2004年5月

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フォローのつもりが5月31日 
 投稿者:相馬  04/05/31 Mon 21:57:03

慌てて付け足すと、フリースクールネットの会議自体はとってもスムーズに進んだし、結果に対する不満もないし、昨日一昨日の日誌だって誰か特定の人をくさしてるわけじゃないのです。ただ、やっぱり「門戸を閉ざしている」という言葉には気に入らない部分があって、それを書こうとしてるうちにテンション上がり過ぎました。山田も最初は中和しようとしたはずが同じくテンション上がってしまったらしい。ということで、改めて2人分フォロー。熱くなり過ぎて、いたづらに攻撃的な文章になってしまいました。暗に特定の誰かを責めたりしてるわけじゃないのです。お騒がせしました。

でも、またちょこっと書いてみたりして。使われ方が気に入らない言葉というのは結構あって、最近だと、例えば「当事者」。「当事者」という言葉を使うことで「私」を格上げしようとするのはイヤですね。「当事者の見解です」じゃなくて「私の見解です」と言えばイイのにと思うこと、わりとあります。「当事者」という“ある意味絶対的な立場”を強調して、反論されないようにしてるんだろうな、あれは。

まあ、なんによらず、まず立場を確保してから文句言う人は多いけどね。そういうのはズルイと思うんだなあ。そうやって立場で武装しないと、そんなに「私」で意見言うのは大変なのかしら。ま、無意識なのかもしれないが。「納税者」とかもそうね。「××も私たちの税金から出てるんです」なんて行政批判によくあって、そりゃムダなことはやめて欲しいし、主張すべきはしなくちゃならないけど、税金払ってるってだけでそんなに居丈高になんなくてもいいのにと思うこと、わりとあります。言うべきことを言うのと、立場に寄っかかって言いたい放題言うのは違うのよね。

あ、税金で思い出した。前にも書いたかな。「私たちの血税が」という文句をたまに見るけど、ひっかかるんだよなー。「血税」って「兵役」のことだよ。知らないうちに日本は徴兵制が布かれていたらしい。俺、未納だな。

本日、1件キャンセルになって、訪問1件のみ。銀行に行っていろいろ用事を足す。


もっといってみよう5月30日 
 投稿者:山田  04/05/31 Mon 00:36:54

■いんでないかい?久しぶりに見てみるのも。

■「開かないやつが悪い」というか、「開かないやつはわかってないやつ」というようなある意味見下したような感覚があるようにも思われる。自分たちが話したいと思っているなら、その気持ちを大切にして話していけばいい。やる気を削がれたなら、自分のやる気が回復したところでまた話に行けばいい。もっと相手と話したいという気持ちを大切にすればいいのに、その気持ちを投げ出してしまうなら、それくらいの気持ちだったということ。一、二回話した時にだめだったから捨て鉢になるなんて、子供の相手をしている時に御自慢の「待ちの姿勢」は自分には使えないんだ、ってな話で。ただ、会則を変更するだけの思いを持った人がいたからこそ、今回の会則改正となったのです。その人には感謝します。

■あ、言っておくけど、「それくらいしなきゃ変わらない、頑なな姿勢がだめ」というのは勘弁ね。組織の会則をそうそう簡単に変えるわきゃないよね。作った側にはそれ相応の覚悟があるんだから。それを動かすだけのものを持っていかなきゃ変わるわけないじゃん。対等の立場同士なんだから、普通に交渉事として進めるならそうなる。え?「FSネットは集団でしょ?」だって?いやいや、組織体同士の話し合いということでしかないですよ。むしろ、ネットの方が意見の相違をやりくりして結合している分、今回みたいに会則変更とかできるんですね。

■ぼくらは子供という、通常、社会的には立場が弱い人を相手に毎日を過ごしています。彼らに共感もします。でも、ぼくらの社会的な立場が弱いわけではありません。だからこそ、行政に掛け合ったりするわけです。FSネットにも掛け合ってみればいい。それだけのことです。


期待してます5月29日 
 投稿者:相馬  04/05/30 Sun 00:28:38

夕方からFSNの会議および訪問1件。会議では懸案だった会則案がまとまり一段落。新規加入団体が増えるといいのだが。スクールそれぞれに信条があるのはわかるけど、考え方が違うから加入しないというのも少し寂しい気がするんだよね。あと「門戸が開かれてない」という、どんなところでも聞く、批判の常套句があるんだけど、言う人は多くても外側から開こうと努力をしてる人ってあんまりいないのよね。言っておしまい。開かないやつが悪い、みたいな。そもそも参加する気のない人の言い訳なんじゃないのかと思うことしばしばです。開かれてないなら開かせればいいのに。「門戸が開かれてない」と言ってる側が信条を問題に参加しないこともよくあって、開かれてないのはどっちだよ、と思うこともままあります。もっと直接的に「入ってもメリットがない」の方が改善点がハッキリしてるだけありがたい。さて、会則改正でどうなるか。ほんと、参加団体増えて欲しいのよね。期待してまーす。

