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テンション低め7月31日 
 投稿者:相馬  03/08/01 Fri 01:19:17

その遊び、昨日、山田は「ブードゥーゲーム」とか言ってたぞ。ゾンビを作りそうな名前だと思った記憶あり。

なんか考えてたことがあったんだけど忘れた。7月は、世の中がなんだかバタバタしてて、疲れた一ヶ月でした。明日から8月だ。誕生日ももうすぐだ。最近、夜更かしでよくない。8月は健康月間に決めました。


ねこにゃんにゃんにゃん7月30日 
 投稿者:山田  03/07/31 Thu 01:22:45

■まったく、反省文大会になりそうです。

■下の内容は、「と・ざ・ん」の掲示板に書いた方がいいんじゃないのかなぁ。しのさんに話す口調になっているし。

■訪問が終わった後、相馬氏と公園で落ち合って話しをしていると、「ふにゃにゃぁぁあ」と情けない声を出す猫が走ってきて、二人の足にぶつかってきた。可愛かったので、しばらくの間男二人で猫の写真を撮ったり、ちょっかいかけたりして遊んでました。

■遊びの一つで、四角の中に簡単な模様を描いて、それの解釈を二人で出し合うというのがあるんですが、何という名前だったか失念。どなたかご存じないですか?


「必要」不必要7月29日 
 投稿者:相馬  03/07/30 Wed 01:34:58

最近、実にいろんなことを忘れ、正直、業務に支障をきたしている山田代表だ。先週の通信は相馬反省文大会だったが、今週は山田反省文大会に違いない。

「と・ざ・ん」の掲示板に書かれていた、

「親(保護者)と一緒に生活していれば、読み・書き・計算などで生活に必要なものは、一通り覚えられる今の日本で、果たして学校の役割とは何ぞや?と、考えます」

という文章がずっと引っかかっています。もう何度も言ってるけど、生活に必要じゃないものだから楽しい、ということは間違いなくあるし、そもそも必要か必要じゃないかという分け方は、何かを誤魔化すために使われることが多いので好きじゃありません。だって、絵を描くことも本を読むことも生活には必要ないぜ。歴史が好きで、ホームスクーリングで歴史を勉強してる子供は、相当生活に関係ないことしてます。「学校じゃなくても学べる」ということと、もしくは「学ぶ」ということと、「生活に必要」ということは関係ないんじゃないかな。それなのにこの言葉をよく見るのは、そもそも学校批判をしたいための言葉で、それを隠して正論ぽく見せようとするから胡散臭くなるんじゃないかな。

なんてことを考えてるんだけど、うまくまとめられなくて、なんかモヤモヤしています。うーん。「生活に必要」って言い方をすると、「生活するには円満な人間関係を作る力が必要」とか言われて、「だから不登校はダメ」という理屈だって導けちゃうんだよね。それにさ、これも何度も言ってるけど、「必要かそうじゃないか」って見方はけち臭いよね。懐が狭い。

博物館や美術館はいいよ、って話をするときにどうして学校を持ち出さなきゃいけないんだろう。「生活に必要」かどうかを問わなくちゃならないんだろう。博物館こそ生活に要らないよ。そういうところが引っかかってるんだろうな。こういう内容に「必要」という言葉は不必要です。と、俺は思うな。


と・ざ・ん掲示板(↓)

http://mbspro7.uic.to/user/tozan.html


連絡しあう7月28日 
 投稿者:山田  03/07/29 Tue 09:22:24

とはいうものの、忙しさのあまり、例えばこんな具合に日誌を書き忘れたりするすっぽかしをするのを防ぐため、二人で連絡を取り合うことにした。

もっと大事なことをすっぽかしてしまったのは、ヒミツだ。

さて、今日の訪問に行って参ります。


「しあう」7月27日 
 投稿者:相馬  03/07/28 Mon 00:37:06

教育の周辺にいる人たちは「しあう」のが好きだ。「語りあう」「話しあう」。これらはまだいい。「学びあう」「共感しあう」。ここら辺で首を傾げたくなってくる。「育ちあう」。なんじゃそりゃー! そんなに「しあう」なー!

