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頭が痛い10月31日 
 投稿者:相馬  03/11/01 Sat 00:22:16

もう10月も終わり。早いなー。なんだか羽が生えて飛んでったような感覚でした。

札幌の中心街の小学校3校が今年度限りで廃校になる。ついては、そこを使わせて欲しいといくつかのNPOが声を上げている。「漂流教室」も一口のせてもらっているが、タダ乗り同然で打ち合わせにもちっとも出ていない。これはいけないと、今日はちゃんと会議に出るつもりだったが、夕方くらいから頭が痛くなりだし、訪問の終わった19時にはガンガンガンガン、車を運転できるのがやっとという状態になった。

これはイカンとまっすぐ家に帰り、キムチ鍋をかっこんですぐ寝てしまったのだが、今もまだちょっと痛いな。日誌のために起きたので、書き終わったらすぐ寝ます。朝までに治っていることを祈らん。明日は月いちの勉強会だし。しかし、廃校利用の会議にはまた不義理をはたらいてしまった。申し訳ない。


お、久しぶりに長い10月30日 
 投稿者:山田  03/10/31 Fri 02:03:19

■ほんと、雪は降りませんな。

■フリースクール通信でごちゃごちゃするのは毎回のこと。いい加減リライトの内容を巡って言い争うのは止めたい。

■我々執筆者が日々子どもと会っている時に起こる出来事や感じていることと、彼らの頭の中にうすらぼんやりとあるらしい「フリースクールとそこに通う不登校の子どもとの日常」は違う。だから、彼らの頭の中にある執筆者に書いて欲しい記事とわれわれの書きたいことが食い違ってくるのだ。だのに、思った記事を書かないライターのようにあちらさんは我々を扱うから衝突が起こる。問題解決策は一つ。不登校についての事実を取材するだけでなく、子どもと通じてみて下さい。

■もっとも、そこにばかり力を注ぐわけにもいかないのだろうけど。

■さて、さるところから、面白いものを入手。「札幌市教育委員会・少年相談室より◆相談の中で、高校へ行かない子どもの姿が見えてきます◆」という、ある中学校で生徒と親の進路指導用に配布された文書だ。そこには、様々な「問題」がどのようにして作用して高校中退に至るか、書かれている。

■それによると、すべてのはじまりは「目的意識が低いままとにかく高校に入学」すること。それが「ちょっとした切っ掛けですぐ休む」ことにつながる。「ちょっとした切っ掛け」として挙げられているのは、・担任「おまえ勉強しているのか」・友達にからかわれた・時間がかかる・寝ているのに無理に起こす・友達「そんなにイヤならやめれば」などで、「父親の関わりがほとんどない」のが問題だという。

■このちょっと休むことから、勉強が面白くない→携帯電話を持つ→アルバイトをする→夜遅く帰宅(家庭内暴力にもつながる)/大人と接触(女性との交際にもつながる)→朝寝坊・遅刻→また休む、というサイクルができ、そのうち中退に至る、ということで、各中学校の国語教師の方々は「風が吹けば桶屋が儲かる」を解説するときに例として国語の授業で使ってほしい。

■悪口はともかく、ここで疑問なのは、この文書の中で子ども自身にとっての「問題」はどれだけ取り上げられているか、ということだ。ぼくが見る限り、「勉強が面白くない」と休みの切っ掛けとしてあげられている中の一つ二つしかない。ほとんどは子どもの行動であって、それが周囲にとっての「問題」とされているに過ぎない。つまり、この文書は「高校へ行かない子どもの姿が見えてきます」と言ってくれているが、見えているのは周囲が何を「問題」としているかだけだ。この文書を頼みにして進路指導するときに出てくる言葉と言えば、「目的意識を持とう」「勉強、がんばろうな」「携帯電話は持つな」「アルバイトはするな」といったところだろう。

■この文書の視点と記者の視点は大して変わらないのじゃなかろうか、となんとなく思いながら、日誌の送信ボタンを押すのだった。


リテイク10月29日 
 投稿者:相馬  03/10/30 Thu 01:08:18

ことあるごとに「冬だ、冬だ」と騒いで心の準備をしてるのに、結局10月中は雪が降らない模様。なんだよ。騒いで損した。まだ秋です。秋、秋。

昨日のうちに「ふりーすくーる通信」の原稿を仕上げた山田代表。今日は文中の表現をめぐって、教育面担当者と一悶着あったらしい。憤慨した電話がかかってきた。前もそうだったが、結局連絡先は山田宅にしてあるから、そのテの対応は全部山田がやることになる。今回は山田の書いた文だからいいけども、俺が書いた原稿のときも山田が折衝をしなくちゃならなくて、それは申し訳ないと思う。それに効率悪いし。次に原稿を送るときにはケータイの番号も添付して送ってやろう。あれ? でも名刺渡してるはずだけどな。まあいいか。

本当は書き直しなんてないのが一番なんですけどね。新聞としてわかりやすさを第一にするのは理解できるし、指摘にうなづく部分も多いけど、わかりやすさを求めた結果ありきたりの場面になってしまうこともまた多い。大人と子供の、どこかで見たような聞いたような関係が欲しいなら、フリースクールなんかに取材しちゃダメだよ。だって、それじゃおさまらないから出来た場所なんじゃない。そもそもが。