部屋の資料を整理していたら、設立準備の時のレジュメがたくさん出てきた。中には「なぜフリースクールに関わろうと思ったのか」なんてのもあって、面白いからこれ通信に連載で載せたらどうだろう。「と・ざ・ん」の渡辺さんのもあるんだよな。どうだい、山田くん。


すまぬ5月28日 
 投稿者:山田  04/05/28 Fri 22:40:53

■わはは。すまんすまん。

■それにしてもネットが使えないとこんなにも不便になっている今の生活に愕然とする。大体、今も果たしてきちんとこの書き込みがなされるのか不安でしょうがない。

■明日、FSネットの役員会。行けることになったので行く。

■最近またスタッフの連絡が入ってきてますよ。なんだかんだで、今年はスタッフを急募する状況にはなってないなぁ。


高校訪問5月27日 
 投稿者:相馬  04/05/28 Fri 01:31:31

おうい! 今日書いたのは仕方ないとしても、中身は昨日のことを書いてくれよ。今日のこと書かれたら、俺が書くことないよう。

しかし、確かに今日は暑かった。夏かよ、もう。家に着いたらぐったり。暑さは体力を奪うね。

訪問2件の後、用あって有朋高校へ。いや、確かにボロいねこの校舎は。俺の通ってた高校も大概ボロかったけど、もう一時代前だなこれは。北大理学部を思い起こさせる。お会いした先生はとても良い方で、差し上げた「漂流教室」の資料を見て「気になる生徒がいたら薦めてみます」とのこと。高校はそういう点、話が早いのかもしれないね。義務教育段階は学校のガードが固いこと固いこと。

学校を出たのが19時過ぎで、それでもライトを点けなくていいくらい空は明るい。日が長くなってます。夏至まであとひと月くらいか。


祝100号5月26日 
 投稿者:山田  04/05/27 Thu 17:10:22

■PCの調子が悪い。PPPoEがきちんと作動しない。やれやれ。今日中に直らなければ、明日もセンターに来て日誌かかなきゃ。

■通信100号できました。皆さんのおかげです。これからもよろしく。

■それにしても今日は暑い。27度って、夏ですよ夏。そんな中訪問先でテニスをしたり。


絵本5月25日 
 投稿者:相馬  04/05/26 Wed 00:52:59

カツオブシムシじゃないのー? 衣服も食い荒らすから御用心。

ここ数日、腰の痛みを感じていたのだが、昨日、少し長い距離を歩いたら治った。単なる運動不足だったみたい。ここのところダンベルもさぼってたからな。さっきテレビを観ながら20分ばかり背筋運動をした。結構スッキリ。でもたまにやるだけじゃなくて、続けないと意味ないからな。

訪問先から借りた河合隼雄の本が面白かった。児童文学について書いた本で、俺も絵本からは多大な影響を受けているので、ワカルワカルと一気に読み進んでしまった。この本には残念ながら紹介されてなかったけど、福音館から出ている佐々木マキの『やっぱりおおかみ』は読んだ方がいいですよ。幼少時あれに出会ってなかったら性格違ってたかも。『あおい目のこねこ』もよかったな。

雨模様の中、訪問2件送迎1件。パソコンを開くと、「子供が学校に行くようになったので一時中断したい」との旨のメールが。それもまたよし。


ぎゃっ5月24日 
 投稿者:山田  04/05/25 Tue 00:36:43

■訪問先で何年かぶりに縫い物をした。小さい巾着を作ったのだが、頭は覚えていなくても手が覚えているというのを実感。

■花大陸にする宣言よりも先にやるべきことがあるでしょ、と突っ込みたい気もするが、こういう企画はキライじゃない。6月はスズラン(平取・浜頓別)とライラック(札幌)をPRするとのこと。きっと苗のプレゼントとかもあるんだろうな。

■鰹節にびっしり小さな虫が発生。ぎゃっと叫んでしまった。


セミ鳴く5月23日 
 投稿者:相馬  04/05/23 Sun 22:41:51

あれー『One Piece』って書いたつもりだったんだけどな。平和主義者の側面が出てしまったか。

今年初めてエゾハルゼミの声を聞く。去年は5月の28日。一昨年が24日。日誌に書いてあった。なぜかセミのことだけはしっかり記録している。セミといえばアメリカは今年17年ゼミ大発生の年にあたるらしく、下手をすると兆を数えるセミガ羽化するのだとか。

日光アレルギーは相変わらずだけど、幸い花粉症に悩まされたことはない。粘膜は強いみたい。この間、「北海道フラワーツーリズム宣言」なんつって、高橋知事が北海道を世界に冠たる花大陸にすると宣言してましたが、花粉症のみなさま御愁傷様です。

通信100号用の一コママンガを描く。この漂流男にもいろんなことがあったなあ。100号の絵はファンタジーかつ荘厳なイメージのつもりでいたのだが、描いてみたらただの怖い絵になってしまった。俺の遺伝子に食い込んだ永井豪DNAのせいだと思う。


花粉症か?5月22日 
 投稿者:山田  04/05/23 Sun 03:21:20

■One Pieceじゃなかったっけ。と、つっこんでみる。

■朝から首相の訪朝ニュースで騒がしい。しかし、訪問先ではその話題は出ず、次回で100日目になる漂流通信に何を載せるかで盛り上がった。これまでの出来事を振り返るのと、レイアウトの大幅変更というアイデアが出た。

■やや風の強い中、訪問先の子とCDを返しに行ったらちょっと目がかゆくなった。花粉症かなぁ。症状は軽くなってるみたいだが。体質が変わったかな。

■その後夕方にも訪問。学校に行きだすとなかなか忙しく、ぼくと会っている間もどうも学校のことで落ち着かないという。学校に慣れるまではゆっくり力の配分を試してみてほしい。ぼくは逃げていかないから。

■自分の前を走る車の遅さに耐えかねて車線を変更すると、今度はそっちが遅くなる。絶対何かの陰謀だ。きー!