一人で悩まないで、というのがサポートの基本だから、どうしても「××しあう」という表現になってしまう事情はわかる。「We are not alone」だ。でも、すごく居心地が悪い。俺は一人でできることは一人でしたいんだもの。勝手に学ぶし、勝手に育つ。そんなとこまで二人三脚でやらなくていいよ。一人で出来ないことは声かけるから。

「一人じゃない」が行き過ぎて「常に一緒」になってる気がしたのでした。ついでに、「同じ悩みを持ってる」が行き過ぎて「なんでも同じ」になってる気もする。学ばなくても育たなくてもいいでしょう。そんなの個人の領分だもの。勝手でいいじゃない。なにをそんなに「しあう」のか。どこの格闘家だ。グレイシー一族か。

「全国のつどい」の帰り、促進センターに寄ったら、エヌスターズネットの人たちがいた。相変わらず人懐っこい。あそこも「学びあい」かしら。


体を動かす7月26日 
 投稿者:山田  03/07/27 Sun 00:23:40

■午前中、登校拒否・不登校問題全国の集いの準備に自転車で出かけた。久しぶりに乗った気がする。かんかんに晴れていたので、水筒に入れた氷水がうまい。体を動かすってのはいいなぁ、と実感。

■全国の集い関係の動きには、七月中は出席できなかったので、久しぶりに皆さんと会った感じ。もう後二、三週間で本番なのだなぁ。これについては、まだ実感が湧かないなぁ。明日の実行委員会で少し感覚を取り戻せるかな。

■件のサイト更新のお題をいただいたので、更新します。

■その後、一旦家に戻り、説明訪問。お母さんと話しが弾んだ。来週より訪問の予定。

■夜の訪問から帰宅すると、明らかにいつもより眠い。体を使ったせいだ。自分の体が正常に働いていることを感じるのは、うれしい。おやすみなさい。


課題あり7月25日 
 投稿者:相馬  03/07/26 Sat 01:58:57

勉強会終了後、この日記の第一回目に登場した人と話す。いや、こういう書き方はやめよう。南部さんという人で、引きこもりの就労支援をするNPO法人・・・あれ? 名前忘れた。googleでキーワード検索してみたら、「ごまかし」という名前の自立支援センターが出てきてびっくりしました。なんて、実はただの見間違い。「自立支援センターかごしま」でした。でも、今もちょっと見間違えた。

3時間くらいあれやこれやと話す。引きこもり支援も不登校支援も、根はそう変わらない。金がないのもそう変わらない。その他いろいろ話をしたが、多くは今後の課題だからここには書かない。

蛍はその時だけ誰かが放していたのではないか、という説が急浮上。見つからない。


蛍はいいなぁ7月24日 
 投稿者:山田  03/07/24 Thu 23:44:30

■蛍がいるのかぁ。どこにいるのか、明日にでも教えて。

■午前中の訪問先で、近所をお散歩。その後、将棋。負けた。

■夕方からの訪問先では、社会の勉強。交互に世界の国を一つ選び、その国の特産物・建築などで知っているものを一つずつ挙げていく。結構マイナーな国でも知っていることがあったりして面白かった。

■サイトのアドレスが変更になる予定です。9/1以降の予定。


可能性と恐れ7月23日 
 投稿者:相馬  03/07/24 Thu 02:09:25

下で山田が紹介している文章はなかなか面白い。かつ、好ましい。へえ、という感じ。で、思いつきのあんまり関係ない話。

「子供には無限の可能性がある」。「可能性」という言葉は、良い出来事が期待できるときに使う。予期されるものが悪いことなら「恐れ」という。「優勝の可能性もあります」、「最下位の恐れもあります」という具合に。そして、子供に「無限の可能性」があるというのなら、それは反対に「無限の恐れ」もあるということだろう。絵の才能があるかもしれない。高名な画家になる可能性があるということは、同時に、その才認められず路頭に迷う恐れもあるということの裏返しだ。

いまの日本は、職についてるうちの70%がサラリーマンだという。ちょっと尋常じゃない数字である。子供たちに将来の夢を訊いても、はかばかしい答が返ってこない。これらは安全を追った結果だろうと俺は思っている。「恐れ」をできるだけ排除しようとした結果、その裏にある「可能性」の芽も一緒に摘み取ってしまったのだろう。

「可能性」と「恐れ」は表裏一体で切り離せない。「可能性」を追求しようと思ったら、危険の度合いもそれに応じて上がる。「無限の可能性」を信じるなら、「無限の恐れ」を受け止める準備をしておきましょう。「可能性」より「安全」を選択するのなら、簡単に「子供の可能性」とか言わない方がいいんじゃない、なんて思いました。もっとも、危険なところに突っ込めば可能性が開けるかというと、それがそう簡単な話でもなくて、それで「漂流教室」も苦労してるわけですが。まあ、そっちは可能性云々より「無謀」で済んじゃうことかもしれないけど。