大人と子供の関係で思い出した。最近、小学生の女の子にちょっかいをかける先生の記事をよく見て、なんだろうと訝しんでいたんだけど、これってアレじゃない。「先生と生徒は平等だ」なんて主張する人が多いから起こるんじゃない。ま、戯言ですが。でも、ちょっと本気。


冬が始まる10月28日 
 投稿者:山田  03/10/29 Wed 01:34:09

■相馬氏は道路工事の多さに年末を感じ、ぼくは窓の結露に年末を感じる。

■訪問先では、「今週中に雪降るかな」とか「もう11月になるよ」とか、やはり冬に向かっている話しばかり最初に出るのであった。

■夜の訪問終了後、道新の記者さんと会談。二時間ばかり話す。相馬氏が困ったように「え〜と、このままだと、ぼくらは止まることなく話せますが、もう12時になるんですよね。いいんですか」とストップを入れてくれなければ、朝まで続くところでした。

■会談の中で、月曜日の道新教育面「フリースクール通信」を書くことが決定。明日の午前中までだよ〜ん。


ネット面倒10月27日 
 投稿者:相馬  03/10/28 Tue 00:13:23

道路工事の多さに年末が近いんだなあーと感じます。予算使わなきゃいけないものね。追い込みだものね。そんで、山田さん、また日付間違ってますよ。

「全国のつどい」で知り合った大阪の友人が大変らしい。せっかくサイトを開いたのに、横槍が入って休止せざるを得ないという。詳しい状況がイマイチわからない今では、下手に動いてかえって立場を悪くさせてもまずい。とりあえず静観しているが、伝え聞いた話に実はちょっと怒っている。はっきりした話が聞けて、その内容が伝え聞いたとおりなら、横槍入れた相手に一言いってやらねば気がすまない。仮令、相手が全国組織でも。

そして、大阪の友人へ。つまらない邪魔で止まるな。進め。時に堂々と。時に飄々と。

ある親の会の掲示板におかしな書き込みが。調べてみたら、電波な人とも、出会い系サイトの悪質業者の仕業とも様々な説が流れているが、いやいや、いろんなレベルでネットは面倒なのだった。


明日決戦10月27日 
 投稿者:山田  03/10/27 Mon 01:37:26

■日曜日でも電話は鳴る。

■前にも書いたが、ぼくがいるとゲームが進むという訪問先で今日もゲームを進めてきた。といっても、ぼくは横にいるだけなのだが。

■「トロールという人形」って、どんなやつなのだろう。そう言えば、ムーミンはほんとはトロールなんですよね。まさか、ムーミン?

■日本シリーズはいよいよ最終決戦。絶対勝ってくれ。頼むぞ。

■今週はいよいよ雪が降りそうだ。タイヤは替えてあるが、初雪の時には運転気を付けなくては。


リンク返し10月25日 
 投稿者:相馬  03/10/26 Sun 00:03:09

言葉足らずだと昨日は思ってたのですが、高校来の友人が「いいなあ」と言ってくれたので(リンク貼ってくれたからお返ししてみる)、今はすっかり満足してます。うん。これでいい。

んで、上のリンク先の「延々と『理由』を説明してあげなくてもいいような」の部分にコメント。世の中で「ダメ」と言われてることには案外正当な理由があって、しかも、それが自分の未熟さに由来してるということは結構あるんだよ、ということを先ず知って欲しかったんです。物事には何だって理由がある。禁止されてることだって、ちゃんとそれなりの理由がある。それを踏まえたうえで、でも、それはそれとしてやりたいことってあるじゃん。そこで「個性」とか「自由」とか、自分の成長に足枷するだけの言い訳をこねてちゃ先に進まないよ―と、こういう過程を踏みたかったわけです。これでも親切なのよ、俺。構成力ないからわかりづらいけど。

しかし、大人げなくむかっ腹を立ててしまったのは、きっと俺がこういう高校生だったからでしょう。いや、「個性」は言ってないかなー。どうだったかなー。まあ、ホント苦労するんです。言い訳してると。

今日は訪問先に向かう途中、アルフィーの高見沢に似たおばさんを見ました。訪問先では、トロールという人形責めに遭いました。この人形も誰かに似てるんだなあー。ずっと考えてるんだけど。いま一瞬、みのもんたという名前が浮かんだ。中居くんも捨てがたいけど。


なんだかひっかかるけど10月24日 
 投稿者:山田  03/10/24 Fri 23:40:26

■相馬氏の最後の段、なんだか言葉足らずな部分があったなぁ、と本人言ってます。

■「どうして制服を着崩しちゃ行けないんですか」も「どうして携帯を持って来ちゃいけないんですか」も、「着崩していいんだよ」「持ってきていいんだよ」と言って欲しいから質問してるんだろうからなぁ。相馬氏は自分がそんなことを言われなくても構わない、着崩したければ着崩すし、持って来たけりゃ持って来るさという考えの持ち主だから、投書が気にくわないんじゃないの。でも、それって、受け取る人によっては君のことをとっても冷たく感じる人もいるだろうなぁ。ぼくは、そうなることはちょっとだけ残念なことと思うわけで。

■昨日は阪神がまたもやサヨナラ勝ち。おかげで子どものように興奮して寝れなくなりました。今日も勝って日本一に王手。うきうきです。

■実家から布団乾燥機をもらってきました。暖かい布団で風邪を引かないように寝ます。明日はFSネットの会議と訪問です。


捨てちまえ10月23日 
 投稿者:相馬  03/10/23 Thu 22:47:03

さて、いい加減制服と携帯電話の話を終わらせましょう。

制服を着崩すのがイケナイのも携帯電話を学校に持ってってはイケナイのも理由は同じです。「身の丈を超えているから」。制服を着こなすこともできないくせに、携帯電話が必要な用事もないくせに。だから「ダメ」と言われるんです。それだけです。