あちこち痛い5月21日 
 投稿者:相馬  04/05/21 Fri 23:23:22

ナルトは面白いよね。『One Peace』もそうだけど、色んなキャラがそれぞれに活躍の場を与えられてるのね。能力に応じて。そこに結構ひかれます。

昼から「かめの会」参加。今日は大人もいっぱい子供もいっぱいで、ワイワイガヤガヤと大賑わいでした。「かめの会」に参加するようになって1年半くらい経つんじゃないかと思うけど、以前に比べると子供たちも大きくなって、力も強くなって大変です。ぶつかられたら吹っ飛びそうだもん。身体痛いっす。合気道か何か習おうかな。力で勝てなくなった時のために。その後、訪問1件。数学と英語を教えていたのだが、問題を解いて間違ってたら俺がその子にデコピン、合ってたらその子が俺にデコピンという実に理不尽なルールをふっかけられて、数え切れないくらいデコピンをくらった。向こうはわからないところがあったら俺に質問してもいいことになってて、それは本当におかしいと思うな。おでこ痛いっす。

今日の天気は雨。雨の日は落ちついた感じがして好きなんだけど、新川通は轍がひどくて、たまった水でタイヤが何度も空回りした。ハイドロブレーニング現象。それから、最近流行ってるのかなんなのか知らないが、あの白いヘッドライト(ディスチャージライトって言ったっけ?)つけてるヤツ、すぐ換えろ。眩しいんじゃボケ。雨の日の夜なんか最悪なんじゃ。ぶつけるぞ、このヤロウ。

「かめの会」の会報にちょっといい文章が載っていたので、最後に紹介。「ホームスクールは避難場所としても使える」。「ホームスクールれんこん」というサイトの古山明男さんという方の文章です。下記urlからどうぞ。「エッセー」の欄です。

http://www.ne.jp/asahi/homeschool/renkon/


時には楽しんで5月20日 
 投稿者:山田  04/05/21 Fri 02:12:13

■はははは。大作というのは下のような書き込みを言うのだなぁ…、はぁ。

■訪問三件の後、無い金はたいてマンガ喫茶に行き、ナルトを読む。あぁ、いいねぇ。少しばかり涙腺が緩くなっているようだ。今度はワンピースな。

■さる訪問先で、学校の先生がどういう事に気を付けて学校を休みがちなその子に指導すればいいのかと親御さんづたいに聞いてきている。なんも、すかっとこっちに電話してくれればいいのに。他の訪問先では電話してきてくれたところもあるのだが。

■本州の方じゃ台風が来るとかで、野球が二日連続で中止ではないか。楽しみにしているのに…。ま、明日からは応援している阪神は甲子園だから、影響なく開催されることだろう。ところでみなさん、日ハム応援してますか?一回試合見に行きましたが、いいですよ〜。


虚実混交5月19日 
 投稿者:相馬  04/05/20 Thu 01:31:43

実は俺も山田も存在しなくて、「漂流教室」なんてものも実際にはなくて、全てネット上での虚構だったら面白いのにねえ。しかし残念なことに実在するのだった。

「現実に触れろ」とはよく言われることだけど、巷の話を聞けば、父親は会社にばかりいて現実を知らず、母親は家庭にばかりいて現実を知らず、教師は学校にばかりいて現実を知らず、学者は研究ばかりで現実を知らず、政治家は庶民の現実を知らず、官僚は民間の現実を知らず、大会社は中小企業の現実を知らず、中小企業は零細企業の現実を知らず、平和日本は世界の現実を知らないと、一体どこに現実を知っている人がいるのかさっぱりわからないのだった。「現実に触れなきゃ危険」って本当なの!?

♪ボクの生き様ゲームorダイ 分析家オヤジにすりゃ不可解
 理解出来ないのに言っときたい 他愛ないありきたりのくだり 
 ゲームはすでに遊びではない もうひとつの現実が存在
 虚構と現実区別つかない このままじゃ子供たちが危ない!!

スチャダラパーがこう歌ったのが1991年。もう13年も経つのに、何も変わってない。こんなくだらない言い草、もういい加減やめようよ。そんなことしてる間に、「お金が第一だ」という現実をさっさと認識した女の子たちが身体を売ってるっていうのに。「現実は大人になったらイヤでも直面する。だから、子供のうちくらい夢を見ててもいいじゃないか」ってのが、大人のとる態度なんじゃなかったの? それが出来ないんなら、せめてもう少しまともな現実を用意しようよBrother。スチャダラじゃなくても、こう叫ぶぜ。

♪うるちゃーい! もうほっといてちょーだい!