家の近所で蛍が見れる(ら抜き言葉)との情報あり。帰りに寄ってみたが、見つけられなかった。


報告書7月22日 
 投稿者:山田  03/07/23 Wed 00:28:39

■面白いものを教えてもらった。下のpdfファイル、「青少年の育成に関する有識者懇談会報告書」。47ページからが特に面白いので、以下に抜粋。

■青少年の育成をめぐる理念にはまた「すべての子どもには無限の可能性がある」「誰でも努力すれば報われる」といったものもある。しかし、すべての子どもに無限の可能性があるとしても、現実には可能性を引き出しやすい子どもと引き出しにくい子どもがいる。どんな環境でも努力している青少年がいることも事実だが、努力に向かいにくい環境や、せっかくの努力が報われにくい環境に置かれた者がいることも確かである。
 しかし、このような子どもの差、家庭環境などの差を認めることが差別につながるとの考え方が広がり、公的な場での議論を避ける傾向が特に強まってきた。確かに、安易に差を認めることは、差別感を生み出す懸念がある。
 一方で、こうした個々の青少年の条件や環境の差が軽視されると、問題の本質を見失い、親や教員あるいは本人にすべての責任を押しつけてしまう乱暴な議論になりかねない。例えば、「本来すべての子どもから無限の可能性が引き出せるはずなのに引き出せない。これはすなわち親や学校のせいである」「努力をすれば誰でも報われるはずなのに、報われない。これは本人の努力が足りないせい」といった論調である。
 実際には、子どもが味わっている困難の多くは、子ども自身の力ではなかなか克服しがたいものが多い。努力の有無は本人の心掛けだけに左右されるものではないし、努力が報われる仕組みが十分に用意されていないことも多い。青少年の失望や諦念ばかりを招かないよう、恵まれた環境や条件が備わっていない子どもに対しては、特別の働きかけをする必要性があることを理解すべきである。

■ここまで国が述べているのは珍しい。ぼくとしては、恵まれない「環境」というのは、誰にでも起こりうる不登校を鑑みれば、どの家庭・地域にも存在しうる環境であるという認識を追加しておきたい。おそらく、その環境は潜在的に存在し、何かをきっかけとして、子どもにだけ見えるものとして姿を現すものだろう。

■この他にも、少年犯罪のところは読み応えあり。是非ご一読を。

http://www8.cao.go.jp/youth/suisin/houkoku/yhoukoku.pdf


減点法はいけない7月21日 
 投稿者:相馬  03/07/21 Mon 23:45:05

こう見えても俺は結構忙しい。ドラクエ4もその中で時間を搾り出すように捻出して進めている。ようやくライアンを仲間にして、天空の兜も手に入れた。ところが、子供たちの反応は芳しくない。「まだそんなとこやってんの」「その後はこんなイベントがあるから」。けなされたり、先を促されたり、何かに似てると思ったらあれだ。子育ての本なんかに載ってる親の反応ですね。

子:今日の体育で初めて逆上がりできたよ
親:あら、今までできなかったの?
子:算数のテストで70点とったよ
親:じゃあ今度は80点ね

そういう態度は良くないとモノの本には書いてある。評価ではなく、子供の行動を認め、受け入れよと説いている。「忙しい中そこまで進めたんだ」。俺だってそう言ってもらいたい。子供たちにもカウンセリングマインドを教え込まなくてはいけないな。


とる話し7月20日 
 投稿者:山田  03/07/20 Sun 23:36:40

■昨日の番組はビデオに録ってあるから、貸すよ。

■本日も訪問。先日発売になったばかりのゲームを一緒にした。ところが、データをセーブしようとしたらメモリー容量が足りなく、彼は悔しがっていた。自分のやってきたことは残しておきたいものだよなぁ、となんだかしみじみした。

■本州ではもう夏休みに入ったのだな。北海道は来週からだ。休み明けには又忙しくなるだろうから、相馬氏がいうようにボランティアスタッフをとってこないと。


快眠7月19日 
 投稿者:相馬  03/07/20 Sun 09:11:40

あー、よく寝た。日誌を書くのが翌日になっちゃったけど、NHKでやってた引きこもりの番組も見逃したけど、その代わりぐっすり眠れたから、俺の中ではトータルでプラス。気持ちよかった。