ただ、ここで注意して欲しいのですが、俺は「ダメな理由」は書きましたが、「だから止めろ」とは書いていません。「身の丈を超えるような経験からなる成長」というものもあるな、と思うからです。だから、着崩すのも携帯電話を学校に持ち込むのも勝手にやったらよろしい。俺が止めろと言ってるのはただひとつ。「開き直るな、言い訳するな」ということだけです。

だって、制服を着こなすこともできないレベルを「個性」と開き直ってしまったら、その「大したことない自分」に一体いつ気がつくのですか。高校生に負える責任なんてホントにちっちゃなものです。その範囲内での「自由」なんぞ、そう、「携帯電話を学校に持ち込む自由」なんぞを喜んでたら、一体いつもっと大きな経験をするのですか。「自由には責任が付きまとう」は、すぐに「責任を取れないから自由を制限する」に摺り変わります。そんなの自らの首を締めてるだけなのに。

いい加減気づきましょう。「個性」も「(責任とセットの)自由」も、成長をさまたげる障害なんです。「個性」を、「自由」を口にするたび、人は自分のいたらなさを誤魔化し、可能性を狭めてるんです。どうか、そんなものは捨てちまってください。それがこの長い話の結論です。


1勝目10月22日 
 投稿者:山田  03/10/22 Wed 22:55:12

■そうそう、にこやかに書き込むべし。

■祝阪神タイガースサヨナラ勝ち。明日も頼むぞ。

■頭の横のそり込みが涼しい。どうやら今週中には雪が来そうな気配だ。

■そんな中、今日もまた問い合わせ電話が。金曜日、相馬氏が説明に行ってもらうことに。

■レポート書かなくちゃ。どうしようかなっと。

■カウンターが壊れているみたい。相馬氏、直せるかい?


不満も溶ける10月21日 
 投稿者:相馬  03/10/21 Tue 20:12:44

まあ、あんまり怒ってるように見える書き方も良くないよね、と時々は反省するわけで、そんなときは「怒りも笑いに変えてしまう人」の本なんかを読んでイメージトレーニングをしたりするわけで、それで今回は南伸坊なんかを読んでみたわけで、そしたらあんな温厚そうな人が「てやんでえ、バーロイ」なんて怒っていたわけで、ああやっぱり怒ってもいいんだと思ったわけです。どうも古い文体だね、これ。

で、さあ怒るぞもう怒鳴っちゃうぞと意気込んでいたのだが、お絵描き掲示板にて報告した通り、山田代表がまことに奇妙奇天烈な髪型になっていて、一目見たとたん意気込み渦巻いてた怒りがワハハと笑いに溶けてしまったのだった。うーん。こういうのも怒りを笑いに変えたと言うのだろうか。

それに訪問先では、子供と一緒に外で遊んだのだ。今まで何度「外行こうよ」と誘ってもうんと言わなかった子供が、自分から庭を案内してくれたのだ。ほんのちょっとの時間だったけど、嬉しかったね。これでまた怒りが喜びに溶けてしまった。今日はもう不満を書く気がしないのね。珍しく仕事も早く終わり、ちびちびとお酒を飲みながら楽しい気分で日誌書いてます。


あいや〜10月20日 
 投稿者:山田  03/10/21 Tue 00:29:10

■せっかく書いたのに、送信前にIEが強制終了ですよ。ちくしょう。もう一度、気を取り直して。

■昨日は久しぶりに公園でキャッチボールとノック。すっきりした。

■とある訪問先の犬、必ず降参のポーズをする。何もしていないのに、どうしてだろう。犬好きの人、教えてください。

■ラジオであややが「鳥取砂丘でラクダの乗ろうとしたら1800円で、た〜か〜い〜、みたいな」と話しているのを聞いた。「た〜か〜い〜」までが一段高いトーンで、「みたいな」が地のトーンなのだなぁ、と気付いた。今度マネしてみよう。

■自分で髪を切った。ちょっとユカイな髪型になったので、一部でウケている。

■スタッフが「メンタルフレンドって、いつやめてもいいんだよね」と聞かれたらしい。もうすぐ冬ですね…。


今日は休みだ10月19日 
 投稿者:相馬  03/10/19 Sun 22:36:11

俺も今日は久々に丸一日休みでした。充分、骨休み。ついでに携帯電話と制服の話も一休み。

で、それと関係あるようなないような話をひとつ。俺は大学2年の頃、大学祭の実行委員長なんてものをしていたのだが、まあ毎年恒例のこととして、大学当局との校舎24時間開放交渉というものがあった。ほっとけば夜10時には閉められてしまう校舎を24時間使わせろというもので、当然大学側はうんとは言わない。「だって、事故が起こった時に君たち責任能力ないでしょ」。これが唯一にして永遠の向こうの言い分だ。

確かに、いったん事故が起きれば一学生に責任の取りようなどあるはずがない。大学を辞めたとしたって、それは自己満足にはなっても責任を取ったことにはならない。大学当局の言い分は一見もっともに見える。

