっていた。


髪を切る4月27日 
 投稿者:山田  03/04/27 Sun 23:57:51

日曜日。とてつもなくいい天気。予想最高気温は20度になるということで、半袖に夏ズボンにしたら、風が強く寒かった。予想外だ。

春なので、髪を切った。大変すっきりしたので、今度会う人は楽しみにしていてほしい。


著作権無視4月26日 
 投稿者:相馬  03/04/27 Sun 02:39:33

1990年1月。精神安定剤服用が原因で、JAGATARAのボーカリスト、江戸アケミは浴槽で溺死した。享年37歳。そして2003年の1月。かつてのメンバー、彼を慕うミュージシャンたちによって江戸アケミ13回忌ライブが催された。CSの放送を友人に撮ってもらい、今日、そのビデオを観た。


ちょっとのひずみなら 何とかやれる
ちょっとのひずみなら がまん次第で何とかやれる
日々の暮らしには辛抱が 大切だから 心のもちようさ

ちょっとの裏切りなら 水に流せる
ちょっとの裏切りなら 水に流してしまおう
人の愛には打算が いつもついてまわるものさ 心のもちようさ

ちょっとの甘い罠には はめられもする
ちょっとの甘い罠には 軽くはまってみせる
弱いアンタのおつむにゃ せこさ加減がちょうどさ 心のもちようさ

ちょっとの搾取なら がまん出来る
ちょっとの搾取なら 誰だってそりゃがまん出来るさ 
それがちょっとの搾取なら
心のもちようさ
心のもちようさ
心のもちようさ


私の大好きな歌。そして、この歌のタイトルは「もうがまんできない」という。精神を病み、入院までしなければならなかった江戸アケミが、それでも「大丈夫だ」と必死で自分に言い聞かせようとし、言い聞かせきれなかった様子が現れている。

例えば、こういう歌を、江戸アケミをJAGATARAを子供たちに伝えたいと思うときがある。なんだかんだと大変だろうが、江戸アケミに比べてどうだい。「もうがまんできない」かい。「心のもちよう」でなんとかなるかい。そして、江戸アケミはこうも歌う。「見飽きた奴らにゃおさらばするのさ!」 その強さを求める。


わー4月25日 
 投稿者:山田  03/04/26 Sat 10:26:55

わー、ぼくの番だったんじゃんか!

25日、メンタルフレンド志望者を集めての講習会を始めた。自己紹介の後、カウンセリングについての簡単な説明とワークをした。

まず、初めて会う同士でごく近い距離で向かい合わせに座り、互いの目を見る。すると、何故だか笑いあってしまう。これは日本人に良くある反応なのだそうだ。笑うことでその場から逃げ出したいのだという。

次いで時間を決めて、片方がその時の気持ちを語り、相手はそれを黙って心の中で繰り返す(心の中で返答してはダメ)。これを交互にやる。すると、不思議なことに笑いあうことが無くなって、安心する。これがコミュニケーションの力だという。メンタルフレンドは、この安心感を元に関係を作っていくことを再確認した。

まだまだ、一回目。これを見て参加したくなった人は、ぜひ連絡を下さい。次週は6時半からです。


夢に見る姿のよさと美形の4月24日 
 投稿者:相馬  03/04/25 Fri 00:08:59

『愛・飢男(あい・うえお)ボーイ』というマンガがあったなー。

サザンを聴きながら運転するうち、「そうだ! “本当の自分”が必要なのは、それを捨てるためなのだ」とハタと思いついた。ちょうど「ミス・ブランニューデイ」がかかっていたのである。「♪誰のためホントの君を捨てるの」なのである。

思えば、みんな何かのために自分を捨てるのが好きなのである。日本人の8割は潜在的にメッシホーコーが好きである、と私は見ている。そうでなければ、あんなに感動話ばかりがテレビに流れるワケはないのである。御国のため、といえば眉をひそめる御仁も、飼い主を救うため身を投げ出した盲導犬、なんて話には無抵抗にカンドーしたりするのである。女は男の世話をするためにいるんじゃない、なんて語気荒く叫ぶオバちゃんも、向井さんのダンナは手放しで誉めたりするのである。やっぱり、みんな自分を捨てるのが大好きなのである。そのために“本当の自分”を探すのである。その方が、同じ捨てるのでも高そうな印象を与えて、なんだかいい気分だからである。