と、いつにも増して熱く語るワタクシですが、いやいや失礼、俺今日はちょっと燃えてるもんでさ。山田怜司の『NG』読んだんでね。ホラ、俺、虚構と現実区別ついてないから。好きな音楽聴いたり好きな本読んだりしたら、現実に影響受けちゃのよ。現実から虚構は生まれ、虚構は現実と向き合う力をくれる。地続きだから、そこは。分析家オヤジにすりゃ不可解かもしれないけどね。

ということで一つ提案。ネットで仮想現実にばかり触れているのが不安だというなら、ネットの後は必ず福本伸行『最強伝説黒沢』を読むことを義務づけよう。これどう? と山田しかわからない話をしておしまい。

今日は通信作成後、訪問2件。夜に知り合いからメールが来る。バイト先の近くで見かけたとのこと。そのバイト先が学童保育で、面白そうだから今度会うことにした。


ぬはっ5月18日 
 投稿者:山田  04/05/19 Wed 11:30:48

■午前中に相馬氏からのメールで自分の番だったことを知りました。ぬはっ。

■「遅れた分大作を」と言われたので、がんばってみようかな。

■月曜の道新に教育面に、インターネットに夢中の子供が心配というような相談が載っていた。例によって「仮想現実」の中で何かを知った気になるのは怖いから現実に触れるようにせよ、一日二時間と決めろというようなアドバイスがなされていたと思う。

■こういう記事を読むたびにいろいろとツッコミたくなるのだが、この記事を見て「仮想現実って何だろう」と考えていた。「インターネットをする」などというが、実際の所やっていることは画面上の文章・画像・映像を見るか、音を聞くだけだ。自分の好みの雑誌を読みながら音楽を聴いているのと何が違うのか。チャットは長電話の文字バージョンだ。

■オンラインゲームはゲームを友達とやっているだけだ。PCで絵を描いたり音楽を作ったりするのは、描きたいものがあっても色をうまく作れなかったり楽器を演奏することができなくてもメロディが頭に流れている人にとっては、福音だ。「仮想」でしかなかった頭の中の絵や音がPCを使うことで「現実」になるのだから。

■「仮想現実」なんて言葉でPCの世界を捉えている頭の中が「仮想」なんだ。まちがいない。「幽霊の正体見たり枯れ尾花」です。


コスプレ5月17日 
 投稿者:相馬  04/05/18 Tue 00:29:26

「不満」というのは、訪問先の子供が「漂流教室」に感じる不満ということね。不服申立所みたいなものが必要じゃないかしら、と思うわけです。クレーム部門ね。もちろん、不満なんて出ないようにしなきゃならないし、あったとしても直接言ってもらえる関係を築くべきなんだけど、システムとして用意しておく必要があるんじゃないかと。でも、そういうのって第三者の方がいいんだろうなー。「漂流教室」への不満を「漂流教室」には言い難いよね。

金曜日の「りんくる」はラーメン屋のオヤジスタイルだったが、今日は酒屋の御用聞きスタイルで訪問。友人から前掛けを借りたのだ。自分で言うのもなんだが似合う。いや、あれは誰でも似合うのかもしれない。

月曜日は訪問1件のお気楽な日なので、帰ってからドラクエ。ミルドラース倒しちゃったよ。あーあ、次はエスタークだな。


流血の惨事?5月16日 
 投稿者:山田  04/05/17 Mon 01:34:17

■「子供の不満を吸い上げる体制」かぁ。吸い上げてから何かするのか。それとも吸い上げて終わりか。ぼくとしては不満から来るストレスを軽減するだけでいいのではないかと思っているのだけど。不満を昇華して「では自分は不満の元に対して如何に行動するか」となるのを待つのがいいんじゃないべか。もちろん、その行動に手助けするのはやぶさかでないが。

■スタッフが一人教員の臨時採用で離れることに。がんばってきて。

■土曜日の訪問では公園にて運動を。バトミントンとかキャッチボールとか。顔面キャッチして流血しましたよ。そのせいか、寝たときにものすごくスプラッターな夢を見ました。


再び子供の権利5月15日 
 投稿者:相馬  04/05/16 Sun 00:07:45

昨日は石狩でバドミントンに鬼ごっこと体を動かしたが、今日は「札幌市子どもの権利条例シンポジウム」で頭を使う。場所は札幌市コンベンションセンター。初めて入ったけど立派な建物だね、どうも。

先週も子供の権利に関する集会に出たわけだが、そのとき感じたモヤモヤしたものは今回は少なくて、腑に落ちる話が多かった。基調講演を務めた山梨学院大の荒牧さんは「子どもの権利条約、条例は誰かを責めるものではない」と繰り返し発言していた。「子どもの権利は大人の度量が試される」とも言っていて、上田市長の「権利はぶつかりあっていい。その中で調整すればいいのだから」という発言だとか、みなさん「権利」をよく理解している。「ワガママを助長させる」なんて言葉は間違っても出てこない。