だが、事故が起こったとしたら、別に彼らだって個人で責任を取ったりはしないのだ。代わりに「大学」という機構がその責を負う。だったら、同じ大学の構成員たる学生だとて同じではないか。もちろん、事故はあってはならない。起こさないために万全の体勢を整えて、それでも起きた事故は「大学」という機構が責任を取ったっていいだろう。なぜ、学生のときに限り個人に責任が還元されるのか。そこに彼らの言い分のウソがある。

「自分の行動には自分で責任を持つ。責任を持てないことはしない、できない」。それはまことにもっともで、最低限の条件だ。だが、一方、人は自分で責任を持てないことでもやってしまっていいのだ。そのために他人がいるのだから。それが禁止されたら、そもそも組織なんてあり得ないことになる。ということで、「選択した自由の裏には責任が伴う。それで何が悪い」なんて言っている16歳男子は、実に年相応にボンズなのだった。続く。


明日は休みだ10月18日 
 投稿者:山田  03/10/19 Sun 00:57:47

■うふふ。そのとおり、続くようにしているんだけどね。君もたくさん書くことがあるみたいだから、続行していってください。もう燃料を入れなくても回り続けるかな。

■昨日のお好み焼きは美味しかったと色々なところで好評。

■全国の集いで知り合った人、ボランティアスタッフつながりで知り合った人、親の会で知り合った人、最近どんどん人の輪が広がっていく実感がある。

■漂流通信の今号では、山田が3コママンガを描きました。


続行してやる10月17日 
 投稿者:相馬  03/10/17 Fri 22:27:32

どうも山田にいいように煽られてる気がするんだけどな。わかってるくせに、わざとやってないか。

まあいいんですが、では、携帯電話の方は主語を「あなた」から「高校生」に変えましょう。「“学校にいる時まで気にかけなくちゃならないような緊急の用事”なんて、高校生にはありません。どうしても連絡を取らなければならないことがあれば、学校に電話して、先生に呼び出してもらいます。それが、学校にいる生徒をつかまえるのに一番確実な方法だからです。だとしたら、携帯電話にかかってくることというのは全て、学校が終わって家に帰ってからでも間に合う用事ばかりだ、ということになります。高校生のレベルでは、学校でも携帯電話が必要になるほどの用事なんて存在しないんです」。これでいいかな。

次いで制服の方。純粋か不純かは知らないけど、そりゃ疑問を持つ子もいるかもね。でも俺は「疑問を持たない」なんて言ってないから。「そういう子は開き直らない」って言ってるだけだから。だから、疑問を持とうが持つまいが関係ない話です。

俺が「制服を、個性を持って着崩すことの何がいけないか」を居直り言い訳開き直りと断ずるのは、この意見が「個性」をそれだけで素晴らしいものと位置づけて、他者の判断を拒否してるからですね。制服をちゃんと着こなし、その上で着崩せる人ならこうは言いません。「こうした方がかっこいいでしょ」と言うでしょう。であれば、それは「かっこいいか悪いか」という、他者の視点を含めた基準の話になります。「個性を持って着崩すことの何がいけないか」は違うでしょ。「個性」という錦の御旗(と本人は思ってる)をかざして、相手の批判を封じてるだけでしょ。だから、居直り言い訳開き直りだというわけです。

こうなりゃヤケだ。この話、しばらく続けてやる。

今日は月一恒例「かめの会」。山田代表の漂流教室クッキング第二弾。みんなでお好み焼きを作りました。ライナスの毛布のスタッフさんや、お絵かき掲示板でおなじみの学ちゃんなど数人のゲストと共に会場を訪れると、まあまあ他にもいるわいるわ。いつもの倍くらいの人数が、カセットコンロを持ち、キャベツを抱え、ワイワイガヤガヤ所狭しとしている。みんな、そんなにお好み焼きが食べたかったのかしら。まあ、実際とってもおいしかったんだけどね。大好評でした。山田代表も、指を負傷しながら鰹節を削った甲斐があったというものです。オイラは夕方から訪問があったので、作って食べて、後片付けは他人任せでおさらばという楽チンコースでなお良かったね。

ところで、ライナスの毛布のスタッフにして漂流教室のボランティアスタッフの金山さんは実は酒豪なのだが、今日来たもう一人のライナスの毛布スタッフも酒好きらしい。そういや、そろそろ忘年会のことも考えねばな、とニヤリとする相馬でした。


いじめちゃだめだよ10月16日 
 投稿者:山田  03/10/17 Fri 00:00:19

■相馬氏曰く子「そういう人はそもそも『個性を持って気崩すことの何がいけないのか』といったようなことは言いません。開き直る必要がないからです」むしろ、そういう人だからこそ、「なぜ着崩すことに反対されるのだろうか」と純粋に疑問を抱くんじゃないかなぁ。

■小言幸兵衛になっている時の相馬氏は、対象とする人の捉え方が「あれっ」と思うほど狭くなっていることが時々あって、対象としている人を突き詰めていくと「そんな人、ほとんどいないんじゃないの?」なることがある。今回もそんな感じ。あんまり、少数派をいじめちゃだめよ。

■明日は午前中に実家に行ってから、通信作成、午後にかめの会でお好み焼き作成。かめの会に来る予定のスタッフを送迎したら、夜に訪問。長い一日になりそうだ。しっかり食べよう。