でもま、それはそれでいいんじゃないの、と私は思うのである。実にきっぱり打算的で、清々しくさえある。しかし、こういうことを言うと、私の “本当の自分”はそうじゃない、なんて口角泡を飛ばす人がきっと出てくるので、そういう人はどーするかというと、捨てるに見合うものが現れるまでなかなか捨てないのである。そういう人の“本当の自分”は、ほとんど分不相応に大きなイメージなので、なかなか見合うものは現れない。こーいう人ほど、私のいる場所はここじゃない、ここではないどこかへ、なんて言ってるのであるが、そんなの、ほとんどいい相手を探して合コンに出まくってるうち婚期を逃したOLじゃないか、と私はこっそりつぶやくのである。

だから“本当の自分”なんて、何かと引き換えにしたりせず、一人で勝手にさっさか捨ててしまう方がいいのである。馬鹿馬鹿しいから。「ミス・ブランニューデイ」でも、例の部分はこう続くのである。

♪誰のためホントの君を捨てるの“crazy”

しかし、この歌を聴いた岡崎さんはこう言ったのだった。「これ新曲ですか?」 そっちの方が私には大問題なのであった。


にゃうにゃう4月23日 
 投稿者:山田  03/04/24 Thu 01:23:24

なぜだか今日はうちのネコが激しく鳴く。避妊手術はしてあるから、さかりがついたわけでも無かろうに。

今日は氏家先生の研究会。今日のテーマは不登校だったの子どもへのインタビューから、そうした子どもたちの経過を見てみようという試みの話し。その中で、失恋体験について触れてある一節があった。直接不登校のきっかけというわけではないのだけど、ネコの鳴き声から上のようなことを思った際、ふと思いだした。不登校やひきこもりと恋愛のつながりって、どうも語られていないよなぁと思った次第。思春期なんだから、恋愛の悩みが挫折体験になっている人もずいぶんいそうな感じがするのだけど、見かけたことがない。

愛を心に植えた相馬氏は、どう思う?


出藍の誉れ4月22日 
 投稿者:相馬  03/04/23 Wed 00:23:39

昭和ケーハク体が気に入ったので、もう少し使ってみるのでR。

私は全然知らなかったのだが、北区の篠路はその昔、藍の栽培でつとに有名な地だったのであった。それを記念して、北区役所で今日明日の2日間、藍の種を配るというので、北区民でもないのにズースーしくも貰いに行ってきたのであった。なんてったって「藍の種」である。声に出して読めば「愛の種」と聞き分けられないのである。「愛の嵐」は私の大好きな映画だが、「愛の種」もなんともロマンチックではないか。砂漠のように涸れきって、ペンペン草1本も生えていない私の心に「愛の種」を植えてやりたい、「愛の花」を咲かせてやりたい、と私が思っても無理のない話である。むべなるかな、である。

窓口では北区民の証明書をだせー、と言われることもなく、無事、種の入手に成功した。いま、私の鞄には「愛の種」たる「藍の種」が大事にしまわれているのである。この種を配って歩けば「愛の種」配達人である。

しかし、なんといっても、藍といえば藍染めである。布を青く染めるのである。じゃあ、藍はどれくらい青いのかというと、「青は藍より出でて藍より青し」というくらいだから、つまり青よりは青くないのだが、それでも青より青くない程度には青いのである。なんともアイマイな話だが、これはその昔、荀子さんという中国のエライ人が言ったことなのである。どのくらいエライ人かというと、藍の話に続けて「氷は水からできるけど水より冷たいよ」と言ったというくらいの人なのである。なんだかよくわからないが、藍染めも「愛」にしてしまうと「愛染」になってしまって、まるで仏様か日活女優のようになってしまうのでやめたほうがいいのであった。


nihongohairanakunatta4/21 
 投稿者:山田  03/04/22 Tue 01:18:29

子どもの世界にとっての少数者という観点からだと、次にやり玉にあげられるのは父親な気がするね。

久しぶりにおしめりが来て、涼しさに身を震わせました。この後は白樺・ポプラの花粉が舞い始めることでしょう。なるべく今日みたいな雨の天気が良いなぁ。


昭和ケーハク体4月20日 
 投稿者:相馬  03/04/21 Mon 00:07:48

最近、教師が大変らしいのである。とうとう新聞もその苦労を取り上げることにしたらしいのである。朝日新聞では「教育力」と題した特集を始めた。教師の悩みを聞くセンターがオープンしたら、たくさん電話がかかってくるのである。「自信がなくなった」「辞めたい」。「死にたい」という電話もあるらしいのである。