ということで、なかなかいい集会でした。条例制定の意義もわかったしな。ちょっと参加しようかという気にさせられました。敢えて不満な点を探すなら、見渡したところ参加者は弁護士や市民運動をやっている人が多くて、親や教師は少なかったように見えました。これらの人は権利への理解は優れていますが、子供との関わりでいうと「痛みを伴わない人」です。親や教師は子供と直接触れあっているだけに、子どもの権利を認めることで、自分に跳ね返ってくるものも決して少なくありません。子どもの権利は自分の問題でもあるわけです。「漂流教室」も、子供の不満を吸い上げる体制が完璧に整ってるとは言い難い。何らかの改善が必要になってくるでしょう。しかし、「痛みを伴わない人」はどこまでも第三者ですから、平気で責めるだけの立ち場になれます。前に書いた「バッシングの連鎖」は、こうした「理解ある人々」が繋いでる側面もあると思うのです。

と、やや杞憂気味な不安を。あ、そうだ。「子どもの権利条例」とは関係ないことでひとつあった。先週の集会でも話題に上ってましたが、2年前の札幌南高での君が代騒動。あれを札幌弁護士会の人が話すことが気に入らない。「子供の意見表明権が認められていない」なんて言ってますが、いま現在、件の騒動を巡って意見してるのは弁護士会だけです。当事者は何も言ってない。今日も得々として語ってましたが、「卒業式は生徒のもの」が聞いて呆れる、もはやあれは「弁護士会のもの」です。高校生の訴えは利用されてるだけ。そう見えます。俺はこの件に関しては札幌弁護士会をあまり信用していません。「子どもの権利条例」制定に札幌弁護士会があれほど熱心なのは、2年前、勧告が無視された恨みなんじゃないかと、そんな勘繰りをしてしまうほど。

シンポの後、訪問1件送迎1件。訪問は亀畑さんの代打なので「負けるわけにはいかない!」と気負って緊張しました。まあ、なんとかなっただろう。亀畑さん、俺は頑張ったよ。


暑い暑い5月14日 
 投稿者:山田  04/05/15 Sat 02:32:01

■送迎が無くなり、訪問一件。ちょっと楽な一日。

■イカルス出版からの手紙は来ていたことを相馬氏にも報告しているはずだが。四月頭に来ていたよ。昨年も来ていて、それにも返信しているし。

■なにはともあれ、暑い一日。明日も暑くなり、7月並の気温になるらしい。

■ライナスの毛布に行きたしと思えど、木曜日の移動を考えるとちょと難しい。これまでは結構行ってたから、なおさら行きたいのだが。今後は水曜日の夜が空いたので、氏家医院の勉強会には出席できるな。

■そういや、メディアリテラシーの勉強会についてはどうなってるのかな?


桜、雨5月13日 
 投稿者:相馬  04/05/14 Fri 02:23:36

最近、イラストレーターの調子が悪くてファイルがしょっちゅう開かなくなる。そのせいで、頼まれていたフリースクール等ネット主催の教育相談のチラシ作成が遅れ、亀貝さんから催促の電話がびしびし来る。作り直しをやっと仕上げ、さっきメールで送った。まあね、ソフトの調子も悪いけど、先延ばしにしてた俺が悪いのよ一番。ごめんなさい亀貝さん。

権利の話については、まあ、うまい言葉がないというよりは余り説明する気がないんだよね。投げかけて終わり。俺の中ではそれなりに整理ついてる・・・いや、そうでもないかな。そんなこんなで、権利についてアレコレ考えてるうちに「札幌市子どもの権利条例」の集会は明後日なのでした。

訪問2件、送迎1件。合間に久しぶりに「ライナスの毛布」へ寄る。パズルに没頭。ライナスのスタッフが、イカロス出版から出ているムック本掲載の依頼が来たと書類を書いていたが、うちにも来てるかい山田くん。2年前にも載った本なので来てると思うんだけど。対応よろしく。

雨で濡れた桜の花びらが車に貼りついて、ちょっと可愛らしくなっていた。でも、雨もずっと降り続いてるからもう流れちゃったろうな。


こんなことしてます5月12日 
 投稿者:山田  04/05/13 Thu 02:46:59

■通信を作りながら、前日からの「許す」について話すが、「う〜ん、どうもうまい言葉が見つからない」ということでなんとなくわかったようなわからないような感じに。そんなことをしていたものだから、ファイルを市民活動促進センターに忘れて来ちゃったよ。

■訪問一件。電話連絡二件。

■メディアリテラシーについて勉強したいという親御さんと話して中身を検討しなくちゃ。

■専門学校の授業で話をすることになりそう。

■21世紀教育研究所というところのHPに載せるためにファイル作成。


不思議な力5月11日 
 投稿者:相馬  04/05/12 Wed 02:26:26

あーそーだねー。権利は「○○したから△△していい」なんてもんじゃないよね。でも、書き間違いじゃないんです。確かにね「許す」を「許可」ととればおかしいよね。まあ、ちょっと伝わりづらいかとは思った、確かに。でも、書き間違いじゃないのよ。そうだな、「許可」は「許す」じゃなくて「許される」じゃない? いやーまーでも「許される」という側面もないじゃないよな。誰に何が、というところが問題だけど。