今週は2件新規訪問が決まりまして、たくさん補充したつもりのボランティアスタッフも足りなくなってきた。また募集しないと。渋谷に行かないと。


淡泊に7月18日 
 投稿者:山田  03/07/19 Sat 00:40:58

■午前中に会議をしてから、石狩かめの会に参加させてもらう。

■先月は料理をしたが、今月は子どもたちと遊ぶ。10月実りの季節にまた料理をしてほしいと頼まれた。

■その後、勉強会。今回は最近訪問し始めた子どもについて事例検討。

■帰りに、豊平川の花火を横目に見ながら車を流して走った。


導かれし者たち7月17日 
 投稿者:相馬  03/07/18 Fri 03:24:27

ものすごく眠い。何の気なしに「ドラクエ4」を始めて、ついでに何人かの子供に「ドラクエ4やってるよ」という話をしたら、会うたびに「どこまで進んだ」と問い詰められる。実は、ちょこっとやってうっちゃってあったのだが(いつものことです)、子供たちの追求厳しく、クリアしなければならないところまで追い込まれてしまった。

帰ってすぐから、ついさっきまでやって、とりあえず、ほったらかしてた第4章を終わらせ、第5章のアリーナ姫をメンバーに加えるところまで進めた。疲れた。眠い。しかし、これでようやく子供たちに報告できるよ。これを仕事だと強弁する気はないけれど、趣味なのかと訊かれれば、それもどうかと思う。もっとも、この仕事自体が趣味みたいなもんじゃないかと考えることもできる。それは案外そうかもね。さて、寝よう。


オールスターで阪神勢活躍7月16日 
 投稿者:山田  03/07/17 Thu 00:20:58

■その親が求めたカウンセリングは、学校に行けるようにしたくて求めたのかなぁ。

■長崎の事件現場に、中学教諭が匿名で「今まで僕らは何を教えてきたつもりだったのだろう。駿ちゃん、ごめんな」という置き手紙をしたという記事あり(下記参照)。もし、この人が12歳の少年に対して手紙を書くとしたら、どんなことを書くのかなぁ、と妄想す。

■通信が夜に完成。いつもながら完成したのを見るのは気分がいい。ところが、相馬氏が「あっ」と叫び声をあげた。裏面に訂正個所を発見したのだった。一枚一枚、訂正してもっていきます。

■以前、相馬氏から炊飯ジャーをもらったのだが、それを使うと自分は料理をサボリ気味になることをようやく自覚した。鍋で炊くようにした方が、毎日きちんと料理をするようだ。

■本日のメニュー…麦飯・レタスと鶏肉のスープ(カレー風味)・サンマ一夜干し・高野豆腐と白滝の煮物・鳥皮とキュウリの和え物・マグロのづけ・大葉の醤油漬け

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030716-00000129-kyodo-soci


小さん師匠に学ぼう7月15日 
 投稿者:相馬  03/07/16 Wed 02:17:08

今日のラジオで聴いた話。明治の柳家小さんというから、三代目だろう。小さんには目をかけた弟子が一人いた。ある日、その弟子から、風邪をひいて今日の高座にはかかれない、と連絡が来た。その日は大雪だったが、小さんは来てくれた客に悪いからと、弟子の代わりに自分が寄席に行った。

その帰り、俥だったのを幸いに、ちょっと見舞ってから帰ろうと小さんは弟子の家に寄る。ところが、弟子はコタツにくるまって、湯豆腐をつつきながら一杯やっていた。小さんは怒った。怒って、神様の描かれた掛け軸をビリッと引き裂いて言った。

「お前は普段から信心が深いが、年配の俺がお前の代わりに高座にあがったってのに、酒なんて飲んでるようじゃその信心も偽者だ。もし、お前の信心が本当なら、俺は俥で来てるから、帰りに罰が当たって俥から落っこちるだろう。もし無事に帰り着いたら、俺の言ってることが正しいってことだ」。

こういう話が俺は好きだ。何が好きって、自分の理屈を持っているところが好きだ。確かこれも落語家だったと思うが、定期券を持ってるのに、それを使うのは一往復までで、三度目からは切符を買う。なぜかと訊かれて、だってそんなに使っちゃ悪いじゃねえか、と答えたという。この話もいい。

