2002年9月

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SSN9月30日 
 投稿者:山田  02/09/30 Mon 21:35:39

本日、道教育委員会へ行く。国が平成15年の概算要求で盛り込んでいる「スクーリング・サポート・ネットワーク」について、詳しく聞こうと思ったのだ。

もともと、今年度まで「スクール・サポート・プログラム」という名前で実験的に行われていたものだが、不登校問題に対するネットワークを作るために都道府県・指定都市に広域のサポート・センターを60箇所、地域のサポートセンターを400箇所作る予定だという。それぞれのセンターは、基礎調査研究、教員研修、民間施設への情報提供などを行う。また、この事業を評価・検討する会議を設置したり、国でフォーラムをやったりするらしい。

しかし、この事業といい、先日行われた文科省の「不登校問題に対する調査研究協力者会議」といい、情報が全然流れてこない。今年度までやっている「スクール・サポート・プログラム」にしても、一体どんな成果がでているのか報道発表はない。そのあたりのことを聞きたかったが、どうやら援助ねらいで話しに来たと思われたらしい。「山田さんの考えていらっしゃるような支援とかはないですよ」と担当者に言われた。というか、これを一生懸命ぼくに伝えようとしていた。で、それ以外の情報は収穫なし。

そりゃ、貧乏ですけどね。経済というより、情報貧乏の方が大変で。なんつっても、役所のやることを知りたくて役所に行ってもぜんぜん情報がないんですから。早いとこ、ネットワークを作ってくださいね。


冬来たりなば9月29日 
 投稿者:相馬  02/09/29 Sun 22:17:33

本日もしみセン祭に参加。スタッフの皆様、おつかれさまでした。

明日で9月も終わり。早い。山が色づいてきた。飼い犬の毛もすっかり生え変わった。2週間後には初雪が降ったっておかしくない季節なのだ。冬がもうすぐそこまで来ている。

先週くらいから、トマトやキュウリがはっきりおいしくなくなった。その代わり、カブがうまい。ネギ、白菜、里芋。野菜も冬の野菜にかわっていく。帰り道、急に鍋が食べたくなった。


しみセンまつり9月28日 
 投稿者:山田  02/09/29 Sun 02:09:47

本日より、いつもお世話になっている「北海道市民活動促進センター」(略称…しみセン)にて、利用団体が集まって開くお祭りが始まった。

実はこの祭り、漂流教室やその他の団体、センター職員の方々と飲み会をしている時にふざけて盛り上がったところ、職員の方が乗り気になって東奔西走、実現させたのだ。

所属団体が内容に関わることを一コマ45分で発表する「プチ講座」がメインの企画で、参加した人はコーヒー・紅茶を飲める「しみ銭」という建物内限定の地域通貨がもらえる。

明日は、NPO井戸端会議というプチ講座に漂流教室も出席します。午後からなので、興味のある人は来てみてください。


忙しい9月27日 
 投稿者:相馬  02/09/27 Fri 22:47:54

なんだか忙しい。大きな仕事はないんだけど、細かな作業が積み重なってバタバタしてる。

そんな中、友人から電話。自転車がない、という。だから探すのを手伝って欲しい、という。アホか。盗まれたなら警察へ行け。ところが話を聞いているとどうも様子が違う。

つまりこういうことだ。昨夜しこたま飲んで、酔っ払って帰路の途中に自転車を置いてタクシーで帰って来た。ところが、置いた場所が思い出せない。だいたいの位置はわかるからその辺を車で流してくれ欲しい、と。

ところが、だいたいの位置がわかるなんて言って、6町×10町くらいの範囲なのだ。「だいたい」が聞いて呆れる。しかし、私とていつ酔って似たようなことをやらかすか分からない。酔っ払いは相身互い。仕方ない。行ってやる。

無事に見つかりました。これで俺が酔ったときの保険はかけたぞ。今日、訪問した先の子どもは、久し振りに学校に行ってすっかりくたびれて帰って来たようだが、登校保険というのもあっていいなと、これまたすっごく思いつき。内容ちっとも見えてない。ああ、もう。てんぱってるな。俺。