小言は続く10月15日 
 投稿者:相馬  03/10/16 Thu 03:08:53

はい。その場合なら文句ありません。そして、そういう人はそもそも「個性を持って気崩すことの何がいけないのか」といったようなことは言いません。開き直る必要がないからです。

googleからリンクが外れたのは、サイトがtoripodからinfoseekに変わってヒットしなくなったからだと思う。そのうち、復活するでしょう。

さて、「日誌でずいぶん怒ってましたね」と会う人ごとに言われる最近。こんなことではいけない。あんな書き方をする程のことでもないじゃないか、と反省していたのですが、新聞の投書欄にまたふざけた文章を発見してムッとするワタクシです。今週月曜の朝日新聞。16歳男子がだいたいこんなことを言っている。

「学校に携帯電話を持っていって何が悪いのか。自分はマナーモードにしてポケットに入れている。自分の行動は自分で決める。選択する自由の裏には責任が伴う。これで何が悪い」

後半は完全な開き直りで、こんなこと言ってたら、「罪を犯した少年の保護者は市中引き回しの末打ち首」発言だって「その通り。それの何が悪い」で通っちゃうんだけど、それは一旦置いておきます。

「学校に携帯電話を持っていって何が悪いのか」。それは、“学校にいる時まで気にかけなくちゃならないような緊急の用事”なんて、あなたにはないからです。どうしてもあなたと連絡を取らなければならない人がいたら、その人は学校に電話をするでしょう。そして、先生に呼び出してもらうでしょう。それが、学校にいるあなたをつかまえるのに一番確実な方法だからです。だとしたら、携帯電話にかかってくることというのは全て、学校が終わって家に帰ってからでも間に合う用事ばかりだ、ということになります。あなたのレベルでは、学校でも携帯電話が必要になるほどの用事なんて存在しないんです。それなのに、携帯電話を学校に持っていくなんて、自分の程度を過大に評価してませんか。あなた、それほどの人物じゃないですよ。

だいたい、失礼な話だと思いませんか。マナーモードにしてポケットに入れてたって、というかマナーモードにしてるからこそ、あなた、いつも電話のこと気にしてるでしょ。「あ、かかってきたかも」とかって。ぼくもいつもマナーモードにしてるからわかります。もし、先生が授業そっちのけで自分の携帯電話ばっかり気にしてたらどんな気がしますか。「ふざけんな」と思うでしょ。「マナーモードにしてりゃいいってもんじゃねえよ。置いてこいよ」って思いませんか。だったら、あなたも同じことです。

自分の程度を勘違いして携帯電話を持ってって、案の定それが気になって授業に集中できないで、それが失礼なことだと気づきもしない。そんな人間が「自分の行動は自分で決める」なんて言ったって、相手にされると思いますか。ぼくも授業中は外ばかり見てたけど、「それの何が悪い」なんて開き直りはしなかったよ。授業中はそれに専念するもんで、専念してなきゃ「悪い」んで、だから携帯電話に気もそぞろな先生には腹が立って、そしてそれは「正しい」の。それを「これで何が悪い」なんて言っちゃあさ。それって、自分で責任を取ろうとしてんじゃなく、自分の責任をごまかしてんだよ。


いい話しとヤな話し10月14日 
 投稿者:山田  03/10/15 Wed 00:21:55

■そうすると、ちゃんと制服を着ることができる人なら、投書のような主張をしても相馬氏は文句無しということですね。

■なぜだか知らないが、Googleで「漂流教室」を検索してもうちのサイトがでなくなっている。「Google八分」ということを考えている人がいたが、まさにその状態。

■昨晩帰宅してみると、マンション入り口のガラス扉が割れていた。管理会社に連絡したら、大変丁寧に感謝された。

■訪問ちょっといい話し。一年以上親御さんを訪問して、初めて本人と会ったお家がありました。いや〜、ほんと、長かった。

■不登校ちょっとヤな話し。不登校ということで29日欠席した子どもの家に先生達で一斉訪問、その日は出席扱いにして、統計上は「不登校減少」とした学校があるとのウワサ。だったら、ぼくらの訪問も出席扱いにしてください。

■今週来週と予定が変更になっている訪問先が多く、注意しなければ。


舌禍氷人10月13日 
 投稿者:相馬  03/10/14 Tue 01:30:25

それなら「じゃあ、制服をちゃんと着ることが出来るの?」というだけの話だから。で、多分出来ないから。出来ないのに「着崩す」は無理だから、話はそこでおしまい。あとは、「だらしない」を「個性」と言ってはばからないような居直りはやめなさい、ということだけね。そう言い訳さえしなきゃ別にいいのよ、着崩れてようがなんだろうが。

合同教研のレポートはやりましょう。それはまあいいとして、昨夜は他にも酔った勢いでむやみに約束をしちゃって、今朝になって(酒くさい)冷や汗が。特に、うちのボランティアスタッフ他、未来ある青年たちに「将来? うちで働けばいいじゃん。雇う雇う。給料払う払う。大丈夫大丈夫」などとまるで根拠のない勧誘をするに及んでは、ああもう、俺のバカ。バカバカ。仕方ない。こうなったら、ちゃんと働いてもらえるように「漂流教室」を大きくするしかないですな。がんばってください山田代表。

そういえば、ボランティアスタッフの金山さんが面白いことを言っていた。俺と山田の違いに触れて、「最初は相馬さんが過激なことを言って、山田さんがフォローしてると思ってたんですけど、どっちかというと逆なんですね」だって。うーん、いいとこ見てるね。でも、ちょっと違うんだな。正解は「どっちもとんでもないことを言い出しかねないから、お互いに見張ってる」でした。

ということで、「日誌見てます」なんて言われると、思わずクレームかと身構えてしまう、実にしようのない二人だが、舌禍転じて福となる。口が滑って取り持つ縁もあるだろうと、自分のことだと平気で開き直ってこのまま行きます。他人のことだと怒ります。(いや、ダメだろそれ)


慰労会10月12日 
 投稿者:山田  03/10/13 Mon 01:18:24

■投書をした人と相馬氏とでは、「個性」の捉え方が違うだろうから、元々熱くなっても空回りしちゃうんだけど。「個性を持って着崩す」という部分が「着崩さなきゃ気が済まない。制服を着崩すという点が重要であり、私服を着るのでは意味が無い」という人だったら、相馬氏はどうする?