長崎の事件では、犯人の少年と同じ中学に通う子供たちの7割が「事件から頭が離れない」と言ってるらしい。当たり前だ。あれからまだいくらも経ってない。「あんなこと、もうどうでもいいよ」という答が多い方が問題だ。最初から、子供の心に影響があると決めてかかったアンケートを取って、当たり前の答を導き、カウンセリングを行う。で、それで? その後は? やってる側に理屈がない。

「事件が忘れられないのかい。でも、お前の腹は減るだろう。お前の身体が、あの事件となんとか折り合いをつけようとしてるんだ。それはなかなか大変だから時間はかかるかもしれないが、必ず折り合いはつくよ。それまで大変なことがあったら、何でも俺が相談に乗るから安心しな」。それっくらいのことは言って欲しい。「学校に行きたくない」という子供がいて、親がカウンセリングを要望した、という記事もあったが、そんなにまでして学校に行かせなくてもいいだろう。「少し休みな」くらい言っても罰は当たらない。多分。制度を利用するのもいいけど、その前に自分の理屈を通してみて欲しい。


こちらはこちらで7月14日 
 投稿者:山田  03/07/14 Mon 23:13:26

■日曜日のフォーラムのこと。一番心に残った話しは「親が変われば子どもは変わる」という言葉に対して、「それよりも子どもが変われば親は変わる。子どもの方が成長が速いから、そっちの方が楽だ」というもの。誤解のないように付け加えるが、もちろん、親のケアを無視しているわけではない。

■それにしても、主催の日本財団は、参加費1000円でボールペンと付箋紙セットをおみやげに付けるくらいなら、安くして頂きたいものだ。

■本日は月曜日。訪問二件のところが一件休みになり、いつもより時間が出来たので、久しぶりに本屋によった。本の匂いというのは、いいものだ。流行りのアロマテラピーにも「本屋の匂い」というエッセンスオイルがあればいいのに。


ありがたや7月13日 
 投稿者:相馬  03/07/13 Sun 23:59:40

「全国親の会のつどい」実行委員会。ここでも何度か「この会は子供不在じゃないか」ということを書いてきたが、とうとう自分もやってしまった。「学校とのかかわり・学校づくり」という分科会を担当しているのだが、今日、指摘されて気がついた。俺ってば、ずっと親と教師の関係しか考えていなかったよ。それじゃ「親と教師の関係づくり」だ。そこに子供がいるから、「学校づくり」になる。

うーん。自分はああいう過ちはしないと思ってたんだけどな。過信はいけません。反省しました。それにしても、間違いを教えてくれる人がいるというのはありがたいことです。

同じ頃、山田は「きたえーる」で行われた「不登校・引きこもりフォーラム」に出てたはず。そっちはどうだったのかな。


最後はメタルだじゃれ7月12日 
 投稿者:山田  03/07/13 Sun 01:43:06

■札幌で医療・福祉関係のネットワークを作っている人と面会。登録させてもらうことに。

■教育文化会館にて行われた、ひきこもりの講演会を聞きに行く。150人ほどの人が集まっていたが、その中に色々と知り合いの人がいるようになって、自分が一年活動したことを実感した。

■ひきこもりへの対応と不登校への対応はかなり似ている。支援者として家族とどう関わるべきか改めて確認できた。

■7月25日に厚生労働省からひきこもりに対する対応のガイドラインの正式版が発表されるとのこと。注目。

■ラジオで阪神戦を聞きながら訪問へ。6時開始の試合だが、30分ほどで笑いの止まらない状態になった。ほんと、今年は強いなぁ。

■メタリカが北海道に来るらしい。これは聞きに行かねば。スルー・ザ・ネバー。


明るいのがいい7月11日 
 投稿者:相馬  03/07/12 Sat 03:27:13

長崎の事件では、児童相談所職員の談話が嬉しかった。手許に記事がないので正確ではないが、「4歳と12歳、私たちにはどちらも守らなくてはならない存在なので云々」というような内容だった。そう。誰かが守ってやらないと困る。文部科学大臣とかな。

逆に最も腹が立ったのは、少年の保護者を「市中引き回しの上、打ち首にしろ」とバカなことをほざいた鴻池防災担当相を僅差で押さえ、長崎県教育長へなされた「学習障害の有無や登校状況はどうだったのか」という記者からの質問。なんだそりゃ。教育長もすぐさま反論しないと。「質問の意図をはかりかねます。学習障害や登校状況と今回の犯罪にどのような関係があるとお考えなのかお教えください」って。失礼な質問だよ。