今日は訪問3件のはずが1件お休みで、訪問2件の送迎2件。ボランティアスタッフの亀畑さんは訪問先でたまに恋愛相談を受けるらしくて、そういう日の帰り道はなぜか恋愛談義になってしまう。恋愛にはまことに不思議な力があるようです。

夕刊に、道教委が卒業式での日の丸掲揚の方法や音楽の授業での君が代の扱いを調査していた、という記事が載っていた。そんなものより、SSNの実績調査してくんないかしらと思います。

日の丸・君が代については先日の集会でもちょっと話が出ていましたが、国旗国歌が日の丸・君が代じゃなかったとしたら、果たして今と同じだけの熱意で運動するか、ということも考えて欲しいですね。どっちの立場の人も。日の丸と君が代に代わって“民主的な方法で”国旗国歌が制定されたとしたら、なんとしても掲揚斉唱させたがる人っていそうだな、と数年前の札幌南高での君が代を巡る騒動時に「卒業式が長くなるから君が代斉唱はイヤだって言ったら?」と掲示板に書いて、「真面目にやれ」と一蹴された札南OBは思うわけですよ。それって自分の感覚より式や国歌を上位に置いてるってことだよね、自主独立はどこへ行ったのかと若干の恨みを込め。君が代斉唱強制に反対する先生が熱心に校歌指導をしている場面も見ますが、旗や歌にも不思議な力があるようです。

曇って肌寒いような、どこかムッとする蒸し暑さのあるような変な天候でした。明日はどうなのかな。


ん?5月10日 
 投稿者:山田  04/05/11 Tue 03:01:35

■訪問二件のところ、一件お休み。送迎一件。

■帰宅後、夕食を食べてからねちまった。

■「権利は義務を果たしてから」なんてことを子供に一生懸命教えようとしている御仁が世の中にはいるわけですが、権利は「○○したから△△していい」というものではない。それは「許可」といいます。と考えてみると、昨日の相馬氏の最後、「『権利』って『許す』ことなんじゃないのか」っていうのは、どうも納得いかないのだけど。書き間違いじゃないよな。


違和感とは5月9日 
 投稿者:相馬  04/05/10 Mon 01:17:53

別にね、誰が誰を好きになってもいいと思うんですよ。人には人を好きになる権利があると思うんです。国籍や出自で差別されちゃおかしい。ちゃんと気持ちを伝える権利だってあると思うんです。

でも、「好きだ」と言われたからって別に結婚しなきゃいけないわけではないんですよね。そんな義務はない。ごめんなさい、好みじゃないの、ということはあるでしょう。「告白されちゃった。結婚しなくちゃ」なんて、小さい子どもだったら可愛らしいで済むことですけど、いい大人がそれじゃウブ奥手を通り越して世間知らず、これで大丈夫かと心配されます。

というようなことが「子どもの権利条約」に関係してよくあるんですよね。昨日の集会でもある先生が言ってました。「子供には意見を述べる権利があると言うが、それだとワガママを助長させるだけではないか」。以前、北教組の研究会に呼ばれた時も同じような話が出てました。どうして「意見を述べる権利がある」が「述べられた意見は叶えなければならない」になっちゃうのかな。ウブ奥手を通り越して…。まあいいや。

一昨日の日誌の引用部分にもありますが、そんな義務ないんですよホント。「告白された=結婚しなくちゃ」じゃないのと一緒で。断ったっていいんですから。まあ、恋愛は一応対等な間柄で行われることだから、おつき合いを断るにも「嫌いだから嫌い」で通して何とかなりますが、大人と子供ではそこまで対等じゃない分、意見を汲めない理由は出来るだけきちんと説明した方がいいとは思いますけど。

違う学校の先生は、教師の苦しい現状を切々と訴えててまして、「管理職がぎゅうぎゅうに締め付けてくる」と。それは嘘じゃないと思いますが、その管理職も、例えば校長先生なんかたまに自殺しちゃったりするわけです。それは教育委員会が圧力をかけるからだ、と。しかし、教育委員会も文部科学省からのお達しがあって仕方がない。じゃあ悪いのは文部科学省か。でも、文部科学省だって国民に散々叩かれたりしてるんですね。国民。この場合はまあ親ですね。で、その親は他の親に叩かれる。教師にも政府にも叩かれる。バッシングの連鎖というものは歴として存在します。

バッシングは基本的に「責任を問う」という形でなされます。「漂流教室」の活動は、カッコよく言えば、バッシングの渦にひょいと飛び込んで、小さいながらも流れを遮る楯になろうとしてるわけです。叩かない。責任を問わない。代わりに認める。「漂流教室」は子供が相手ですが、最近教師の援助組織も出来たといいますから、あちこちでそういう小さな楯が生まれているんだと思います。

この渦の中で、「子どもの権利条約」は大きな楯になれる可能性があります。しかし、同時にバッシングの連鎖を断ち切る作業も進めないと、他の人を叩く強い武器になってしまう恐れもあります。「子どもの権利条約」が押し戻した流れが他の人を襲い、責めることになるのではないか。俺はそれを懸念してます。連鎖が残っているなら、流れの方向が変っただけで状況は変わりません。