■ちなみに、ぼくは相馬氏と同じように、個性とは自分ではどうしようもない、様々な点での個人的な傾向だと思っている。

■夏に開かれた全国の集いの慰労会に送れて出席した。車だったので酒は無し。到着すると相馬氏はできあがっており、上機嫌でぼくの頭をはたきながらフラフラとあちこちを歩き回っていた。

■全道教研でレポートを出すという話しが決まっていた。やらせてもらいます。

■慰労会の後、友人と会う。漂流通信に父母のコーナーを作るというアイデアが出て、それいいな、と思った。


相変わらず考えすぎ10月11日 
 投稿者:相馬  03/10/11 Sat 23:27:47

「制服を、個性を持って着崩すことの何がいけないか」。

ぼくが仕事でスーツを着る必要がなくなってからもう5年くらい経ちます。おそらく、今のぼくはスーツを着ることが出来ません。いや、身にまとうことは出来ます。ネクタイも締められます。しかし、「服を着る」というのは、ただ身につければいいというものではありません。今のぼくの身体は、スーツを着る身体になっていない。動きもスーツを着ての動きではなくなっています。ジーンズにはジーンズの動きがあります。着物には着物のしぐさがあります。身体や動作も含めて「服を着る」という行為があるわけです。

ところで、「崩す」ためには「正式な型」が必要です。それをマスターして、初めて「崩す」ことが可能になるわけです。だから、スーツを正しく着ることが出来ない今のぼくでは、スーツを「着崩す」なんてまず無理です。身体や動作を含む「着こなす」という過程を経て、「着崩す」ことが出来るのですから。着こなせないままに崩せば「着崩れる」です。こりゃ「だらしない」とイコールのようなもんです。

「制服を、個性を持って着崩すことの何がいけないか」。まず、あなたは制服をちゃんと着ることが出来るのか、ということです。身体や動作を含めてね。これらは、長い間その服を着続けて初めて身につくものです。さらに、「着崩す」と「着崩れる」の違いがわかってるのか、ということもあります。それは「だらしない」と呼ばれるものではないですか。その辺りの区別がつきますか。そういうことです。多分、ついてないでしょう。ついてりゃ「個性を持って着崩す」なんて言いません。「着崩す」のは「他人から見てかっこよく見えるように」するのが本当なんですから。他人から見てかっこよくなきゃ「個性」なんて意味ありません。それは単に「だらしない」だけです。

だいたい、そこまで「個性」を叫びたいなら、なんで制服着てくんですかね。私服着てけばいいじゃない。結局、ルールからはみ出ないようにものすごく気を配ってて、でもそう思われるのがイヤでちょっと着崩れてみたりなんかして、でも注意されるのが怖くて「個性」とか口にして防御してるだけでしょう。言い訳でしょ、その「個性」。そんなケチな根性で「個性」なんて言葉を使うから、どんどん「個性」の指す範囲が狭くなるんです。

「個性」はもっとどうしようもないものです。規則があっても規範があっても道徳があっても、そんなもの関係なく突き破ってしまうようなもんです。抱えて困ってでも捨てられなくてなお困る。そんなもんです。ここでも何度か言いましたがまた言います。「個性」とは「諦め」の同義語です。あんまり声高に言うようなもんじゃありません。まして、新聞で主張するようなもんじゃありません。自分の行動の正当化になんて絶対使えません。


とまあ、たかが新聞の投書欄にこんなにいろいろ言うこともないんだけさ。つい考えすぎてしまうのはこまったもんだ。


なんだか書くことを忘れた10月10日 
 投稿者:山田  03/10/11 Sat 01:21:58

■デュエルマスターズは、なかなか面白いと思います。山田もやってみようかな。

■新規訪問が増えるのはうれしいですね。明日も午前中、ちょっと今までと毛色の違うところを訪問します。

■んじゃ、また。

■おそらく明日の夜は、久しぶりに北海道に来ている友達と過ごす予定。


しつこい性格10月9日 
 投稿者:相馬  03/10/10 Fri 02:03:19

木曜日の訪問先の子が2週続けて風邪のためお休み。ひそかに流行ってるようです。みなさん、お体には気をつけて。

それで時間が空いたので、「ライナスの毛布」へ暇つぶしに。いや、ウソウソ。若い彼らの熱気をもらいに行ってきた。やっとデュエルマスターズのルール覚えたぞ。これでカードゲームもできると。高校の頃さぼってた三角比を覚えたりカードゲームをマスターしたり。どこでも何でも学習というのはされるもんですな。集合もやってるよ。わかったようなわからんような。