ちょっといい話し9月26日 
 投稿者:山田  02/09/27 Fri 02:22:21

毎週木曜日は深川の病院にいる祖母のところに行き、昔語りを聞いている。昭和天皇が旭川に行幸した話しとか、自分の父親が高校生の時の話しとか。

そんな中の一つ。祖母が嫁いで間もない昭和の初め、ラジオが普及し始めた時の話し。

その頃、ラジオはハイテク機械で今に例えるならパソコンのようなものだったらしい。娯楽の最先端であり最新の情報を伝えてくれる夢のようなその機械を、山田家でも購入しようという話しが出た。しかし、祖母と祖父、曾祖母らが話し合った結果、やはり買うのを見合わせようという話しになったという。その理由がよかった。

その時同居していた曾祖父は耳が悪く。ほとんど聞こえがなかった。ラジオは家族の他の者は聞けるが、曾祖父は聞けず仲間はずれになる。家族みなが楽しめないようなものは買わないでおこうと決めたというのだ。

今、例えばパソコンを買うときに同じような考えで購入を諦める家庭はあるだろうか。家族がどうあるかよりも情報に乗り遅れずに生活する方が優先されている気がする。思えば、核家族というのは成員が少ない分、こうした利害関係の調整も少ないので、流行優先の生活も可能なのだろう。

この昔語り、他にも面白いものがあるのでそのうちに又。


反省9月25日 
 投稿者:相馬  02/09/25 Wed 23:38:36

月一度の氏家先生主催の勉強会。今月は「漂流教室」の発表。

声をもっと大きくとか、内輪受けはやめようとか、話芸を磨かなあかんなとか、山田は喋りをもっと簡潔にそれと相手に最後まで話をさせろとか、まあ反省点はいろいろあるのだが、

活動内容より経営状態の方に話題が集中してしまう状況

というのをまず何とかしないといけないな。もう「金がない」とか言うのやめよう。ブルジョワの気まぐれで活動してるということにしよう。毎晩、ドンペリ飲んでることにもしよう。ガウンは絹。足元にボルゾイが寝そべっていて、えーと、あとは・・・。

なったことのない状態を考えるのはホネだ。


祝巨人の勝利での優勝阻止9月24日 
 投稿者:山田  02/09/24 Tue 23:12:03

甲子園で巨人の勝利→優勝胴上げ、という最悪の結末を無くした阪神タイガースのメンバーに拍手。

来期は故障者無しで、優勝しようね。じゃ。


休みも良し悪し9月23日 
 投稿者:相馬  02/09/23 Mon 23:02:23

まあ、気の済むまで続けていいんちゃう。俺はもう終りでいいわ。

2週続けての三連休。2週続けて月曜の訪問家庭がお休み。なんかこう、調子が出ないんだな。休みは嬉しいけど、なんかこう。週の始めが始まらない感じというか。ついダラダラしてしまう。

永田正美の『恋愛カタログ』読む。いやー面白いよ、これ。少女マンガっていいよね。

NOAH武道館大会、三沢が勝って第5代GHCチャンプに。


研究集会その五9月22日 
 投稿者:山田  02/09/23 Mon 01:17:06

なかなか着地点が見つからず、何回続くかわからなくなってきた。

報告されたレポートの中で薬物に対する指導について研究しているものがあった。その中で「生活指導を行う以前に、子ども達に育てたいこと」として「NOといえること」というものがあった。万引き・いじめ・喫煙・飲酒・薬物・避妊などを断るスキルが必要なものとして挙げられていた。

「NOといえること」のスキルを身につけることに、ぼくは賛成だ。列挙されている問題行動だけでなく、日常生活でも必要となるスキルだと思う。例えば、「今日、一緒に帰ろうよ」という言葉を断らなくてはならないこともあるわけだ。こう言える人は、断る側の気持ちも理解できるから、自分が断られることも受け止められるようになるだろう。