これは大変なことなのである。ま、教師は今までフトーに叩かれてきた、という過去もあるのであるからして、こういう動きは恐らくいいことなのである。よくワイセツ教師などというものが紙面を賑やかに賑わしたりするのだが、親が子供をセイテキギャクタイすることの方がきっと多いのである。それが教師ばっかり話題になるのは、先生の方が親より少ないからなのである。新聞は大衆の味方なので、とゆーことはつまり大勢の味方なのである。少数者はイジメられるのである。そうでなければ、そんなことができた先生がウラヤマシイかのどっちかなのである。ちくしょう、俺もそんなことしてみたい! という記者のうめき声が記事の行間から聞こえてきた、というオカルトな話もあるのである。

というわけで、教師の苦労を拾ってあげるのはいいことである。しかし心配なこともある。教師イジメをやめるのなら、今度は別のワルモノを探さねばならないのである。それは誰が決めるのかというと、新聞が決めるのである。新聞にそんな力があるのか、といわれれば、それはハッキリあるのである。なぜなら、新聞だけは絶対ワルモノにならないからなのである。古今東西、ワルモノになった新聞は皆無である。これは実にウラヤマシイ話ではないか。インコー教師よりも、絶対正義の新聞の方が、何ともくっきりはっきりウラヤマシイのである。

教師を責めるのをやめた新聞は、これからきっと子供を責めるのである。子供は新聞を読まないから、いくら責めてもいいのである。文部科学省も応援してくれるから勇気百倍なのである。

東に病気のこどもあれば 行って教師のせいだといい
西につかれた母あれば 行って父のせいだといい
南に死にそうな人あれば 行って政治のせいだといい
北にけんかやそしょうがあれば 社会のひずみのせいだと言い

そういう新聞に私もなりたいのでR。


貧乏暇無し4月19日 
 投稿者:山田  03/04/19 Sat 23:43:13

午前中、相馬氏からメールが来る。「今日会議とか何もないよね」実は、ぼくも昨日からどうもそれが気になっていたのだ。貧乏暇無しが染み付いていて、何も無い土日というのが落ち着かない。幸い(?)、ぼくは土日にも訪問があるので、精神衛生的には相馬氏よりいいのだが。

ということで、ゆっくり絵を描くことに専念できたかい?あまり夜更かしすると、体に悪いでな。


お絵かき4月18日 
 投稿者:相馬  03/04/19 Sat 03:21:23

「全国親の会のつどい」のサイト作成を頼まれて、ちょこちょこと作っている。いや、作るところまではいってない。載せる画像をいろいろ試してるくらいのところだ。トップページは、さっき、一応できあがったのだが、うまく繋がらなくてアップできなかった。まあ、別にかまわない。いろいろ画像をいじれて満足だ。最近、パソコンで絵を描くことが面白くて仕方ない。毎日あれやこれやと描いている。そのせいで、ここ数日は3時4時に寝るのが常だ。今日もやっぱりそうなった。

そうそう、本日、石狩の親の会「かめの会」に「と・ざ・ん」の渡邊さん現る。

「と・ざ・ん」サイト(↓)

http://www.h3.dion.ne.jp/~mytutor/


微速前進4月17日 
 投稿者:山田  03/04/18 Fri 01:13:53

今日も今日とて大変暖かい一日。申請書の作成も進んで明日は提出。

いつも使わせてもらっている北海道立市民活動促進センターで、学生と知り合いになり、今度大学で漂流教室がやっていることについて講演会のようなことを学生対象でやることになりそうです。ちょろちょろとがんばっております。


捕らぬ狸4月16日 
 投稿者:相馬  03/04/17 Thu 00:14:52

あんまり残業した人はメンタルケアを受ける。知人が面白い話をしだした。彼の会社にそういうシステムがあるらしい。一体どういうことなのか。詳しい話を聞く前に、私の頭は回転しだした。

現在、中学校には「こころの教室」「こころの相談員」が配備されている。高校にはスクールカウンセラーがいる。大学もカウンセラーを置くことが当たり前になった。つまり、今の子供たちは、悩みはカウンセラーに話すということを当たり前として成長していくということだ。いや、悩みはカウンセラーにしか話せない、ということにだってなるかもしれない。

この仕事をする上で、何か心理関係の資格をとろうかと考えたことがあった。どうせなら、学校や子供に関するものがいい。そう思っていたが、考えが変わった。産業カウンセラーだ。これから、カウンセラーにしか悩みを相談できない大人が増えるのだもの。企業からの需用が高まるに違いない。そうだ、そう決めた。これで食いっぱぐれないで済むに違いない。