道新情報研究所の方から教育についての話を聞きたいとの依頼あり。会って1時間弱話す。教育についての話はつまらん話が多い。暗くて嫌。もっと楽しい話がしたい、ということを延々述べる。さぞ困ったろうと後から反省。でもさ、本当につまんないんだもん。大滝秀治の気持ちがわかるよ。お前の話はつまらん! ってね。その後勉強会、訪問を始めたボランティアスタッフと打ち合わせ。


疲れる一日7月10日 
 投稿者:山田  03/07/10 Thu 23:40:21

■長崎の事件のこと。二人の年齢が低いこと/殺人を犯したものが罰せられないことから受けたショックとショックを受けたことによる怒り、悲しみを被害者やその家族の心情と同一のものと勘違いすることに気を付ける一日。

■今のところ、「12歳の子どもが4歳の子どもを殺した」という事実以外、加害者と被害者についてはほとんど報道されていない。そんな状況で何を語ることができるというのか。語り得ないことについては沈黙するしかない。

■久しぶりの雨。訪問先の玄関から車に走るまでの間でかなり濡れた。


仕事しろ7月9日 
 投稿者:相馬  03/07/10 Thu 02:35:24

長崎の幼児殺人事件で12歳の中学生から事情聴取。まだ真相は何もわかっていない、と自分に言い聞かせて、とりあえず今こうしてフツーでいる。いろいろ考えて疲れた。沖縄でも中学生の殺人事件があったばかりなのに。

沖縄の事件について、遠山文部科学大臣は「人をあやめる、友人同士で殺人を犯すのは絶対に許されない。罪悪感を本当に持っているのかどうか憤りを感じる」「あまりにも安易に人の命が扱われすぎている。子供だからといって許していい問題では絶対にない」とコメント。それはそうだ。確かに許されないことだが、それでも、お前だけはそんなこと言っちゃダメだろう。「それでも子供という存在は素晴らしいものだと信じます」と言うのがあんたの仕事でしょう。子供を非難するなら、他のどんな大臣でも言える。その中で唯一、「彼らはちゃんと罪を償い、立ち直ってくれるはず」と子供を守ってやるのが文部科学大臣じゃないか。尻馬乗ってないで、自分の仕事してよ。頼むよ。

疲れたから寝ます。


就職のこと7月8日 
 投稿者:山田  03/07/09 Wed 00:25:26

■はいな。昨日のフリースクール通信は漂流教室のものです。

■阪神マジック点灯だ。うれしいな。思い起こせば18年前。中学校の学校祭準備中に優勝が決まったのでした。

■気になるニュースと言えば、鳥取県教育委員会が夏休みに高校生へバイトの斡旋をするとか。他の都道府県でもどんどんやって、仕事を経験する機会を増やしてほしい。食っていくためには社会と関わる必要があるのだから、それも教えなくてはなるまい。

■成長は小学生/中学生/高校生/大学生/大人と分断しているのではなく、連続している。連続しているものを意図的に区切った上で行うのが「教育」であるのだから、元々将来が見えにい。高校進学率が90%を越えた70年代以降は、輪をかけて見えにくくなっているのではないか。将来像を見えにくくしておいて「将来について考えなさい」というのは随分な言いぐさだ。

■大人はどれくらい将来のことを考えづらくしているのか。例えば、中学生に配られる進路のしおりをみなさんは見たことがあるだろうか。札幌市で配布されるそれには、まず中卒で就職する人への案内が10ページほど掲載されている。そこに載っている先輩の体験談には、「楽ではない」「しっかりと希望をもたないと辛い」というような、暗い前途を予感させる言葉がおどる。その後、100ページほど進学する人への案内と高校紹介が続く。こんな冊子を使って進路指導を行うわけだ。ほとんどの子どもにとって生まれて初めての進路選択で、就職は難しい・辛いと刷り込みが行われているのだから、その後も就職に明るい気持ちで向かいづらくなるのも当然だろう。

■願わくば鳥取の高校生がバイトを通して働くことの楽しさを味わえますように。


気になるニュース7月7日 
 投稿者:相馬  03/07/07 Mon 23:23:59

毎週月曜は「ふりーすくーる通信」のために道新を買っているのが、今日は行った先がどこも売り切れで買えなかった。多分、今週あたり「漂流教室」の番だと思うんだけど。

今週からボランティアスタッフ2名が新たに訪問を始めた。メンタルフレンドという仕組みを考えたとき、やはり主戦力は大学生、専門学校生の彼らだと思う。なんとかもっと強固な体制に持っていきたいのだが。