そのためには、学校は「NOということを許される場所」になるべきだ。これは「NOといわれたら認める場所」になれということではない。「NO」という意見への対応は、また別の問題だ。ただ、まず「NO」と言える雰囲気とそれが実現されることもあるのが社会だと体験を通してわかるようにしておきたい。


研究集会その四9月21日 
 投稿者:相馬  02/09/21 Sat 22:40:56

私は学校が大好きだったが、集団で行動するのは大嫌いだった。いつも1人でいたい方だった。だから、教室はかなり居心地が悪かった。それでも学校を休まなかったのは、それくらい学校が好きだったということもあるが、1人で、もしくは気の合った友人とだけで過せる場所があったからだ。

訪問先の子どもの中にも、教室に入りたくないという子どもたちはいる。学校には行ってもいいと思っているのに、だ。そういう子どもたちは、学校があまり集団生活を押し付けなくなるだけで随分楽になれると思う。「心の教室」や保健室登校が有効な場合もあるだろう。

その逆に、学校は嫌いだが集団が好き、という子どもたちもいる。割合としてはこっちの方が多いだろう。ここではフリースクールが役に立つ。もしくはデイケア施設。そこでの活動を、学校で授業を受けたと換算するシステムが必要だ。

学校もイヤ集団も嫌いという子どももいる。こりゃ「漂流教室」の出番だろう。それと、提案なのだが、スクールカウンセラーは校外に置いた方が良い。例えば、児童会館、地区センターなど。学校の中にいるうちは、どうしたって「先生の味方」というイメージは拭えないだろう。

ざっと分けてもこれだけ対応の方法が変わる。一律に不登校対策をとることのなんと愚かなことか。まして、その原因を「親が甘やかす」「父性の欠如」などに求めるなど、聞いているこちらが恥ずかしくなる。雑なのだ、考えが。私に雑だと言われるほど情けないこともないぜ。まったく。

いや、これは研究会の話ではない。不登校新聞に載っていた、文科省の不登校問題協力者会議の話。おまけに10億円をかけて不登校の「早期発見、早期予防」に努めるとかで。その1%でいいからちょうだいな。昨日参加した親の会も、この件で憤慨してました。ふう、ヤレヤレ。

(不登校新聞↓)

http://www.futoko.org/


研究集会その三9月20日 
 投稿者:山田  02/09/21 Sat 12:51:01

「子どもの権利条約」について話しをした時、特に出てきたのが「『集団での社会性』を身につける」という言葉だ。ずいぶん気負っているなぁと思った。

考えてみて欲しい。学校以外で、
・20人から40人の団体
・年齢は同じ
・あるいは同じ時に集団に入った
・全員が同じことを行う
・ほとんど上意下達
・外部と交流は持たず内部だけの作業
という集団があるだろうか。「学級集団」「学校集団」というのはものすごく特異な集団であり、そこで身につける「社会性」は例外的なものが多い。学級・学校という集団の単位にどれほどの意味があろうか。近所づきあい(地域社会)ならば、
・向こう三軒両隣に住む程度の人数
・年齢は自分の親から子供まで
・生まれた時からいる人もいれば、最近来た人もいる
・命令関係はない
という集団での振る舞いを身につけなければならない。会社勤めなら、
・部署としては巨大だが、一つの仕事としては4、5人と良く付き合う
・年齢は自分の前後20歳くらいが多い
・命令も来るが、こちらの意見を求められることもある
・外部と交流しなければならない
という集団での振る舞いになるだろうか。学級・学校にこだわらず、子ども達の中に自然に出来ている集団(仲良しグループ)に注目して指導をすることはしないのだろうか。