と、夢見たいな話を考えながら、目の前の助成金を得るため申請書類作りに励むのだった。


先生の叱り方4月15日 
 投稿者:山田  03/04/16 Wed 00:07:33

ちゃんと投票には行ったよ。日誌にも書いてあるよ。

本日は暖かい一日。最高気温は東京よりも高かったらしい。久しぶりに訪問できた家もありご機嫌さん。

夜の訪問で学校の先生の叱り方についての話しになった。指示したとおりに動かないことをなじり、子ども達の間ではいたく不評らしい。子どもに言うことを聞かせようと思っているなら、反感を持たれないような話しをすればいい。自分の感情を吐き出したいなら、仕事の相手に不快感をもたれない時・場所・やり方で感情を出す方が職業人としてはトクな生き方だろう。しかし、これは辛い。自分の感情をコントロールするのはなかなか難しい。親と違って、自分の感情・都合で叱るとデメリットが多すぎる先生は、大変だなぁと思った。


本屋にて4月14日 
 投稿者:相馬  03/04/15 Tue 01:15:55

道知事選は高橋はるみ勝利。札幌市長選は再投票。そんなもんだろう。昨日の日誌を見るに山田は投票には行かなかったのかな。

仕事帰りに寄った本屋で、「暮らしの手帖」保存版の第2段が出ていたので手に取った。「叱る」特集号。今までの「暮らしの手帖」から叱ることについてのアレコレを抜き出してまとめた本だ。目次にざっと目を通すと、毛利子来氏が寄稿している。タイトルが「感情と都合でこそ」。親の感情と都合のままに叱りなさいということだろう。その見出しだけで賛同できる内容と察せられたので、あえて中は読まなかった。もちろん、本も買わなかった。そのうち思うことを綴るやもしれぬ。

敬愛する内田百間(本当は門構えに月)の全集がちくま文庫から出ている。既に持っているものもあり、また、一冊の値段が高いので買わないでいるが、本屋に行くたび必ず手にとって眺め、読んで熱中し、嘆息して棚に戻す。彼の文に詰め込み教育を勧めるものがあって、私もこれに賛成している。これもいつか記すことがあるやも知れぬ。と、あてのない約束をふたつもして今日は終り。


それにしても、山田にアップを頼んだ12日の日誌は、変なところで改行が入っていて読みづらい。それくらいの整形、どれほどの手間でもあるまいに、他人の文だと思ってぞんざいな扱いが恨めしい。ち。


雨のち晴れ4月13日 
 投稿者:山田  03/04/14 Mon 00:02:10

午前中は登校拒否・不登校問題全国の集い実行委員会に出席。今後、集いのHPの管理をすることになる予定。

午後、訪問。キャッチボールをする。キャッチャー役をして球を受ける。久しぶりに球を受けるのは気持ちいい。

帰宅途中に携帯にスタッフ志望の人から連絡が入る。待ちかねた男の人だ。チラシまきをした成果が出たのはうれしい。投票後、帰宅してテレビで野球中継を見る。阪神が二連勝でこれもうれしい。

雨模様ながら、気分は晴れの日曜日でした。


避難4月12日 
 投稿者:相馬  03/04/13 Sun 00:52:24

札幌市長選、道知事選のダブル選挙。選挙運動は今夜が山場。さぞ町中はうるさいだ
ろう。騒音から逃れるため、というわけでもないけれど、この土日、札幌を離れま
す。投票は昨日済ませてきました。初めての不在者投票。特に面白いものでもない。


そういや、最近「代議士」という言葉を聞かなくなった。よく聞くのは「議員」だ
が、彼らは市民に代わって政治を行っているわけだから、「代」の字は抜いちゃダメ
なんじゃないのかな。と思って調べてみたら、代議士は衆議院議員のことを指すらし
い。そうなのか。

朝のうちに出かけてしまうから、日誌をその前に書いておこうと思ったら、山田が
11日の分を書いてない。これじゃアップできないじゃないか。ふざけんな。仕方な
いから、書いた分を山田宛にメールで送っておくことにした。


4月11日 
 投稿者:山田  03/04/13 Sun 00:51:50

勉強会後、友人宅にて宿泊。すみません。日誌忘れてました。


義を見てせざるは4月10日 
 投稿者:相馬  03/04/10 Thu 23:43:29

訪問先から何かと評判の「心のノート」(中学生用)を借りてきた。開くと、結構いいことが書いてある。「思いやる心を」「いろいろな立場があり考えがある」「いまここにいる不思議」・・・。