気になるニュース。毎日新聞から。

「千葉市教委は不登校の児童・生徒にインターネットを利用して、算数・数学、英語を学んでもらおうと、このほど独自に開発したソフトを教育センターのホームページに接続し、学習支援を始めた」。とのことで、これには2つの感想を持つ。ひとつは、ともかくこれで学校へ行かねばならないという負担が軽減されるかもしれないということ。もうひとつは、とうとう家にも学校がやってきてしまった、逃げ場がまた無くなったということ。どっちがどうでるかは分からない。

この記事の最後にはこんなことが書かれてあった。「自宅から出られない児童・生徒も、週1回、各家庭を回っている市教委の「家庭訪問相談員」からパスワードを聞いて、自由に学習できる」。そうか、千葉市教委は週1回回ってるんだ。どんな人がどんな目的でどんなふうに回ってるんだろうか。

ざっと検索した結果、千葉市の情報は見あたらなかったが、例えば川崎市では、不登校児童(ということは小学生か)が過去最高の1387人になり、家庭訪問相談員を1名から2名へ増員したらしい。金沢市の家庭訪問相談員は、下記ウェブページのような理念で行われているらしい。STEP2からSTEP3への移行に無理があるように感じるな。

毎日訪問をしていて思う。これはやり方次第で子供にとって、もしくは家庭にとって大変な重圧になる。そこら辺、教育委員会はどれくらいの覚悟でやっているのか。まさか、自殺者を出してもいい覚悟でやってます、なんてことはないと思うけど。札幌市でも同じような動きがあるのだろうか。あるなら、なんとか食い込まなくちゃと思う。変な方向に行かないようにね。

(↓)金沢市総合教育相談センター、家庭訪問のポイント

http://www.kanazawa-city.ed.jp/soudan/kenkyuu/sub31.html


友人と過ごす7月6日 
 投稿者:山田  03/07/06 Sun 23:59:25

■キャッチボールをしていたら、転んだ拍子に携帯電話を壊してしまった。がっくりだ。

■自転車で来た友人とご飯を食べに街中へ出た。立体駐車場に車を止めてエレベーターに乗ったら、たまたま五年ぶりくらいに、二人に共通の友人と出会った。

■その友人はバナナを食べながら支笏湖経由で苫小牧に帰っていった。ぼくも自転車にもっと乗ろう。

■今日の訪問から帰宅すると、新しくした携帯に大学時代の友人から電話がかかってきた。彼と話すのも一年ぶりくらいだろうか。

■先月来、自分も相馬氏も色々な人から連絡がくるようになっているらしい。ありがたいことです。明日は誰から連絡がくるのだろう。楽しみだよ。じゃ、おやすみ。


寝る7月5日 
 投稿者:相馬  03/07/06 Sun 03:12:15

それは奇遇。俺も今日、高校来の友人が尋ねてきたので、一緒に飲んだよ。飲みすぎて具合が悪い。おやすみなさい。さっき、メールをチェックしたら、「漂流日誌は毎日読んでます」と、やはり高校来の友人から音信があった。ありがとう。でも、今日は寝る。おやすみなさい。


余裕復活7月4日 
 投稿者:山田  03/07/05 Sat 01:11:49

そんなに深いこと考えずに、かわいいネコちゃんだけみて26日のぼくのようにほのぼのすれば精神衛生上良かったのにね。

本日はいつものように勉強会。今自分のしたいことを聞き合った。ぼくにとっては今日の勉強会は大変精神衛生上良く、すっきりにこにこであった。最近は問い合わせの応対が続き、すこし余裕を無くしていたような感もあり、日誌の長さも短くなっていた。今日はなんぼかましになったかな。

そうそう。相馬氏に伝え忘れていたけど、北海道建設新聞社というところから、取材の申し込みが来ました。来週金曜日の予定です。

明日は友人が苫小牧から自転車で来るというので、ヒマを見つけて会っておこう。んでは。


おためごかし7月3日 
 投稿者:相馬  03/07/04 Fri 01:31:16

昨日、また「ご近所の底力」を観て怒ってしまった。観なきゃいいのに、つい観ちゃうんだよな。でも、あの番組はひどいよ。

今回は野良猫対策。野良猫を駆除するのではなく、「地域猫」として住民が世話をするという、ユニークな取り組みをしている自治体が紹介されていた。猫好きだというリーダー格のおばちゃんが説明する。