大人数を結びつけるのに有効で、太古の昔から使われているのが「歌」だ。みんなで唱和するということは、「ソーラン節」みたいな労働歌や祭典で行われる。「開校記念行事で校歌を歌う声が小さいので指導した」と話しがあった。「みんなが一つにまとまった」という思いを味わってもらい、集団の構造を成員一人一人が確認し体制を強化するわけだが、ぼくには「建国記念日に君が代を歌う声が小さいので指導した」のミニチュアにしか思えなかった。「それとは問題が違う」という声もあろうが、少なくとも「特に歌いたくもない歌を先生に歌わされる」という点は同じだ。そして、この点を「とにかく歌ってごらん。いいものだってわかるから」と指導することが片方は許されて片方には許されないとすれば、肯定できる集団と否定すべき集団があり、それぞれによって対応を変えて良いというダブルスタンダードを教えているに他ならない。それは「社会性」ではなく「他者排除の実践」を経験させているのだ。

集団の中で個が生きのびていく力を「社会性」と考えるなら、もっと個を観察して支える必要がある。集団の本質は個を守ることにはない。集団自身を存続させるために個を利用することにある。集団存続のために個へ求められることを教え、行動することを「社会性」と考えるなら、現状のままでいいだろう。


研究集会そのニ9月19日 
 投稿者:相馬  02/09/20 Fri 00:45:14

積丹まで運転お疲れ様でした>山田

学校で飲む水というのは、どこも同じ味がするものですね。懐かしかったな。自分はとても学校が好きだった、ということを改めて実感しました。でも・・・と、この話は後に続きます。

「問題ある行動」を話し合うとき、「好ましい行動」も同時に見ていかないと、往々にして自分たちの理想を投影していることに気がつかないものだ。まあ、こんなことは現場の先生方には自明の理であるはずと思うのだけど。

「どのような問題がありますか」という質問は、必ず問題があるはずだという前提に立つ。その結果、問題をピックアップ“しなくてはならない”ことになり、非常に瑣末な事例ばかりが並ぶ。これではくたびれるばかりだろう。

もちろん、「学校はどんな問題も見逃すな」という社会の圧力が背景にあることは確かだ。

瑣末な事例が爆発したのは、「子どもの権利条約」についてだった。「学校に雑誌を持ってきたい」「休み時間を長くして欲しい」「パソコンを毎日使えるようにしてくれ」。子どもたちにアンケートで要望を訊いたら、こんなものばかりだったという。そしてお決まりの、「権利とワガママは違う」、「子どもは自由に意見を言う権利があるというが、まだしっかりした判断基準を持っていないのに、それはどうか」、「個人では通ることも、集団の中では通せないこともある」、「権利とセットになっている義務についても教えなくては」云々。

当たり前のことだが、「権利」と「義務」は関係ない。そして、みんながAだと言ったときに、いやBだと主張する「個人」を守るために「権利」というものはある。集団の前に消え去る「権利」など「権利」とは呼ばない。

「学校に雑誌を持ってきたい」なんて「権利」とは関係ない。たんなる「手続き」の問題だ。禁止されてるんだから、持ってきたいならコッソリやれ。私ならそう言う。その代わり、悪いことをしているんだから、見つかったら覚悟して怒られろ。そう言って終いだ。

子どもにも意見を言う権利がある。それはそうだ。何でも言うたらよろしい。でも、それを全部叶えてやる義理はないんだぜ。じゃあ、叶えて欲しかったらどうすればいい? 「漂流教室」が教えるのはそういうことだ。いわば「段取り」。

裏道を探ることもせず、なんでもかんでも「権利」で白黒つけようとする子ども側。対抗して「権利」を持ち出させないようにする学校側。それじゃ人間単純すぎるだろう。お前の言ってることは正しい。でもそれは聞けん。そういうことだってあるじゃないか。そういう複雑な遣り取りに耐えられない人が多いのだろうか。子どもも大人もね。