夜はボランティアスタッフの亀畑さんを連れて、新規のお宅へ説明訪問。すでにお母さんとは知り合いで、なんだかボンヤリした説明になってしまったが、次週からの訪問が決まる。そこの家の犬がかわいくてね。訪問してると、動物を飼ってる家が結構ありますが、どこの犬も猫も人懐こくてかわいいです。最近、子供より動物に目が向いてる時間が長いとちょっと反省。

実は今朝、朝日新聞の読者欄で、ある投稿を読んで頭にきていたのだが、「制服を、個性を持って着崩すことの何がいけないの」なんて、何を間の抜けたことを言っているのか。「着崩すこと」がいけないんじゃないの。あなたがちゃんと「着崩せてない」からダメだと言われるの。そんなものを個性といわないで頂戴。でも、いろんな人にあってるうち怒りも薄れた、と書こうと思ってたのに、あれ? やっぱりまだムカついてるぞ。ということで、この件については次回。


トリビア風に10月8日 
 投稿者:山田  03/10/09 Thu 01:38:05

■少女雑誌のセブンティーンには、不登校だった子どもを受け入れる高校の特集記事が載っている。

■相馬氏は昨日雪虫が飛んでいるのを見たが、実は昨年も10月7日に雪虫を見ている。

■漂流絵師に描かれたイラストは古いものから順次消えていく。既に19番以前のものは見れなくなっている。

■ちなみに漂流日誌は1000件までの投稿が保存されるので、さ来年の頭までは大丈夫。

■プリザエースのCMで、会議中に痔の痛みに耐えている様子を熱演している俳優が面白い。

■以上、何「へ〜」だい?


ローレライ10月7日 
 投稿者:相馬  03/10/08 Wed 02:59:45

友人と話していて、突然「なじかは知らねど」というフレーズが口をついて出た。いいよね文語文。「なじかは知らねど」。つい繰り返しちゃうな。♪なじかは知らねど心侘びて 昔の伝えはそぞろ身に染む さびしく暮れゆくラインの流れ〜(最近、歌ってばかり)

ボランティアスタッフの黒田くんが「最近、月大きいですよね」と言っていたのが昨日。今日の帰り、夜の道を飛ばしていると突如前方に現れた月は信じられないくらい巨大だった。なにか禍々しい感じさえする。ライン川、ローレライの魔女は歌声で船頭を迷わし船を沈めたというが、今日の月もドライバーを迷わし事故を起こさせるくらいの力はありそうだった。くわばらくわばら。

夕方、自由学校「遊」からコミュニティビジネスについて「漂流教室」に取材の申し込みがあったという連絡が、山田代表から来る。取材予定の日は、俺は訪問が入っているので、一切は山田代表に任せることにする。がんばってね〜。


催促された10月6日 
 投稿者:山田  03/10/07 Tue 11:03:25

■帰宅後HPは見たのに、日誌を書くのを忘れていた。

■ドライバーをしてくれる人と会う。月・水にお願いすることになり、今後の運行は楽になる。ただ、来年はできるか分からないということなので、引き続き募集中。

■「親の育て方が悪いから不登校になった。解決するには育て直しが必要だ」という言葉を聞き、悲しむ。言ってる人はまったくの善意から言っているというのが、さらに悲しい。

■不登校になったときの本人と周囲の対処法の違いは、例えるなら、風呂に入ったとき熱かったらどうするかということに近い。この時、湯が熱いかどうかは個人差があるわけだが、自分にとって熱いと思えば、普通の人は「アチチッ」とか言いながらとりあえず出る。はたで見ている人は風呂の中で熱がっている人に向かって「水で埋めなさい」という。原因の解決法をありがたく教えてくれる。熱いという問題は入っている人自身で解決しているから、この場合はそれでいい。

■この風呂の例えが多くの不登校に対する対処と若干違う点は、入っている人が風呂からあがることを周りにいる人が許さないという点だ。「親の育て方が悪いから不登校になった。解決するには育て直しが必要だ」という言葉は、熱い風呂に入ったまま、水で埋めろと言っているようなものだ。

■ということで、なんだか新聞のコラムみたいなことを書いてみました。


宣伝10月5日 
 投稿者:相馬  03/10/06 Mon 02:31:49

今日はお休み。去年に引き続き、八百屋「夢屋」の収穫祭に行ってきた。去年と同じくイクラ丼を食べ、手打ち蕎麦に舌鼓をうち、椎茸を買ってチーズケーキも食べてきたが、残念なことに今年は秋田の米農家の方が刈り入れ時で来られず、キリタンポとドブロクは諦めざるを得なかった。

お祭りには、これまた去年と同じく札幌VOの人たちも参加して、石鹸やチーズ、それにオリジナルCD「アイランド」を売り、ステージではライブを行い大活躍。俺もスモークチーズをひとつ買った。

VOでは11月9日に、ベトナム「子どもの家」を支える会代表の小山道夫さんを招いて講演会を行うという。北区北7西6北海道クリスチャンセンター5階で15時から。入場料300円。高校生以下は無料。興味のある方は札幌VOまで直接お問い合わせを。緊急の用事が入らなければ、俺も行こうと思います。

夕方、雪虫が飛んでいるのを見た。本当に冬が近づいている。


NPO法人札幌VOのサイト(↓)

http://www.sapporo-vo.com/index.htm


New勉強会10月4日 
 投稿者:山田  03/10/05 Sun 00:50:19

■これまでメンタルフレンドの勉強会は週一回でやっていたのだが、それでは辛いという人も増えてきたので、今月からは思い切って月一回、午前10時から午後5時までにしてみました。