「義を見てせざるは勇なきなり」という言葉もあった。私はこの言葉が結構好きだ。今ではあまり聞かれなくなった言葉で、このパソコンでも変換されない。「義を見てせざるは勇なきなり」。登録しておこう。皮肉でもなんでもなく、いい言葉だと思う。文語なのも好き。

「義を見てせざるは勇なきなり」。実際、その通りではないか。これには誰も反論できまい。圧倒的に正しい。ただ問題は、アメリカとイラクの戦争を持ち出すまでもなく、「義」がいかようにも解釈できて、はっきりしないということだ。正しいが、実用には適さない。

「非常に正しい話というのは役に立たんことが多い」「間違いない話というのは役に立たない」。これも私の好きな言葉であるが、「義も見てせざるは勇なきなり」にはこの言葉がそのまま当てはまる。それどころか、「心のノート」の教え全てに当てはまる。実は河合隼雄氏の言葉だが、彼は学校に「心のノート」を導入した立役者でもある。果たして、どのような考えでこのノートを作ったのか。まさか「役に立たん」と思って作ったのでもあるまい。なんとも興味が湧くのだった。


今日は忘れずにいたぞ4月9日 
 投稿者:山田  03/04/10 Thu 00:17:43

いつもは午前中から漂流通信を作るのだけど、今日は相馬氏の所用で午後から。午前中の時間を使って、自分も自分の世話をした。

午後はまるっと一日使って通信作成。明日は北大に行って来なくちゃな。


無為こそ過激4月8日 
 投稿者:相馬  03/04/09 Wed 03:05:44

うわあ。昨日、山田が焦ってたということは今日は俺が焦る番じゃないか。

北大の入学式でビラ撒き。恵迪寮の寮生が仮装をしたり半裸だったりで、新入生を迎えていた。微笑ましく見ていたのだけど、その中の一人が、学ランの背中に金の縫いとりも鮮やかに「無為こそ過激」と。コトリ事務所所属なのか。鳥肌実もメジャーになったものよ。

鳥肌実(↓)

http://www.torihada.com/


あ。4月7日 
 投稿者:山田  03/04/08 Tue 03:15:45

北大のクラスオリエンテーションでチラシまき。早く起きたので早く寝てました。ふと目が覚めて、今日の日誌当番に気付いた次第。

明日も早いのでまた寝ます。ぐー。


ある家の思い出4月6日 
 投稿者:相馬  03/04/06 Sun 22:08:11

何かあったかとは失礼な言い草だな。何もないのにああいう発言をするのはおかしいってことか。いつでもああだよ。なにせ『あしたのジョー』育ちだからな。

昨日は久し振りにバスに乗って出かけた。バス停へ向かう途中、ある一軒の家が目にとまった。私が小学5年生の時に建った家だ。そういや、当時こんなことがあった。あの家さ。ある日、友人がこんな噂を持ち込んできた。外の壁、ニューセラミックでできてるんだって。

ニューセラミックは、スペースシャトルを覆う新素材として私たちの頭にインプットされていた。ダイヤモンドに匹敵する硬さを持ち、大気圏突入の際の何千度という高温にも耐えうる夢の素材(と思っていた)。それがあの家に使われている。私たちの思考は暴走した。じゃあ、何か。あの家は火事になっても燃えないんだ。それどころか、宇宙に飛んでいっても平気なんじゃない。NASAと関係あるのかな。宇宙人来るのかな。とにかく、すごいお金持ちなんだろうね。

遠い遠い話と思っていた宇宙開拓の一端が、突然自分の町内に出現したのだ。まるで、毛利さんが隣に引っ越してきたような。いや、それはちょっと違うな。とにかく私たちは興奮した。そして、その日の帰り道、私はこっそり建設現場に忍び込んで、タイルを1枚かっぱらったのだった。

翌日、昨日の興奮はどこへやら。私たちは暗く沈んでいた。昨日、家に戻った私は、ワクワクしてかなづちを引っ張り出してくると、そいつで失敬したタイルを思い切りぶん殴った。スペースシャトルにも使われた夢の新素材はあっけなく砕け、同時に私たちの憧れも粉々に砕け散った。