研究集会その一9月18日 
 投稿者:山田  02/09/19 Thu 22:47:42

報告遅くなりました。昨日になってしまいましたが、北教組後志支部教育研究集会に行って参りました。今日から、数回シリーズではなしを書いていこうと思います。

午前七時半に札幌を出発して、向かうは積丹町の美国中学校。車中、この後襲いかかるだろう緊張感をほぐすためか、小泉首相訪朝の話題で盛り上がる。積丹到着後、駐車場でも子ネコを見つけて「かわいいなぁ」と和む。たっぷりと精神的余裕を作り出して、さあ会場へ。会場になった中学校は懐かしいものばかりで、相馬氏は「学校の水道だぁ」と行って感激している。

僕たちが共同研究者ということで招待されたのは、「生活指導」の分科会だ。二十名以上の小中学校の先生が参加していた。自己紹介の後、事前にとってあったアンケート結果の報告があった。「特に問題となっている、気になっている『子供たちの様子』」「特に取り組んでいる『学級集団づくり』『学校集団づくり』」「保護者、地域、教師集団づくり」の各項目について、小中学校の先生に自由記述でとったようだ。

先生がたも僕たちも目にとめたのは、「子供たちの様子」について。「集中できない」「考えて判断することが苦手」「自己主張できない」「親の過干渉」「親の過保護」「親の放任」「後始末できない」…もういいや。この他にも何箇条も、子どもの問題行動が列挙されている。ぼくが思うに、これは現実を捉えたと言うよりも先生が望む子ども像のネガだろうと思う。

先生自身が理想とする子ども像を述べることは、「個性尊重」と矛盾するため許されず、できない時代だ。せいぜい、「明るい子ども」といった漠然としたスローガンにすがるしかない。しかし、心の中には何かあり、このような形でネガとして噴出しているのだろう。まずは、自分たちがどのような子どもを目指して教育しているのか、先生自身の自己分析が必要だとぼくは思った。


投げやり9月17日 
 投稿者:相馬  02/09/17 Tue 23:56:24

あれ? 今日俺の番か。もう寝るから書かない。さいなら。


喫茶店9月16日 
 投稿者:山田  02/09/17 Tue 00:15:33

いつも移動中にカーラジオをかけている。今日、話し合いの場所にと決めていた喫茶店が休みだったので次なる場所を求めてうろうろとしていると、丁度うろついている場所から近い喫茶店からの中継がスピーカーから流れてきた。渡りに船と行ってみると、なかなか良い喫茶店だった。

地下鉄環状通駅のすぐそばです。雰囲気がいいな、と思ったので敢えて名前は書きませんが、コーヒー好きな方は探してみるのもまた一興かと。


少子化世代9月15日 
 投稿者:相馬  02/09/16 Mon 01:49:37

敬老の日。

友人宅にてさっきまで飲んでいた。子どもをからかいながら。周りを見渡せば、子どもどころか結婚もしていない人間ばかりの我が世代。2人の子どもを持つ彼らは貴重な存在である。

今年、100歳を迎える人は1万人を超えたという。計算では、我が世代が最も多くのオーバー100歳を排出するそうだ。高齢化に少子化にと活躍しきりの我らである。

DINKS(double income no kids)という言葉が流行ったのは、私が大学に入った頃だった。当時、共稼ぎで子どもは作らず、裕福に暮らす夫婦を指してこう言った。今、この言葉を聞かないのは、それが減ったからでも当たり前になったからでもなく、夫婦2人で働いても暮らしはちっとも楽にならないことがわかったからだろう。

止まるところを知らない少子化傾向に、国は本腰を入れて対策をはかるという。予言する。それは無駄に終わるだろう。国の言うことは、第2次ベビーブーマーにして少子化世代の私たちの心をつかまない。では、どうすればいいか。それはさっぱりわからない。

ただ言えるのは、そもそも「望まれる社会人の条件」というものが、子育てと反対を向いているのじゃないかということだ。一人の生活を好む人が増えているのは、個人主義の浸透などではなく、社会構造がより多くの労働力を求めたために起こったことなのかもしれない。専業主婦(主夫)を置けば、夫婦2人のうち労働力は1人しかあてこめないからだ。