最初に出てきた先生の発言も、そういう不安を感じてのことだったのかもしれません。大丈夫、そんなことにはならないと言いたいところですが、「国際的に見て日本の子供はとっても締め付けられてると思いました」とか言ってる高校生なんかを見るとどうもな。おいおい、国際的ってどこと比べてだよ。ちょっと東南アジアにでも行っといで。俺も行ったことはないけどさ。もしくは、日の丸・君が代問題について運動してる人とか。権利条約をパワーゲームに使うのはやめませんか。なんか、「子どもの権利条約」が他人の責任を問いつめる道具に使われそうな気配ぷんぷんです。誰かを責めることは、結局は自分に返ってくることなのに。「権利」って「許す」ことなんじゃないのかね。

というようなことを感じた集会でした。時間があれば言いたかった。来週は、「札幌市子どもの権利条例」の集会があるらしい。どれ今度こそ、と今はやる気。


花見5月8日 
 投稿者:山田  04/05/09 Sun 01:42:20

■月一回の勉強会の後、訪問三件。スタッフよ、勉強会にはきちんと出席してくれ。

■新規で決まったかと思った訪問先が取りやめになり、ちょとさみしい。

■ぼくは勉強会は午前中でひけた。相馬氏はその後昨日の日誌にもある「子供の権利条約」の討論会に行って来たという。そこでかなり違和感を感じたらしい。それについては明日書くとのこと。

■新たな事業の進め方について、色々考えなくては。

■勉強会途中の昼食時間、みんなで桜の下で食べた。まったりキレイだったなぁ。なんで、相馬氏は来なかったのやら。もったいない。


権利ねえ5月7日 
 投稿者:相馬  04/05/08 Sat 01:34:37

「春一番」ってもう少し前に吹く風じゃないかなあ、と思って調べてみたが「春先に吹く強い南風」としか記されてなかった。「馬糞風」が「春一番」のことと書かれているものがあって、そうすると雪が溶けて乾燥してきた頃だから、まあこの辺りでいいのかな。

バタバタしてた木曜日とはうってかわって余裕のあるのが金曜日。運動不足の解消に石狩の「りんくる」へバドミントンしに行こうかと目論んでいたが、寝坊で断念。あんまり余裕があり過ぎて訪問先に1時間早く着いてしまった。これは単に時計を見間違えたせい。気持ちは焦っていたらしい。

「子どもの権利条約」(この場合はそういう固有名詞なので「子ども」表記)について久し振りに考える。「子どもの権利条約」は「大人の義務条約」なのか、とかそういうことについて。俺はあまり「子供のために」という言葉を信用してない。その名目でいくらでも子供を縛ることができるから。「子どもの権利条約」も同じことができるんじゃないかしら、と思考実験している。俺があんまり「権利」というものに力を与えない方がいいと思っているのは、そういう危険があるからだ。「権利」って平気で弱肉強食に使えるんだよね。

前に日誌で「子どもの権利条約」について触れたことがあったな、と探してみたらあった。2002年9月19日。以下、一部引用。


子どもにも意見を言う権利がある。それはそうだ。何でも言うたらよろしい。でも、それを全部叶えてやる義理はないんだぜ。じゃあ、叶えて欲しかったらどうすればいい? 「漂流教室」が教えるのはそういうことだ。いわば「段取り」。

裏道を探ることもせず、なんでもかんでも「権利」で白黒つけようとする子ども側。対抗して「権利」を持ち出させないようにする学校側。それじゃ人間単純すぎるだろう。お前の言ってることは正しい。でもそれは聞けん。そういうことだってあるじゃないか。そういう複雑な遣り取りに耐えられない人が多いのだろうか。子どもも大人もね。


あんまり変わってないな、俺。


春一番なのか5月6日 
 投稿者:山田  04/05/07 Fri 01:19:37

■強風で車重1.7トンの我が車も揺らぐほど。訪問二件、問い合わせの電話二件、送迎一件。

■香川より客人あり。漂流教室のごとき訪問型フリースクールをやってみたいとのことで、我々のこれまでの経緯や運営における注意点などを三時間ほど話す。改めて話すと、こちらとしても自分の位置を確認できてよろしい。

■お絵かき掲示板にレース作品があり、自分も試してみたくなった。

■札幌の相談指導学級、試験通級後も週二回の登校しか認められないような話を聞いたのですが、なぜでしょうかねぇ。じゃまた。


連休最後5月5日 
 投稿者:相馬  04/05/05 Wed 21:35:14

昼に通信づくり。GW最終日で、市民活動促進センターも閑散としていた。反対に円山界隈は大混雑だったもよう。通信作成後、ワタクシは先日新聞に載っていた「六花文庫」に行ってきました。真駒内の旧六花亭店鋪を改造してつくった、料理関係の本ばかり置いてある小さな図書館。コーヒー300円で飲み放題。『カムイ伝』の作者、白土三平の書いた本もあった。料理はいいから早く『カムイ伝』完結させろよう。