■前半は心理学のことをオブザーバー的に指導してもらっている方から学び、後半は訪問先での出来事や気付いたことなどを語る場にしました。なかなか盛り上がりました。

■終了後、食べたい人同士でカレーを食べました。辛いものを食っているときにイジメはいじめられる方が悪いと公言してはばからない教育大生がいると聞き、ますます熱くなってしまいました。

■夜、訪問先で手品を考えました。ちょっと誰かを引っかけたい気分。


中学生10月3日 
 投稿者:相馬  03/10/04 Sat 01:57:50

訪問先に向かう途中、思いっきり道に迷ってしまった。こっちに曲がったらどうなるかなー、と思ってハンドル切ったらもう大変。どんどん道が細くなって、うっそうと茂る木々に空も見えず、道の両脇の草が窓ガラスにバチバチ当たりだすに及んで、さすがにまずいと思い出した。いつ行き止まりになったっておかしくない。かといってUターンする場所もない。不安いっぱいのまま走ること20分。知ってる道に出たときは嬉しかったねー。

そうして着いた訪問先で中学生男子のした話。「誰かが飲んだペットボトルに口つけて飲んだら“間接キス”って言ってみんなで騒ぐ」んだそうです。間接キス。あったねー、そんな言葉。というか、まだあったんだねー、そんな言葉。そうそう、そんなもんで胸ときめかせてた時代もありました。CCBに「空想kiss」という曲がありました。♪嫌いなら態度にして 追えば逃げて逃げれば追う Babyどっちかに Baby決めてくれ (Batsu-Batsu あの娘は Batsu-Batsu気が無いのさ) そんなことないやい 失恋じゃないやいやい〜

思わず歌ってしまいました。相手の話を受容せねばならないメンタルフレンドですが、さすがにこのときは吹き出してしまった。笑わすな! いや、でも、ごめんね。

なんか他にも面白い話をしてたぞ。「女子はみんなコックリさんに夢中」なんだそうです。コックリさん。あったねー、そんな遊び。10円玉置いてねー。たいてい好きな人の名前を聞くのね。そうそう、そんなもんに胸ときめかせてた時代もありました。筋肉少女帯に「ソウルコックリさん」という曲がありました。♪コックリさんに聞かねえとオレは何にもわかんねぇんだ! テレビもねえラジオもねえ おまけにオレには心がねえ 思い出はあるけれどトラウマばかりで楽しかねえ 人生の意味さえもオレには本当にわからねえ 生きるとは何なのさ? 教えてえてくれるか? コックリさん

思わず歌ってしまいました。しかし、こういう話を聞くと、なんだかんだ言って中学生なんてあんまり変わってないんだなーと思うよ。俺が中学生だったときと同じ。バカだよね。愛すべきバカさですが。

そうかと思えば、夜、説明訪問に伺った先では、ちゃんと進路を見据えた中学生がひとり。そこまで強い意志を持っているなら、「漂流教室」より家庭教師の方が彼のためにいい、という結論に達した。大丈夫。君ならなんとかなる。読むかどうかわからないけどエールを送ります。


今日も明日も駆け回る10月2日 
 投稿者:山田  03/10/03 Fri 02:00:29

■楽しいモグラクラブで集まっている「ライナスの毛布」にカードをプレゼントするべく顔を出した。漂流教室のボランティアスタッフも、一人参加していた。モグラクラブのマスターである平田さんが作ってくれたアップルパイが美味しくてニコニコ。

■ドライバー募集の話しは道新にも載っていて、そちらを見て連絡をくれた人が一人。次週月曜日に話しをすることに。

■夜、相馬氏と長々と話しをする。今日の出来事や今後の方針について。考えてみれば、明日でもよかったことが多々あり、携帯電話料金が勿体なかったかな。自戒す。

■明日は通信を作って、話しをして、訪問をして…。なんとまぁ、貧乏ヒマ無し。


駆け回る10月1日 
 投稿者:相馬  03/10/02 Thu 01:59:35

朝いちで工場に車を運んで、ようやくマフラーが直りました。走ってみると、まあ静かなこと。これでパトカーを恐れる必要もなくなった。良かった良かった。しかし、あのブロロロロ・・・という音がしないとなんだか変な感じがする。静かでさみしい。たった1週間超の間に、すっかりなじんでしまったらしい。人間の適応能力というのは並じゃない。

その後ぽっかり時間が空いたので、あちこち行って用を足す。まず、札幌駅前のエルプラザにある市民活動サポートセンターへ行き、利用団体の登録をする。これで、同所の会議室や印刷所が使えるようになった。

ついで、リンケージプラザにある札幌市社会福祉協議会へ向かい、ボランティア保険の加入用紙をもらってくる。「漂流教室」にもボランティアスタッフがずいぶん増えた。訪問先の行き帰り、どんな事故に遭うやも知れない。安心して働いてもらうためにも、やはり保険に入っておかねばならないだろう。

それでも時間が余ったので、以前の職場に顔を出してみた。ちょうど10月のはじめなもので人事異動があり(そんな感覚、すっかりなくなっていた)、少しゴチャゴチャしていたがみな温かく迎えてくれた。手土産を持っていくんだった。そのうち、菓子折りでも持ってもう一度行ってこよう。

と、あちこち駆け回って始まった10月。今年もあと3ヶ月。早いもんです。


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