ということを考えるには、ちょっとお酒を飲み過ぎたね。泡盛はうまい。またそのうち続きを書きます。では。


ラッキーセブン9月14日 
 投稿者:山田  02/09/15 Sun 01:32:06

あれ?5000越えたのをこの目でしかと見たのだが。カウンタが狂っているのか?はたまた、自分の目が狂っているのか。

数字と言えば、本日、菊池さんを送った帰りに車の積算走行距離が777777.7キロになった。この瞬間は小さくガッツポーズ、慌ててハンドルを握った。

それにしても、今年の3月頃に666666キロを見逃して悔しかった記憶があるので、半年で一万キロ以上走行したということか。ずいぶんと運転しているわけだ。


ラジオに出た9月13日 
 投稿者:相馬  02/09/13 Fri 22:47:47

FMアップル「教えてNPO」出演。いきなり遅刻。ごめんなさい。復活したてのジェイソンがリハビリがてら追っかけてきたもんで。ホラ、13日の金曜日だし。やっぱ。

番組中、話したかったのに話せなかったこと。

●30歳からの勉強のこと
●学校も親も子どももそれなりに大変だね、ということ
●スイカ泥棒のこと
●遠藤ミチロウのこと
●阿佐田哲也のこと
●プロレスのこと

番組の合間にかけてもらおうとCDも何枚か持っていったのだが、遅刻した上にそんなお願いはあつかましすぎて切り出せなかった。ああ、面影ラッキーホールが、スターリンが、町田町蔵が、キング・クリムゾンが。ううう。


里の秋9月12日 
 投稿者:山田  02/09/13 Fri 00:26:40

あっ、5000ヒット達成だ。

秋晴れのいい天気だったので、訪問先の岩見沢へいつもより早めに出発して、途中の石狩川河畔でお昼を頂いた。軽いピクニックのような感じだ。

車を降りて川縁まで歩いていく道に、たくさんのトンボが羽を休めている。「おいおい、踏んづけちゃうぞ」と声をかけながら歩き、川の見えるところで腰を下ろして、コンビニで買ったサンドイッチを食べた。風が強く吹いていたが、それほど冷たくはない。雲が空の高いところを雲が流れていくのを見ながら、それと同じ方向にパイプの煙をたなびかせた。

夏は無きに等しかったけど、素敵な秋がまだ続きそうですね。


1年が経つ9月11日 
 投稿者:相馬  02/09/11 Wed 23:33:24

「漂流教室」では訪問宅からどんなものも貰わないことにしている。

でも、とうとう先日、受け取ってしまった。子どもが家庭菜園でつくった野菜だっていうんだもの。受け取らないわけにはいかないじゃないか。帰って、早速いただきました。おいしかった。ありがとう。でも、会いたくて行くだけだから、プレゼントはもういいからね。

ところで、テレビにかじりついて朝を迎えたあの日から1年が経つ。イギリス、BBCではあの事件を「テロ」とは呼ばない。「テロ」とは一方の政治体制からの視点であり、不偏不党の放送局が使うには適当ではないという理由からだ。ひるがえって日本のマスコミはどうか。「世界中が悲しみを新たにした」とは本当か。「世界」の範囲を見誤っていたことがあの事件の原因の一つではなかったのか。

1年経ってもまだ何も分かっていない。


直ってよかった9月10日 
 投稿者:山田  02/09/11 Wed 00:45:46

昨日の夜、パソコンがイカれてしまい直すのに一晩かかった。何とか復活した。

で、本日は眠いです。ほっ。おやすみなさい。


そして僕は途方にくれる9月9日 
 投稿者:相馬  02/09/10 Tue 00:03:44

毎度毎度テレビだのラジオだのの話題で恐縮だが、今回もラジオの話。

訪問先へと車を走らせながら、NHKの英語講座を聞いていた。質問があります。あなたの手には指が何本ありますか? 足には何本ありますか? 英語でそんなことを喋っている。