この間、説明に伺った先から正式に依頼の電話が来て、いきなり明日から訪問開始。連休明けから忙しくなりそうです。

この間日誌に書いた鳥ハムは過熱時間を失敗して、少々茹で鶏っぽくなってしまった。それでも充分おいしかったし、つくる過程もなかなか面白かったので、もう一度挑戦しよう。その前に、塩豚をつくろうと計画してます。なんのことはない、豚肉に塩を擦り込んで冷蔵庫で熟成させるだけ。楽しみだ。ららら〜。


ちょっとまったりと5月4日 
 投稿者:山田  04/05/05 Wed 01:06:23

■ここ数日いとこが訪ねてきていて、レポート作成を手伝ったり、飯を作ったり。何かと忙しい会社員なので、GWも休み無しで出社している。休めるといいねぇ。

■冷蔵庫の霜を取った。大きなやつを木槌でコンコンコン…と叩き、ラジオペンチをたがね代わりにして砕く。ごそっと取れた時は耳垢が大量に取れたときのような快感なので、相馬氏にもお勧めしておく。

■明日は天気が回復するらしい。GW最終日。

■さっき携帯を見たら、訪問先から一件電話が入っていた。う〜ん。明日かけます。では。


不思議だったり嬉しかったり5月3日 
 投稿者:相馬  04/05/04 Tue 00:43:36

味噌を仕込んでから一ヶ月超。一度開けてかき混ぜねばと、やろうやろうと思ってやらないできたが、今日やってしまうことにする。思ったよりちゃんと味噌になっていた。カビも出ていない。まだ少々塩気がきついが、寝かしとくうちに馴染むだろう。焼酎に浸したクッキングペーパーでフタをして重石をして再度床下へ。しかし、大豆に塩と麹を混ぜるだけで味噌になるんだからホント不思議だよ。発酵は偉大だ。

夜は一昨日仕込んだ鳥ハムの塩抜き。その後ボイルして、いま冷ましているところです。鶏肉に塩と故障を擦り込んで冷蔵庫に寝かしとくだけでハムになるなんてホント不思議だ。熟成は偉大だ。

去年の10月くらいまで訪問していた子から電話が来て、半年ぶりくらいに会う。将来のことについていろいろ考えているようで、どうしようか迷ってるというような話をしていた。以前に比べてずいぶん考え方がしっかりしてきたように思える。悩んで誰かに話を聞いてもらいたい時、こうして思い出してもらえるというのは嬉しいことだ。成長を感じられるのもまた嬉しい。

とても風の強い日。強風で山がゴウゴウと鳴っている。20時ころ外に出たら、空気の色がとても澄んでいるように見えた。風でもやもやが飛んでいったのかもしれない。透明な水の中を歩いているような不思議な感覚がした。


忘れていたよん5月2日 
 投稿者:山田  04/05/03 Mon 11:03:03

■日誌のことはすっかり忘れてさくっと寝てました。10時就寝。

■予定されていた訪問が二件ともお休みになり、久しぶりの休日。といっても、家で過ごしていただけなのですが。

■「みんな」について。これを書いた人の考えはどこまでも藪の中、主張すればするほど、相馬氏が「勝手にみんなと一緒にするなよ」と思っていることだけが浮かびあがってくる仕掛けになってるんじゃないのかな。だから、空回りしてるなぁと思うわけで。


五月晴れ5月1日 
 投稿者:相馬  04/05/01 Sat 10:31:11

午前中に日誌を書くと、とてもサボってるような感じがするのはなぜだろう。

「わたしと小鳥とすずと」の詩にはある種の諦念があるのに、そこを無視されてる、ってそもそも俺が山田に言ったんじゃん。うわ、やられた。と、こんな楽屋裏の話をしてもしょうがない。きっと、必要以上に攻撃的な文章だったから、バランサーの役割を買って出てくれたんだろう。サンキュー。

で(と山田の努力を無にするように話を続ける)、ある種の諦念が含まれていると知った上で、でも、「みんないい」の「いい」は「それはそれで仕方ない」という意味じゃないと思うな。それなら、わざわざ「小鳥」や「すず」といった他者を引き合いに出す必要はないし、その他者が「できないこと」を併記する必要もない。これが自分だけに発せられたなら「仕方ない」になるけど。「わたしは鳥のように空は飛べないし、すずのようにきれいな音も出ないが、それはそれで仕方ない」だけで済ませて欲しいところです。小鳥が走れなかったりすずが歌えないことまで一緒に「いい」とは言って欲しくない。それは向うの勝手。あと、

  すずと、小鳥と、それからわたし、
  みんなちがって、みんないい。 

なんだから、程度を表すよりは三者のどれもが違う、つまり集団の「みんな」だと捉える方が自然じゃないかと思う。
 
あ、あとひとつ。「みんなちがってみんないい」は言葉じゃないでしょ。思想でしょ。「言葉を責めてる」という批判は変じゃない?


昨日は久しぶりの説明訪問で楽しかったな。新規の訪問先も決まったし。しかし、ここ数日の厳しい日光のせいか、昨日の午後から少し頭が重い。運転時間も長かったしな。今日は休みなので休養しようと思います。 今日も空は青いな。5月になったから五月晴れ。


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