荒れているなぁ4月5日 
 投稿者:山田  03/04/06 Sun 00:18:57

ずいぶんと一人きりにしてくれ、ほっといてくれという気持ちが沸き立っているみたいだなぁ。何かひっかかることがあるんか?>そうま

午前中はFSネットの打ち合わせをこぶし学習塾にて。石戸谷先生、御年七十八になられ、ネットの代表をするのも今年限りにしたいと話す割には、秋に加盟団体のスタッフ研修・交流を図るというような新しいアイデアを実行に移そうとする。とにかくパワーに脱帽。

ラーメンを食べて(あっさりでうまかった)、午後は教育大の庄井良信先生の講演会。以前にも一度聞いたが、この先生の話はいい。ただ、いい話しすぎて誤解する人もいるかなとも思う。分かりづらいですか?まあ、そういうこともあるんです。


「心のケア」さいこう4月4日 
 投稿者:相馬  03/04/05 Sat 00:58:51

自由学校「遊」の講座案内を見ていたら、「『心のケア』を再考する」という講座が目にとまった。「心のケア」ということが最近はなにかにつけて言われるが、そのように問題を個人の心理次元に還元していく風潮それ自体がどこかおかしいのではないか。そういう講座らしい。小沢牧子氏が同じようなことを言っていて、以前、この日誌でも取り上げたことがある。週1回の講座で、「心のノート」も俎上に乗るようだ。

先日、訪問先の子供に、相馬さんはカウンセリングとかやらないの? と訊かれた。興味はあるんだけどね、特に予定はないよ。そっか、あれさ、受けたことあるけど、あんまりいいもんじゃないね。そんな会話をしたばかりだけに、ちょっと興味が湧く。

ただ、「心のケア」最高! とは言わないまでも、「心のケア」再考にもひっかかるものを感じる。アンチカウンセリングの人たちはその代わりに何を求めているのだろう。小沢牧子氏と同じく、やはり共同体なのか。そりゃカウンセリングは「あんまりいいもんじゃない」のかもしれないが、共同体ってのもあんまりいいもんじゃないぜ。私の中に強烈に抵抗するものがある。「ゆるやかな共同体」なんて言葉までしばしば耳にする。なんだよそれ、気持ち悪い。あまり近づきにはなりたくない。連携? 連帯? くそくらえだ。

 君と話してると 鬱陶しくてイラついてくるよ
 ああ、わかったわかった どうか
 僕のやり方にだけは口をはさまないでよ
 何でも話せる仲だなんて 気持ち悪いよ
 アドバイスや励ましなんて したくもないのさ
 浅く はかなく 素っ気なく
 時の流れとともに 友達は変わる

帰り道、車を運転していると、真心ブラザーズの「ともだち」が自然に口をついて出た。19歳の私は、人間関係にイライラすると、よくこの歌を歌っていた。あれから十数年。ちっとも成長していない。


さっぽろ自由学校「遊」(↓)

http://i-cis.com/syu/


体調不良4月3日 
 投稿者:山田  03/04/04 Fri 02:28:44

風邪から来るのかセキに加えて、寝違えた右肩がずきずきと痛む。セキをする度に激痛が走る。

おりしも中国では正体不明の肺炎が流行中であり、戦争も相まって人心は落ち着かずにいる。それがためか、先日歩いている途中でセキをえほげほとしたところ、前を歩いていた人がこの上もなく恐ろしげな顔をして足早に逃げていった。熱は無いので、ウワサの肺炎ではないはずなんですが。


似顔絵描き4月2日 
 投稿者:相馬  03/04/03 Thu 01:23:42

ああ、今日は俺の番か。

毎日のように利用している市民活動促進センターも、新年度で体制が変わる。新しい相談員さんが何人か入って、早速頼まれたのが、彼らの似顔絵描き。センターの広報誌に、ここ2回ほど、相談員のイラストを描いているのは私です。手遊びに描いていたはずが、いつの間にやら依頼を受けるようになってしまったが、そうなると途端に面倒くさい。だいたい、似顔絵なんて得意じゃないのだ。習ったこともないし。しかし、いつも無理を聞いてもらっているセンターだけに、断るにも断れぬ。それならいっそ、いろんな絵柄を試してみよう。俺が楽しむためにな。と、心中密かに野望を抱くのだった。見てろ。


エイプリルフール4月1日 
 投稿者:山田  03/04/02 Wed 02:05:45

訪問先で「今日はエイプリルフールだから、いる間に一つはだましを入れてみよう」と提案。帰りまで何もだまさずに過ごして、「最初の言葉がウソになりました」と伝えて去る。

昨日が年度末なら、当然今日は新年度。とはいえ、漂流教室は昨年6月始動なので、一年経つにはまだ二ヶ月ほどあるのですけどね。


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