なにぬかしてけつかんねん。手にも足にも指は10本に決まってるだろ。I have ten fingers.そう思っていたら、英語の世界では手には指が8本、足には指がありません、なんて言い出だしやがった。

なんじゃそりゃ、どーゆーことだとボリュームを上げたところでちょうど訪問宅へ到着。ああ、指8本の理由は謎のままなのか。いや、そんなことはさせない。「新基礎英語3」は確か19時に再放送するはずだ。それを待つのだ。

そして19時。予定たがわず「新基礎英語3」が始まった。質問があります。あなたの手には指が何本ありますか? 足には何本ありますか? ハイハイ8本に0本でしょ。それはわかったから、理由を言え理由を。

それはどうしてかといいますと・・・ピ〜〜ザ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ガッデーム!! 肝心なところで電波が。UターンだUターン。慌ててハンドルを切る。

ザ〜〜〜〜・・・ということなんですね。

ジーザス! 終わってんじゃねーか!

悲しみにくれて空を見れば、萩の花の上に糸のような月が光っていた。


休憩9月8日 
 投稿者:山田  02/09/08 Sun 21:45:49

そうか。君も「北の国から」を見ていたか。

本日は何だか久しぶりに漂流教室がらみのことが無かった一日。少しほっとさせて頂きました。さて、また来週からがんばるぞ。

ところで、九月十八日に北教組後志支部教育研究集会に出席させて頂くことになりました。どのようなお話を伺えるのか、大変楽しみです。相馬氏へ…学校の先生の大変さを受け止められる精神的余裕をお互い作っておきましょう。


北の国から9月7日 
 投稿者:相馬  02/09/07 Sat 21:20:18

いまテレビで「北の国から」を観ている。

純や蛍が小さかった頃は私も同じくらい小さくて、アニメは観てもドラマなんて観なかった。彼らが大きくなった頃は私も大きくなっていて、無闇に暑苦しいこのドラマは好みじゃなかった。だから、今まであまり観ていなかった。

でも今回は内田有紀が出てるからね、という理由だけでもないけど、これで最後かと思えばわりと素直に観ていられる。

純とはきっと同い年なんだよなー。

それにしても、この番組が20年間に撮りためた北海道の映像はものすごい量だろう。富良野はもちろん、札幌や旭川もきっとある。それって一大財産じゃないかと思うのだ。風景や風俗を映したものだけでもいいからまとめて、富良野に映像資料館を

あっ。いま純が「31歳です」って言った。やっぱり同い年だ。

で、そうそう映像資料館をつくったらどうかしら。あるのかな、麓郷の森には。きっと見比べたら分かることってたくさんあるはずだ。街並みだけじゃない、自然だって相当変わっているだろう。変わらないわけがない。意外と温暖化の影響なんてのが見えるかも、なんて思ってる間に五郎が羅臼にやってきた。終わり。


神様ヘルプ!9月6日 
 投稿者:山田  02/09/06 Fri 23:58:41

本日は雨。晴れが続いてこれくらいのお湿りが丁度よい。お天気の神様、頼むよ。

しかし、今日は車の神様がサボり気味だったようだ。運転中に三回も対向車線から無理に右折しようとする車に遭遇。そのたびに「おひゃっ!」などと叫びつつハンドルを切っていた。

さらに、駐車場に止めるべくバックしていると、突然ものすごいスピードで後ろに動きだした。すわ後ろの車に激突か?!と顔真っ青になりながら慌ててブレーキを踏み込むと、あっという間に衝撃も無く止まった。そして、右に止まっていたはずの車が前に動いていく。こちらがバックしだした瞬間に右の車が発進して、見かけ上めちゃめちゃ速くバックした感じがしただけだった。まったく、心臓が止まるかと思った。