・猫には決まった場所で餌をやる
・見回りをして、糞や食べ残しはすぐ片付ける

例によってここまではフムフムと聞いていた。すぐ前のことを忘れるのが俺の悪い癖だ。世話の甲斐あって、猫はすっかりなついて、子供に頭をなでられたりしてる。いいんじゃない、こういうのも、とニコニコしてた次の瞬間、おばちゃんの言葉に思わずテレビを壊しそうになるくらい腹が立った。

「猫はみんな去勢不妊手術を受けさせてます」

ちょっと待て。じゃあ、時間はかかるにせよ、最終的に野良猫は一匹もいなくなるんだろ。それじゃやっぱり「駆除」じゃないか。餌代だの手術代だので懐を痛める代わりに、自分の心を痛めないで済むという、それだけの違いだ。なにより許せないのは、彼らが「野良猫との共存」という言葉を使ったことである。野良猫を絶滅させて何が共存だ。

間違うな。去勢不妊手術をするなら飼い猫である。しないのなら、生まれた子猫も全部飼うか、最後の一匹まで引き取り手を探すのが飼主の責任だ。野良猫が増えすぎて困るというが、捨て猫と過剰な餌の供給がなければ、野良猫なんてそんなに増えやしない。野良猫を増やしてるのは、生まれた子猫を捨てる飼主と、生ゴミをいい加減に出してる家庭である。

気分のいいときには声の一つもかけてやり、機嫌の悪いときには脅かし、普通は会っても無視して通り過ぎる。「野良猫との共存」ってのはそういうもんだ。もちろん、餌なんてやっちゃダメだ。餌をやっていいのは、親にはぐれた子猫、病気、怪我、年老いて餌を取れなくなった猫。それだけだ。家の中に入って悪さをしたときは、怪我させない程度に追っかけまわしてもいい。あんなおためごかしに「共存」なんて言葉を使わないでもらいたい。このデンでいけば、あのおばちゃんがお年を召した暁には、老人ホームにでも隔離して、それで「お年よりとの共存です」と言えてしまう。いいのか、それで。やっちゃうぞ、本当に。

猫は猫で勝手にやってる。いちいち構うな。「猫のため」みたいな顔で近づくな。怖いのは、本当に「猫のため」と思ってそうなところで、そういうところ、動物と子供の扱われ方はとても似ている。どうも心穏やかには見ていられない。


いろいろと7月2日 
 投稿者:山田  03/07/02 Wed 22:36:47

■いつもなら通信を完成させるのが水曜日なのだが、今日は話し合うことがあり翌日に持ち越し。

■いろいろなところから連絡が来たり、こちらから連絡をしたり。ミスらないように気を付けよう。

■阪神の強さに脱帽。最高だ。

■そう言えば、今週はまだ自転車に乗っていない。そろそろ体を動かしたいところだ。


入日薄れ7月1日 
 投稿者:相馬  03/07/02 Wed 01:05:23

日本は先進国でも類を見ないほどの急激なカーブを描いて、少子高齢化社会へ突き進んでいるらしい。それはマズイからたくさん子供をつくりなさい、とあちこちが警鐘を鳴らしているのだが、少子高齢化が問題なら、年寄りを減らすことでも解決できる。そっちに話が行かないのは、警鐘を鳴らす人たちが押しなべてジーサンだからだが、実のところ中高年の自殺だって増え続けている。「子供を産まないのは行き過ぎた個人主義が云々」とか馬鹿げたことを言って金をもらっているジーサンと、仕事もなく希望も持てず自殺を図るジーサンと二種類いて、どうやったって後者のほうが多い。世の中が中高年の自殺に有効な手立てをとらないのは、年寄りを減らして高齢化を止めようという企みなのかもしれない。

今日から7月。夏至は過ぎたが、まだまだ日は長い。19時半ころ車を走らせていたら、薄暮の中を帰る中学生の一団に出会った。西の空にはまだ夕焼けの余韻が残って明るいけれど、東からは夜の闇が次第次第に広がってきている。光と闇の微妙なバランスがとれた瞬間。まさにそのときに仲間と一緒に外にいられるなんて、なんて楽しいことなんだろう。なんだかいろいろ思い出すことがあって、落ち着かないような変な空気のまま家に帰った。ちなみに、少子高齢化の話とは何の関係もない。


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