教養9月5日 
 投稿者:相馬  02/09/05 Thu 21:50:16

なに言ってるんだ。書くに決まってるだろう。

運転しながらNHKを聴いていたら、15時頃ラジオ体操が流れ出した。

懐かしい。運転中だから体操はできないが、筋肉が動きを覚えていて動き出そうとする。脳が動かそうとしていないのに、筋肉が勝手に動こうとする違和感。かなり意識的に抑えないと、身体が脳を負かしてしまいそうだ。いきなり足伸ばしたりとか。気を抜いたらアクセル踏んじゃいそう。

これがラジオ体操だから「へー、そうなんだ」くらいで終わってしまう話だが、実は「身体が記憶する」ということってとても大事だ。例えば絵を描こうと思うなら、ただひたすらに描き続けて、手に記憶させないと上手くはならない。漢字が思い出せないとき、とにかく手を動かしてみたことはないだろうか。それで思い出すのは、身体が記憶しているからだ(シャレじゃないよ)。音読や暗唱をすると、脳じゃなく耳と口が覚えてしまう。

そうそう。計算だって身体で覚えるものだ。

これがアレか。鴻上尚史が言うところの「身体の教養」というヤツか。あれ? 橋本治だったかな? まあ、どっちでもいいや。

「学力低下」なんてことは微塵も心配していない私だが、今の子どもたちが「身体の記憶」「身体の教養」を身につける経験が少ないとしたら、それはちょっとマズイなあと思う。確かに、身体に記憶させるのは手間がかかるけどね。でもね。これ以上書くと、なんだか教育評論家みたいなのでやめます。


初日記 9月4日  
 投稿者:菊地  02/09/04 Wed 17:22:56

初めて書かせていただきます、スタッフの菊地です。
(ってか半無理矢理書かされてます^^;)

本日はフリースクールの挨拶回りに引っ付いて行きました。
大学の夏休みが長すぎるわ、北海道1年目なので友達も少ないわ
で、少しの暇つぶしになりました(笑)
ラーメン屋で「グル飯」っていう炊き込みご飯にお好み焼きのトッピングを
したようなものも食べれたし良かったです。
マヨネーズが良い感じに旨かったです。

ということで、これから宜しくお願いします。
(また書くんかな〜?)


明日晴れるか9月3日 
 投稿者:山田  02/09/03 Tue 23:24:56

【アサリの適当酒蒸し】
1、アサリは貝の汚れを落としてから鍋に入れます。
2、酒を半分くらい入れて煮立たせます。酒の量が半分になるくらいかな。
3、みじん切りのニンニクを入れて香りつけ。
4、香りが出たら、火を止めて細切りにしたネギを入れてちょっと蒸します。
5、本当は作り方違うのかも、と疑念を抱きつつ皿に移して食します。

昨日は北星学園余市高校の先生、今日は日高青少年自然の家の職員の方と遠方から漂流教室を立て続けに訪問してくる。これではお株を奪われている。ということで、明日水曜日は他のフリースクールとか関係諸機関を訪問の予定。通信も持っていきます。


時の流れ9月2日 
 投稿者:相馬  02/09/03 Tue 01:35:57

山田くん、打ち合せをすっぽかしたお詫びのメールは出したかい?

9月に入ったのに暑い。いや、入ってから暑い。あちこちで9月の最高気温の記録更新らしいが、「9月に30度を超えるのは8年ぶり」という声もたくさん聞いた。

「8年ぶり」といえば、四国は高松も8年ぶりの大渇水らしい。はて、8年前はなにがあったか、と考えて思い出した。

8年前、私は、名古屋に本社を持つ、教材販売がメインの出版社に内定が決まっていた。だが、卒業できなくて内定も流れた。その年の名古屋は、4月に空港に飛行機が落ち、夏にはダムが干上がって、災難続きの大変な年だった。あー留年して良かった、と思ったのを覚えている。

そうか。あれから8年か。時の流れは早いなあ。そうかそうか。


さらば9月1日 
 投稿者:山田  02/09/01 Sun 20:20:09

もう、だめ。朝の七時半まで、今日使う資料を作成していたので眠い。お休みなさい…。


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